人間総合科学研究科 感性認知脳科学専攻教授 設楽グループ 本文へジャンプ


大学院について


脳の情報処理の仕組みを探ると言う壮大なテーマの元に、霊長類動物を用いた生理学実験を行っています。霊長類を用いた実験は他の動物の場合とはちょっと異なる面があります。動物が大型であり、また様々な行動を取るため、動物の扱いはより複雑になり、慎重さが求められます。通常、他の動物では実行が困難な難しい課題を行うため、動物のトレーニングを行うだけでも半年以上かかるのが普通です。このため研究には大変時間がかかります。したがって、将来、研究者になることを目指して大学院博士(後期)課程まで行うことが望ましいコースと考えられます。脳の情報処理の計算論的な研究を中心に行う場合は、がんばれば前期課程のみでも修了できるでしょう。研究を行うのに必要な知識としては、神経科学の知識、統計学やコンピューターによる数理解析の知識が必要ですが、これらは大学院に入ってから学べば良いことです。要は、やる気があるかどうか、脳が機能する仕組みについて解明したいという強い意欲があるかどうかです。脳の仕組みを探っていこうとする「学友」をお待ちしています。








   
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