シラバス Syllabus 医学学位プログラム
科目名・科目番号
Subjects・Course Number
0BTNE11 / 分子医科学特論I  0BTNE15 / 分子医科学演習I 0BTNE19 / 分子医科学実験実習I
0BTNE13 / 分子医科学特論Ⅱ 0BTNE17 / 分子医科学演習II 0BTNE1B / 分子医科学実験実習II
研究分野
Laboratories
分子発生生物学 分子発生生物学 分子発生生物学
使用言語
Language used (Japanese,  English,  Bilingual)
日本語もしくは英語(スライド・プリントは英語) 日本語もしくは英語(スライド・プリントは英語) 日本語もしくは英語
他研究室学生の受け入れの可否(〇×)
Availability for Students from Other Lab.
○可 ○可 応談
他研究室学生の参加に関する問い合わせ先
Contact Information for Students from Other  Lab.
小林麻己人: makobayash at画像 小林麻己人: makobayash at画像 小林麻己人: makobayash at画像
授業形態
Course Type
講義、討論 演習 実験・実習
標準履修年次
Year
 1・2年次  1・2年次  1・2年次
実施学期・曜時限等
Semester,Day and Period
特論Ⅰ春学期 / 特論Ⅱ秋学期 演習Ⅰ春学期 / 演習Ⅱ秋学期 実験実習Ⅰ春学期 / 実験実習Ⅱ秋学期
開講場所
Room Number
医科学棟303室、他 医科学棟303室、他 医科学棟305室及び306室、他
単位数
Credit
Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位 Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位 Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位
担当教員名・オフィスアワー等 (事前にメールで連絡すること) (事前にメールで連絡すること) (事前にメールで連絡すること)
Faculty Members and E-mail 小林麻己人: makobayash at画像 小林麻己人: makobayash at画像 小林麻己人: makobayash at画像
授業概要
Course Overview
造血幹細胞や消化器系臓器の発生メカニズム、高機能性食品成分の抗酸化メカニズム、糖鎖形成異常症候群などのヒト疾患モデルについて、分子生物学的実験、発生生物学的実験、遺伝学的実験を組み合わせた研究成果を題材とした討論を通じて、分子発生学の基礎研究者として、自立して実験研究を企画・実施・評価できる能力を育成する 英文原著論文の抄読を行い、造血幹細胞や消化器系臓器の発生メカニズム、高機能性食品成分の抗酸化メカニズム、糖鎖形成異常症候群などのヒト疾患モデルに関する一流の研究、あるいは把握しておくべき重要な研究の内容と水準を理解し、世界の研究の動向を理解し、独創的で価値の高い自分自身の研究プロジェクトを企画できるようになる。分子発生生物学の基礎研究者として、世界の動向と水準を踏まえて、実験研究を企画・実施・評価できる能力を育成する。 造血幹細胞や消化器系臓器の発生メカニズム、高機能性食品成分の抗酸化メカニズム、新規抗酸化食品成分の探索、糖鎖形成異常症候群などのヒト疾患モデルの研究に必要な実験の原理と方法について学び、また安全な取扱いを学ぶ。毎回、安定な結果を得ることができる高い技能を身に付け、結果の信頼性について評価することを通じて、分子発生生物学の基礎研究者としての能力を育成する
学位プログラム・コンピテンスとの関係Competence
(学位P共通)
【汎用】知の創成力、コミュニケーション能力
【専門】研究課題設定力、先端研究遂行力、専門知識運用力情報発信力、
【汎用】知の創成力、コミュニケーション能力
【専門】研究課題設定力、先端研究遂行力、専門知識運用力情報発信力、
【汎用】知の創成力
【専門】先端研究遂行力、専門知識運用力情報発信力、
授業の到達目標(学修成果)
Course Objectives (Learning Outcomes)
←SBO(Specific Behavior Objectives
1. 自らの実験研究の目的、方法、実験結果とその意義、今後行うべき研究についてPCとプリントによるプレゼンテーションを行う。
2. 自らの実験研究の、当該領域の世界の研究における位置と独創性について説明できる。
3. 自らの実験結果に対する質問とコメントを理解し、討論の内容を以後の研究の質の向上に反映できる。
4. 他の学生の発表内容を理解し、その意義と欠点を理解し、その向上のため建設的な質問や討論をすることができる。
5. 組換えDNA実験を行なった場合、組換えDNA実験に関する法律と研究方法を理解し、適切な組換えDNA実験を企画・申請・実施できる。
6. 動物実験を行なった場合、動物実験に関する規則と生命倫理学的問題点を踏まえ、適切な動物実験を企画・申請・実施できる。
7. 論文など自らの実験結果を発表する技量。
1. 主要科学雑誌やon lineの検索システムを用い、最新の英語原著論文の中から、読むべき論文を選ぶことができる。
2. 選んだ論文を読んで理解するのみならず、論文に引用されている過去の論文の紹介を含めて定められた時間内にその概要を他の学生に説明することができる。
3. 他の学生が選んだ論文を事前に読み説明を聞いて理解し、疑問点や当該研究の意義について討論することができる。
4. 個々の原著論文の歴史的意義、教科書的全体像の中における位置づけを説明することができる。
1. 遺伝子組換え動物作出、ジェノタイピング法、顕微鏡観察等の動物実験を行うことができる。
2. 組換えDNA実験の基本手技の原理を理解し、分子生物学実験を行なうことができる。
3. 遺伝子発現解析、遺伝子機能解析、ケミカルバイオロジー解析、イメージング解析、などの基本手技の原理を理解し、分子発生生物学実験を行うことができる。

キーワード
Keyword
遺伝子発現、エピジェネティクス、ゼブラフィッシュ、造血発生、臓器形成、抗酸化物質、食品成分、ヒト疾患 遺伝子発現、エピジェネティクス、ゼブラフィッシュ、造血発生、臓器形成、抗酸化物質、食品成分、ヒト疾患 遺伝子発現、エピジェネティクス、ゼブラフィッシュ、造血発生、臓器形成、抗酸化物質、食品成分、ヒト疾患
授業計画
Course Schedule

第1回(月日、時限)担当教員名 講義内容など
原則、毎週火曜日 17:00-
造血幹細胞や消化器系臓器の発生メカニズム、高機能性食品成分の抗酸化メカニズム、糖鎖形成異常症候群などのヒト疾患モデルに関して、研究目的の設定、 方法の選択、結果の意義、次に行うべき実験の選択、を可能にする学識と創造力・自立力を育成する研究発表と討論を行う。
個別の各論的議論をもとに、常に総論的知識の確認を行う。
原則、毎週金曜日 17:00-
抄読する論文の選び方
優れた科学論文の歴史性と独創性
科学論文の構成
実験結果の読み方
科学論文の論理展開とまとまり
1. 遺伝子組換え動物作出、ジェノタイピング法、顕微鏡観察
2. 組換えDNA実験
3. 遺伝子発現解析、遺伝子機能解析、ケミカルバイオロジー解析、イメージング解析
履修条件
Course prerequisite
なし なし なし
成績評価方法
Grading Criteria
行動目標の達成度を平常点(発表内容、討論内容)で評価する。
行動目標の1と2を指導に従って大旨できればC以上と判断する。
行動目標の1~3を指導に従って大旨でき、積極的に4を行っていると判断されればB以上と判定する。1~3については発表と討論の概要をA4, 1枚にまとめて提出させ、理解度を判定する。
行動目標の1~4について優れていると判断され、5~7を指導に従って大旨できると判断されればAと判定する。 
行動目標の1と2について平常点として評価し大旨できていればC以上と判定する。
行動目標の1と2について平常点として評価し大旨できていると判断され、3について積極的に行っていると判断されればB以上と判定する。
自分で重要と考えた論文の要約(A4, 1枚)を月に2回提出させ、理解度を実際に評価し、優れていると判断されればAと判定する。 
安定で信頼性の高い実験を行う技能による評価(50 %)
実験ノートのまとめ方、実験結果の理解度、次の実験計画の作成能力に関する口頭試問による評価(50%)
A+: 90 or more (top 10%)
A: 80-89
B: 70-79
C: 60-69
D: less than 60 (Failure)
学修時間の割り当て及び授業外における学修方法
Learning method
講義100% 演習(セミナー) 100% 実験・実習 100%
教材・参考文献
Textbook
発表者がプリントを準備する。 発表者がプリントを準備する。 各実験の基本プロトコールを配布する。 
単位取得要件
Requirement to earn credit
単位取得要件:80%以上の出席
他研究室の授業への5時間以上の出席
単位取得要件:80%以上の出席
他研究室の授業への5時間以上の出席
単位取得要件:SBOが概ね達成されていること。実験ノートの提出。
その他(受講上の注意点等)
Notes
分子発生生物学研究室の学生は当該実験実習とセットで受講すること。
わからないことは、その場で質問し解決すること。
徹底的に科学的、論理的、厳密な議論を行うこと。
わからないことは、その場で質問し解決すること。
徹底的に科学的、論理的、厳密な議論を行うこと。
基本的には分子発生生物学専攻学生を対象とする。
履修希望者は担当教員に連絡し、事前に許可を得ること。
わからないことは、その場で調べたり質問して解決すること。
他の授業科目との関連
Relation to Other Courses
分子医科学演習I / 分子医科学演習II
分子医科学実験実習I / 分子医科学実験実習II
分子医科学特論I / 分子医科学特論II
分子医科学実験実習I / 分子医科学実験実習II
分子医科学特論I / 分子医科学特論II
分子医科学演習I / 分子医科学演習II

 

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