シラバス Syllabus 疾患制御医学専攻
科目名・科目番号
Subjects・Course Number
臨床病態解明学特論I / 02EX260 臨床病態解明学演習I / 02EX262 臨床病態解明学実験実習I / 02EX264 
 臨床病態解明学特論II/ 02EX261  臨床病態解明学演習II/ 02EX263  臨床病態解明学I実験実習II/ 02EX265
研究分野
Laboratories
災害・地域精神医学 災害・地域精神医学 災害・地域精神医学
使用言語
Language used (Japanese,  English,  Bilingual)
バイリンガル バイリンガル バイリンガル
他研究室学生の受け入れの可否(〇×)
Availability for students from other lab.
他研究室学生の問い合わせ先
Contact Information for Students from Other  Lab.
太刀川弘和, tachikawa at画像 太刀川弘和, tachikawa at画像 太刀川弘和, tachikawa at画像
授業形態
Course Type
講義、討論 演習 実験・実習
標準履修年次
Year
 1・2年次  1・2年次  1・2年次
実施学期・曜時限等
Semester,Day and Period
特論Ⅰ春学期 / 特論Ⅱ秋学期 演習Ⅰ春学期 / 演習Ⅱ秋学期 実験実習Ⅰ春学期 / 実験実習Ⅱ秋学期
開講場所
Room Number
セミナー室、他 セミナー室、他 セミナー室、他
単位数
Credit
Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位 Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位 Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位
担当教員名・オフィスアワー等 (事前にメールで連絡すること) (事前にメールで連絡すること) (事前にメールで連絡すること)
Faculty Members and E-mail   太刀川弘和, tachikawa at画像 太刀川弘和, tachikawa at画像 太刀川弘和, tachikawa at画像
高橋晶,  takahashi.sho.fn at画像  高橋晶,  takahashi.sho.fn at画像  高橋晶,  takahashi.sho.fn at画像 
田口高也, taguchitakaya at画像 田口高也, taguchitakaya at画像 田口高也, taguchitakaya at画像
授業概要
Course overview
大規模災害時における被災者および救援者の心の健康保持、自殺予防、地域精神医療に関する活動実践や研究を題材とした講義・討論を通じて、災害精神医学、地域精神医学の研究者として自立して研究を立案、実施、評価できる能力を育成する。 英文原著論文を抄読して、代表的な災害精神医学、自殺予防に関する一流の研究の内容と水準を理解する。
これにより世界の研究の動向を理解ように努める。精神医学、心理学、精神保健学について、 基礎・臨床研究を企画・実施・評価できる能力を育成する。
災害・地域精神医学研究に必要な統計手法等の原理と方法について学ぶ。社会心理科学の研究者として、独創的かつ実践的な研究を行う技能を向上させ、結果を評価できる能力を育成 する。 
授業の到達目標(学修成果)
Course Objectives (Learning Outcomes)
←SBO(Specific Behavior Objectives
1. 研究の目的、方法、結果とその意義について理解し、プレゼンテーションを行うことができる。
2. 当該領域の世界の研究について把握し、自らの研究の位置と独創性について説明できる。
3. 自らの研究結果に対する質問や意見を理解し、議論の内容を以後の研究のに反映できる。
4. 臨床研究法、研究倫理、利益相反について理解し、遵守できる。 
5. 他の学生の発表内容を理解し、その向上のため建設的な質問や討論をすることができる。
6. 自らの研究成果を学会および学術誌に発表することができる。
1. 主要科学雑誌や on line の検索システムを用い、最新の原著論文の中から、読むべき論文を 選ぶことができる。
2. 選んだ論文を読んで理解し、一定の時間内にその概要を説明することができる。
3.. 個々の原著論文の歴史的意義、教科書的全体像の中における位置づけを説明することができる。
4. 他の学生が行う論文の説明を聞いて理解し、疑問点や当該研究の意義について討論するこ とができる。
1. 災害に伴う個人・集団の精神心理学的問題について説明できる。
2. 代表的な精神神経疾患の病態機序について説明できる。
3. 地域介入の方法について習得する。
4.心理統計学、公衆衛生学、社会心理学、精神保健福祉など災害・地域精神医学研究に必要な学際的研究手法を習得する。
5. 他の学問領域との研究連携について習得する。
6. 疫学および社会学的な研究手法について習得する。
キーワード
Keyword
災害精神医学、地域精神保健、自殺予防、リエゾン精神医療、インターネット精神医学 災害精神医学、地域精神保健、自殺予防、リエゾン精神医療、インターネット精神医学 災害精神医学、地域精神保健、自殺予防、リエゾン精神医療、インターネット精神医学
授業計画
Course Schedule

第1回(月日、時限)担当教員名 講義内容など
毎週火曜日
主要な研究対象であるうつ病、統合失調症、外傷後ストレス障害、認知症、適応障害、自殺予防等の研究について、適切な方法の選択や結果の意義の考察等を自力で可能にする学識と創造力を育む研究発表と討論を行う。
毎週火曜日、金曜日
科学論文の構成
研究方法の理解とその論理性・妥当性の評価
結果と考察の読み方
結果の解釈と臨床応用
1. 災害・自殺予防の心理対応の基本
2. リエゾンコンサルテーションの基本対応
3. 救急精神医学の基本対応
4. 疫学および社会精神医学の基礎
5. 統計解析の基礎
履修条件
Course prerequisite
なし なし なし
成績評価方法
Grading Criteria
行動目標の達成度を平常点(発表内容、討論内容)で評価する。
行動目標の1と2を指導に従って大旨できればC以上と判断する。
行動目標の1~3を指導に従って大旨でき、積極的に4を行っていると判断されればB以上と判定する。1~3については発表と討論の概要をA4, 1枚にまとめて提出させ、理解度を判定する。
行動目標の1~4について優れていると判断され、5~7を指導に従って大旨できると判断されればAと判定する。 
行動目標の1と2について平常点として評価し大旨できていればC以上と判定する。
行動目標の1と2について平常点として評価し大旨できていると判断され、3について積極的に行っていると判断されればB以上と判定する。
自分で重要と考えた論文の要約(A4, 1枚)を月に2回提出させ、理解度を実際に評価し、優れていると判断されればAと判定する。 
安定で信頼性の高い実験を行う技能による評価(50 %)
実験ノートのまとめ方、実験結果の理解度、次の実験計画の作成能力に関する口頭試問による評価(50%)
A+: 90 or more (top 10%)
A: 80-89
B: 70-79
C: 60-69
D: less than 60 (Failure)
学修時間の割り当て及び授業外における学修方法
Learning method
講義100%
授業会における学修方法:自らの実験研究の立案、方法の選択、結果の解釈を行い、教員や学生同士での討論を常に行い、自らの創造力、自立力を向上させる。
演習(セミナー) 100%
授業外における学習方法 :自分で重要と考えた論文を月に2報選び、要約と意見を記述して提出する。
実験・実習 100%
授業外における学習方法:学習した実験手技を繰り返し行い、安定で信頼性の高い技術を修得する。 
教材・参考文献
Textbook
災害精神医学(星和書店)、つながりからみた自殺予防(人文書院)、災害支援者支援(日本評論社) Oxford Textbook of Suicidology and Suicide Prevention: A Global Perspective; Textbook of Disaster Psychiatry 各研究・実験の基本プロトコールを配布する。 
単位取得要件
Requirement to earn credit
単位取得要件:80%以上の出席
他研究室の授業への5時間以上の出席
単位取得要件:80%以上の出席
他研究室の授業への5時間以上の出席
単位取得要件:SBOが概ね達成されていること。実験ノートの提出。
その他(受講上の注意点等)
Notes
疑問点はその場で質問し解決することおよび論理的な議論をすること。 疑問点はその場で質問し解決することおよび論理的な議論をすること。 疑問点はその場で質問し解決することおよび論理的な議論をすること。
他の授業科目との関連
Relation to Other Courses
臨床病態解明学演習I, II
臨床病態解明学実験実習I, II
臨床病態解明学特論I, II
臨床病態解明学実験実習I, II
臨床病態解明学特論I ,II
臨床病態解明学演習I, II

 

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