脳の情報処理のメカニズム

行動のゴールである報酬を獲得しようという「動機:モチベーション」に基づいて、計画をたてて、学習によって、より効率的な行動をとるようになる時の脳内情報処理メカニズムを調べています。そのために、報酬の期待や予測、報酬の価値や確率、及び行動決定に関わる脳の情報処理を中心に、霊長類を用いた動物モデルによる生理学実験と数理モデル解析を融合した研究を進めています。

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情動と社会的行動の脳内メカニズム

動物は、喜・怒・恐・悲のような本能的な情動をもちます。人はさらに、複雑な対人・対社会関係の中で、共感、思いやり、嫉妬といった社会的な情動を獲得してきました。これらの情動には様々な個人差があります。最近、その要因として、生育環境のみならず、遺伝子の小さな違いが関係していることがわかってきました。そこで、このような情動の神経基盤と相手の意図や行為を推測する脳内機構の解明を目指し、分子機構から行動までを繋げて理解するための動物モデルを開発しています。

 
   

脳の神経回路形成のメカニズム

”脳のはたらき”の基盤となる神経回路が、発生過程でどのように構築されるのかを、調べています。そのために、身体感覚と運動の機能を支える脊髄の神経回路を実験モデルとし、遺伝子改変マウス等を用いた、電気生理学的、あるいは、形態学的な解析を行っています。