基礎医学系長の挨拶
野口 雅之
基礎医学系は筑波大学当初の教育と研究組織の分離というポリシーに従って約30年まえから医学の基礎分野の研究者グループにおける研究組織と教員の所属する組織として筑波大学医学部門の根幹を担ってきました。現在、約60名の教員とG30プログラムで採用した教員は、医学教育に必須な科目を中心に科組織化(科目グループ制)されて、各グループで、あるいはグループ間共同で、さらには各臨床グループと共同で活発な研究を行い、多くの情報発信を行っています。
しかし本年度中には大学の教育・研究制度の改革に伴って、基礎医学系は基礎医学系としての歴史を閉じます。今後の医学の基礎教育研究は、医学の基幹となる研究教育、あるいは極めて応用的な研究教育など、それぞれに柔軟に対応して組織化して行く事になります。
もともと基礎医学系は共同利用施設等を実質的に運用してきました。さらに若手研究者、大学院学生を『武者修行』として積極的に海外に送り出してきました。一方で基礎医学系は教員評価についても他の組織に先駆けてこれを取り入れ、実施してきました。今後の新たな教育研究体制のもとでも基礎医学系が培ってきた教員相互の尊重とお互いへの愛情を持って、共に支え合う精神はさらに発揮されるものと信じています。
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