シラバス Syllabus 医学学位プログラム
科目名・科目番号
Subjects・Course Number
0BTNE21 / システム統御医学特論I  0BTNE25 / システム統御医学演習I 0BTNE29 / システム統御医学実験実習I
0BTNE23 / システム統御医学特論Ⅱ 0BTNE27 / システム統御医学演習II  0BTNE2B / システム統御医学実験実習II
研究分野
Laboratories
神経生理学 神経生理学 神経生理学
使用言語
Language used (Japanese,  English,  Bilingual)
英語 英語 英語
他研究室学生の受け入れの可否(〇×)
Availability for Students from Other Lab.
○可 ○可 応談
他研究室学生の参加に関する問い合わせ先
Contact Information for Students from Other  Lab.
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授業形態
Course Type
講義、討論 演習 実験・実習
標準履修年次
Year
 1・2年次  1・2年次  1・2年次
実施学期・曜時限等
Semester,Day and Period
特論Ⅰ春学期 / 特論Ⅱ秋学期 演習Ⅰ春学期 / 演習Ⅱ秋学期 実験実習Ⅰ春学期 / 実験実習Ⅱ秋学期
開講場所
Room Number
医学学系棟462室他 医学学系棟462室他 医学学系棟460室他
単位数
Credit
Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位 Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位 Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位
担当教員名・オフィスアワー等 (事前にメールで連絡すること) (事前にメールで連絡すること) (事前にメールで連絡すること)
Faculty Members and E-mail 小金澤禎史: t-kogane at画像 小金澤禎史: t-kogane at画像 小金澤禎史: t-kogane at画像
授業概要
Course Overview
循環・呼吸調節の神経機構について、電気生理学的実験、薬理学的実験などの研究成果を題材とした討論を行い、自立して実験研究を企画・実施・評価できる能力を修得する。 神経生理学に関する最新の原著論文を抄読し、研究目的、方法、結果について理解し、当該研究の意義、問題点、残された課題について討論する。 神経系による循環・呼吸調節などの神経生理に関する研究に必要な、実験の原理と方法について学び、安定な結果を得ることができる高い技能を身に付け、結果の信頼性について評価できるようになる。神経生理学の基礎研究者として、正確な実験を行う技能を向上させ、結果を評価できる能力を育成する役割を担っている。
学位プログラム・コンピテンスとの関係Competence
(学位P共通)
【汎用】知の創成力、コミュニケーション能力
【専門】研究課題設定力、先端研究遂行力、専門知識運用力情報発信力、
【汎用】知の創成力、コミュニケーション能力
【専門】研究課題設定力、先端研究遂行力、専門知識運用力情報発信力、
【汎用】知の創成力
【専門】先端研究遂行力、専門知識運用力情報発信力、
授業の到達目標(学修成果)
Course Objectives (Learning Outcomes)
←SBO(Specific Behavior Objectives
1. 自らの実験研究の目的、方法、実験結果とその意義、今後行うべき研究について説明できる。
2. 自らの実験研究の、当該領域の世界の研究における位置と独創性について説明できる。
3. 自らの実験結果に対する質問とコメントを理解し、討論の内容を以後の研究の質の向上に反映できる。
4. 他の学生の発表内容を理解し、その意義と欠点を理解し、その向上のため建設的な質問や討論をする。
5. 動物実験に関する規則と生命倫理学的問題点を踏まえ、適切な動物実験を企画・申請・実施できる。 
1. 主要科学雑誌やon lineの検索システムを用い、最新の英語原著論文の中から、読むべき論文を選ぶことができる。
2. 選んだ論文を読んで理解するのみならず、論文に引用されている過去の論文の紹介を含めて定められた時間内にその概要を他の学生に説明することができる。
3. 他の学生が選んだ論文を事前に読み説明を聞いて理解し、疑問点や当該研究の意義について討論することができる。
4. 個々の原著論文の歴史的意義、教科書的全体像の中における位置づけを説明することができる。
1. 動物実験行う上での動物の基本的な取扱いを行うことができる。
2. 麻酔の基本的原理を理解し、実験動物の麻酔管理を行うことができる。
3. 血圧測定の基本的原理を理解し、実験を行ない、解析を行うことができる。
4. 心電図測定の基本的原理を理解し、実験を行い、心拍変動の解析を行なうことができる。
5. 神経線維からの神経活動測定の基本的原理を理解し、解析を行うことができる。
6. 単一神経細胞の活動測定の基本的原理を理解し、実験を行い、解析を行うことができる。
7. 神経細胞および神経線維の電気刺激の基本的原理を理解し、実験を行い、刺激に基づいた神経活動の解析を行うことができる。
8. 薬物の脳内微量投与の基本的原理を理解し、実験を行うことができる。  
キーワード
Keyword
神経、循環、呼吸 神経、循環、呼吸 神経、循環、呼吸
授業計画
Course Schedule

第1回(月日、時限)担当教員名 講義内容など
神経性の循環・呼吸調節に関連する血行動態、細胞生理、神経回路などに関して、研究目的の設定、方法の選択、結果の意義、次に行うべき実験の選択、を可能にする学識と創造力・自立力を育成する研究発表と討論を行う。
個別の各論的議論をもとに、常に総論的知識の確認を行う。
抄読する論文の選び方
優れた科学論文の歴史性と独創性
科学論文の構成
実験結果の読み方
科学論文の論理展開とまとまり
以上を理解するための論文抄読と討論を行う。
1. 動物実験取扱いの基本手技
2. 実験動物の麻酔法
3. 血圧測定法
4. 心電図測定法
5. 神経線維活動測定法
6. 単一神経細胞活動測定法
7. 神経電気刺激法
8. 薬物微量投与法
履修条件
Course prerequisite
なし なし なし
成績評価方法
Grading Criteria
行動目標の達成度を平常点(発表内容、討論内容)で評価する。
行動目標の1と2を指導に従って大旨できればC以上と判断する。
行動目標の1~3を指導に従って大旨でき、積極的に4を行っていると判断されればB以上と判定する。
行動目標の1~4について優れていると判断され、5を指導に従って大旨できると判断されればAと判定する。
行動目標の1~4について非常に優れていると判断され、5を指導に従って大旨できると判断されればA+と判定する。
・行動目標の1と2について平常点(発表内容、討論内容)で評価し、大旨できていれば合格(C 以上)と判定する。
・行動目標の1と2について大旨できていると判断され、3について積極的に行っていると判断されればB以上と判定する。
・1~4について、実際の発表と討論において、優れていると判断されればAと判定する。
・1~4について、実際の発表と討論において、特に優れていると判断されればA+と判定する。
実習への出席と安定で信頼性の高い実験を行う技能による評価(50 %)
実験ノートのまとめ方、実験結果の理解度、次の実験計画の作成能力に関する口頭試問による評価(50%)
A+: 90 or more (top 10%)
A: 80-89
B: 70-79
C: 60-69
D: less than 60 (Failure)
学修時間の割り当て及び授業外における学修方法
Learning method
講義100%
自らの実験研究の立案、方法の選択、結果の解釈を行い、学生同士での議論や教員への相談を常時行うことで、自らの創造力、自立力、研究遂行能力を向上させる。
演習(セミナー) 100%
自身の研究テーマに関する論文を探索し、内容に関する討論を教員あるいは学生同士で行う。
実験・実習 100%
学習した実験手技を繰り返し行い、安定で信頼性の高い技術を修得する。 
教材・参考文献
Textbook
TBA 課題となる原著論文をPDF ファイルとして受講者に配信する。 各実験の基本プロトコールを配布する。
単位取得要件
Requirement to earn credit
単位取得要件:80%以上の出席
他研究室の授業への5時間以上の出席
単位取得要件:80%以上の出席
他研究室の授業への5時間以上の出席
単位取得要件:SBOが概ね達成されていること。実験ノートの提出。
その他(受講上の注意点等)
Notes
神経生理学演習とセットで受講すること。
わからないことは、その場で質問し解決すること。
徹底的に科学的、論理的、厳密な議論を行うこと。
わからないことは、その場で質問し解決すること。
徹底的に科学的、論理的、厳密な議論を行うこと。
原則として神経生理学を研究分野として専攻する学生のみの履修を受け付ける。
履修希望者は筆頭教員に連絡し、事前に許可を得ること。
わからないことは、その場で質問し解決すること。
他の授業科目との関連
Relation to Other Courses
システム統御医学演習I / システム統御医学演習II
システム統御医学実験実習I / システム統御医学実験実習II
システム統御医学特論I / システム統御医学特論II
システム統御医学実験実習I / システム統御医学実験実習II
システム統御医学特論I / システム統御医学特論II
システム統御医学演習I / システム統御医学演習II

 

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