シラバス Syllabus 疾患制御医学専攻
科目名・科目番号
Subjects・Course Number
臨床外科学特論I / 02EX270 臨床外科学演習I / 02EX272 臨床外科学実験実習I / 02EX274 
臨床外科学特論II/ 02EX271 臨床外科学演習II/ 02EX273 臨床外科学実験実習II/ 02EX275
研究分野
Laboratories
整形外科学 整形外科学 整形外科学
使用言語
Language used (Japanese,  English,  Bilingual)
Bilingual Bilingual Bilingual
他研究室学生の受け入れの可否(〇×)
Availability for Students from Other Lab.
○ possible ○ possible x unavailable
他研究室学生の参加に関する問い合わせ先
Contact Information for Students from Other  Lab.
三島 初, hmishima at画像 三島 初, hmishima at画像 なし
授業形態
Course Type
講義 演習 実験・実習
標準履修年次
Year
 1・2年次  1・2年次  1・2年次
実施学期・曜時限等
Semester,Day and Period
Ⅰ春学期、Ⅱ秋学期 Ⅰ春学期、Ⅱ秋学期 Ⅰ春学期、Ⅱ秋学期
開講場所
Room Number
セミナー室、他 セミナー室、他 セミナー室、他
単位数
Credit
Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位 Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位 Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位
担当教員名・オフィスアワー等 (事前にメールで連絡すること) (事前にメールで連絡すること) (事前にメールで連絡すること)
Faculty Members and E-mail         山崎 正志, masashiy at画像 山崎 正志, masashiy at画像 山崎 正志, masashiy at画像
西浦 康正, ynishi at画像 西浦 康正, ynishi at画像 西浦 康正, ynishi at画像
万本 健生, takeomammoto at画像yahoo.co.jp 万本 健生, takeomammoto at画像yahoo.co.jp 万本 健生, takeomammoto at画像yahoo.co.jp
三島 初, hmishima at画像 三島 初, hmishima at画像 三島 初, hmishima at画像
鎌田 浩史, hkamada at画像 鎌田 浩史, hkamada at画像 鎌田 浩史, hkamada at画像
野澤 大輔, Ilizarov at画像 野澤 大輔, Ilizarov at画像 野澤 大輔, Ilizarov at画像
原 友紀, yukihara at画像 原 友紀, yukihara at画像 原 友紀, yukihara at画像
塚越 祐太, most_valuable_swimmer at画像yahoo.co.jp 塚越 祐太, most_valuable_swimmer at画像yahoo.co.jp 塚越 祐太, most_valuable_swimmer at画像yahoo.co.jp
久保田茂希,s-kubota at画像 久保田茂希,s-kubota at画像 久保田茂希,s-kubota at画像
授業概要
Course Overview
脊髄障害の機能修復、末梢神経再生、人工神経開発、軟骨再生、人工関節開発、靱帯再建、など運動器系制御医学に関連する学生の最新の研究成果の発表を題材として研究内容に関する討論を行い、担当教員が総論的知識についてレクチャーを行う。また文献の抄読・紹介や研究成果の発表方法の演習、並びに、以上のテーマの研究実験を行う。 学生が運動器系制御医学に関連する最新の原著論文を抄読し、出席者全員が研究目的、方法、結果について理解し、当該研究の意義、問題点、残された課題について討論する。 学生は運動器系制御医学研究の基礎となる研究手法を学び、各自の研究テーマにそって自ら実験を企画、遂行し、結果について討論する、実践形式。
授業の到達目標(学修成果)
SBO(Specific Behavior Objectives
脊髄障害の機能修復、末梢神経再生、人工神経開発、軟骨再生、人工関節開発、靱帯再建などについて、解剖学や基礎研究ならびに臨床研究などを組み合わせた研究成果を題材とした講義と討論を通じて、整形外科の実験研究を企画・実施・評価できる能力を育成する。

1. 自らの研究の目的、方法、研究結果とその意義、今後行うべき研究について発表できる。
2. 自らの発表内容に対する質問とコメントを理解して回答・議論し、討論の内容を以後の研究の質の向上に反映できる。
3. 他の学生の発表内容を理解し、またその意義と欠点を理解し、その向上のためになる質問や討論をする。
4. 動物実験に関する規則を踏まえ、適切な動物実験を企画・申請・実施できる。
5. 特定の整形外科疾患を理解し、未解明の問題とその問題に対して行われてきた研究的アプローチについて概説でき、将来展望を述べることができる。
英文原著論文の抄読を行い、整形外科疾患に関する一流の研究の内容と水準を理解し、また世界の研究の動向を掴み、独創的で価値の高い自分自身の研究プロジェクトを企画できるようになる。

1. on lineの検索システムを用い、最新の原著論文の中から、読むべき論文を選ぶことができる。
2. 選んだ論文を読んで理解し、定められた時間内にその概要を他の学生に説明し、他の学生からの質問に答えることができる。
3. 他の学生が選んだ論文を事前に読み、その説明を聞いて理解し、疑問点や当該研究の意義について討論することができる。
4. 個々の原著論文の歴史的意義を説明することができる。
整形外科研究の基礎となる分子細胞生物学的実験、動物実験、病理組織学的解析、臨床研究などの研究手法を習得した上で、自らも能動的に研究を企画、実施することを通じて、医学研究の発展・向上を志す者となる基礎を築く。

1.分子細胞生物学的実験、動物実験、病理組織学的解析、臨床研究などの研究手法の基礎を習得する。
具体的には、細胞培養、PCR法、DNAシークエンス法(高速シークエンスを含む)と解析法、ウエスタンブロット法、ELISA法、フローサイトメトリー、免疫組織学染色、疾患モデルマウスの解析、統計解析などを習得する。
2.各自テーマ毎に研究計画をたて、遂行する。
3.自らの研究計画および結果について、該当分野における創造性および意義を評価し、次の計画に反映する。
4.各自の研究結果および意義について、研究グループ内で毎週報告し、互いの結果について討論を行う。
5.最終的には当該分野の学術学会における発表を目標とする。
キーワード
Keyword
脊髄障害の機能修復、末梢神経再生、人工神経開発、軟骨再生、人工関節開発、靱帯再建 脊髄障害の機能修復、末梢神経再生、人工神経開発、軟骨再生、人工関節開発、靱帯再建 脊髄障害の機能修復、末梢神経再生、人工神経開発、軟骨再生、人工関節開発、靱帯再建
授業計画
Course Schedule

第1回(月日、時限)担当教員名 講義内容など
火曜 2・3限(10:10-12:55)
学生は割り当てられた日程の授業において、自らの研究の目的、方法、研究結果とその意義、今後行うべき研究について発表し、質問とコメントを受け、応答する。他の学生は、発表内容を理解し、その意義と欠点を理解し、その向上のためになる質問や討論を行う。
火曜 1限(8:40-9:55)
学生に論文選択とその内容解説を順に割り振る。割り振られた学生は、選んだ論文を予め申告して他の学生に周知し、授業前に読んで理解しておく。授業では定められた時間内にその概要を担当教員および他の学生に説明し、質問に答える。割り振られた以外の学生は、論文を事前に読み、疑問点や当該研究の意義について討論する。討論には、当該原著論文の歴史的意義についても含まれる。

研究テーマを設定したのち、各自研究テーマに沿った研究手法を中心として、研究手法の基礎を習得しつつ、自ら企画した実験立案に基づいて実験を遂行し、結果発表し討論する。そうした結果や討論に基づいてその後の実験計画を立案し、実験遂行、結果発表、討論、というサイクルを繰り返す。 
履修条件
Course Prerequisites
疾患制御医学専攻1・2年次であること 疾患制御医学専攻1・2年次であること 疾患制御医学専攻1・2年次であること
成績評価方法
Grading Phylosophy
行動目標の達成度を平常点(発表内容、討論内容)で評価する。
行動目標の1と2を指導に従って大旨できればC以上と判断する。
行動目標の1~3を指導に従って大旨でき、積極的に4を行っていると判断されればB以上と判定する。1~3については発表と討論の概要をA4, 1枚にまとめて提出させ、理解度を判定する。
行動目標の1~4について優れていると判断され、5~7を指導に従って大旨できると判断されればAと判定する。 
行動目標の1と2について平常点として評価し大旨できていればC以上と判定する。
行動目標の1と2について平常点として評価し大旨できていると判断され、3について積極的に行っていると判断されればB以上と判定する。
自分で重要と考えた論文の要約(A4, 1枚)を月に2回提出させ、理解度を実際に評価し、優れていると判断されればAと判定する。 
安定で信頼性の高い実験を行う技能による評価(50 %)
実験ノートのまとめ方、実験結果の理解度、次の実験計画の作成能力に関する口頭試問による評価(50%)
A+: 90 or more (top 10%)
A: 80-89
B: 70-79
C: 60-69
D: less than 60 (Failure)
学習時間の割り当て及び授業外における学修方法
Learning method
講義100%
授業会における学修方法:自らの実験研究の立案、方法の選択、結果の解釈を行い、教員や学生同士での討論を常に行い、自らの創造力、自立力を向上させる。
演習(セミナー) 100%
授業外における学習方法 :自分で重要と考えた論文を月に2報選び、要約と意見を記述して提出する。
実験・実習 100%
授業外における学習方法:学習した実験手技を繰り返し行い、安定で信頼性の高い技術を修得する。 
教材・参考文献
Textbook
『Diagnosis of Bone and Joint Disorders』4th Edition, Donald Resnick, MD, Saunders, 2002 『Diagnosis of Bone and Joint Disorders』4th Edition, Donald Resnick, MD, Saunders, 2002 『Diagnosis of Bone and Joint Disorders』4th Edition, Donald Resnick, MD, Saunders, 2002
単位取得要件
Requirement to earn credit
単位取得要件:80%以上の出席
他研究室の授業への5時間以上の出席
単位取得要件:80%以上の出席
他研究室の授業への5時間以上の出席
単位取得要件:SBOが概ね達成されていること。実験ノートの提出。
その他(受講上の注意点等)
Notes
発表はパワーポイントなどを使用して行うこと。
わからないことは、その場で質問し解決すること。
科学的、論理的、厳密な議論を行うこと。運動器系制御医学演習・運動器系制御医学実験実習とセットで受講すること。
時間内に重要なポイントを整理して発表すること。
わからないことは、その場で質問し解決すること。
科学的、論理的、厳密な議論を行うこと。運動器系制御医学演習・運動器系制御医学実験実習とセットで受講すること。
わからないことは、その場で質問し解決すること。
科学的、論理的、厳密な議論を行うこと。運動器系制御医学演習・運動器系制御医学実験実習とセットで受講すること。
他の授業科目との関連 臨床外科学演習I, II
臨床外科学実験実習I, II
臨床外科学特論I, II
臨床外科学実験実習I, II
臨床外科学特論I ,II
臨床外科学演習I, II

 

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