シラバス Syllabus 医学学位プログラム
科目名・科目番号
Subjects・Course Number
臨床病態解明学特論I / 0BTNE51 臨床病態解明学演習I / 0BTNE55  臨床病態解明学実験実習I / 0BTNE59
臨床病態解明学特論 II/ 0BTNE53 臨床病態解明学演習II/ 0BTNE57  臨床病態解明学I実験実習II/ 0BTNE5B
研究分野
Laboratories
精神医学 精神医学 精神医学
使用言語
Language used (Japanese,  English,  Bilingual)
Bilingual Bilingual Bilingual
他研究室学生の受け入れの可否(〇×)
Availability for Students from Other Lab.
他研究室学生の参加に関する問い合わせ先
Contact Information for Students from Other  Lab.
新井哲明 4632tetsu at画像  新井哲明 4632tetsu at画像  新井哲明 4632tetsu at画像 
授業形態
Course Type
講義 演習 実験・実習
標準履修年次
Year
 1・2年次  1・2年次  1・2年次
実施学期・曜時限等
Semester,Day and Period
Ⅰ春学期、Ⅱ秋学期 Ⅰ春学期、Ⅱ秋学期 Ⅰ春学期、Ⅱ秋学期
開講場所
Room Number
セミナー室、他 セミナー室、他 セミナー室、他
単位数
Credit
Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位 Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位 Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位
担当教員名・オフィスアワー等 (事前にメールで連絡すること) (事前にメールで連絡すること) (事前にメールで連絡すること)
Faculty Members and E-mail     新井哲明, 4632tetsu at画像 新井哲明, 4633tetsu at画像 新井哲明, 4634tetsu at画像
佐藤晋爾,  sato-shin1221 at画像 佐藤晋爾,  sato-shin1222 at画像 佐藤晋爾,  sato-shin1223 at画像
根本清貴, k-nemoto at画像 根本清貴, k-nemoto at画像 根本清貴, k-nemoto at画像
井出政行, idem at画像 井出政行, idem at画像 井出政行, idem at画像
白鳥 裕貴, yuki.shiratori at画像 白鳥 裕貴, yuki.shiratori at画像 白鳥 裕貴, yuki.shiratori at画像
授業概要
Course Overview
器質性、内因性、心因性のすべての精神障害について、神経病理学、神経画像学、分子生物学、社会精神医学、疫学、機械学習等の手法を用いた実験・研究による成果を題材とした討論を通じて、精神医学の研究者として自立して研究を企画・実施・評価できる能力を育成する。  英文原著論文を抄読して、代表的な精神疾患に関する一流の研究の内容と水準を理解する。
これにより世界の研究の動向を理解ように努める。精神医学を含めた脳科学一般について、 基礎・臨床研究を企画・実施・評価できる能力を育成する。
精神神経学における生物学的研究に必要な手法の原理と方法について学ぶ。脳科学の研究者として、独創的かつ正確な研究を行う技能を向上させ、結果を評価できる能力を育成 する。 
学位プログラム・コンピテンスとの関係Competence
【汎用】知の創成力、コミュニケーション能力
【専門】研究課題設定力、先端研究遂行力、専門知識運用力、情報発信力
【汎用】知の創成力、コミュニケーション能力
【専門】研究課題設定力、先端研究遂行力、専門知識運用力、情報発信力
【汎用】知の創成力
【専門】先端研究遂行力、専門知識運用力
授業の到達目標(学修成果)
SBO(Specific Behavior Objectives
1. 研究の目的、方法、結果とその意義について理解し、プレゼンテーションを行うことができる。
2. 当該領域の世界の研究について把握し、自らの研究の位置と独創性について説明できる。
3. 自らの研究結果に対する質問や意見を理解し、議論の内容を以後の研究のに反映できる。
4. 臨床研究法、研究倫理、利益相反について理解し、遵守できる。 
5. 他の学生の発表内容を理解し、その向上のため建設的な質問や討論をすることができる。
6. 自らの研究成果を学会および学術誌に発表することができる。
7.組換えDNA実験を行なった場合、組換えDNA実験に関する法律と研究方法を理解し、適切な組換えDNA実験を企画・申請・実施できる。
8. 動物実験を行なった場合、動物実験に関する規則と生命倫理学的問題点を踏まえ、適切な動物実験を企画・申請・実施できる。 
1. 主要科学雑誌や on line の検索システムを用い、最新の原著論文の中から、読むべき論文を 選ぶことができる。
2. 選んだ論文を読んで理解し、一定の時間内にその概要を説明することができる。
3.. 個々の原著論文の歴史的意義、教科書的全体像の中における位置づけを説明することができる。
4. 他の学生が行う論文の説明を聞いて理解し、疑問点や当該研究の意義について討論するこ とができる。
1. 脳の構造を理解し、それに基づいた脳機能について説明できる。
2. 代表的な精神神経疾患の病態機序について説明できる。
3. 神経病理学の基本的手技と診断法について習得する。
4. 組織学、生化学、分子生物学などの精神神経学研究に必要な基本的実験手技を習得する。
5. 神経画像を用いた研究手法について習得する。
6. 疫学および社会学的な研究手法について習得する。
キーワード
Keyword
精神障害、器質性、内因性、心因性 精神障害、器質性、内因性、心因性 精神障害、器質性、内因性、心因性
授業計画
Course Schedule

第1回(月日、時限)担当教員名 講義内容など
毎週月曜日
主要な研究対象疾患である認知症、うつ病、統合失調症、摂食障害、周産期精神障害、災害時精神障害等の研究について、適切な方法の選択や結果の意義の考察等を自力で可能にする学識と創造力を育む研究発表と討論を行う。
毎週水曜日、金曜日
科学論文の構成
研究方法の理解とその論理性・妥当性の評価
結果と考察の読み方
結果の解釈と臨床応用
1. 神経病理学の基本手技
2. 生化学・分子生物学の基本手技
3. 神経画像学の基本手技
4. 疫学および社会精神医学の基礎
5. 統計解析の基礎
履修条件
Course Prerequisites
なし なし なし
成績評価方法
Grading Phylosophy
行動目標の達成度を平常点(発表内容、討論内容)で評価する。
行動目標の1~3を指導に従って概ねできればC以上と判断する。
行動目標の1~5を指導に従って概ねでき、積極的に5を行っていると判断されればB以上と判定する。1~3については発表と討論の概要をA4, 1枚にまとめて提出させ、理解度を判定する。
行動目標の1~5について優れていると判断され、6を指導に従って概ねできると判断されればAと判定する。 
行動目標の1~3について平常点として評価し概ねできていればC以上と判定する。
行動目標の1~3について平常点として評価し概ねできていると判断され、4について積極的に行っていると判断されればB以上と判定する。
自分で重要と考えた論文の要約(A4, 1枚)を提出させ、理解度を実際に評価し、優れていると判断されればAと判定する。 
・信頼性が高く安定した研究・実験を行う技能による評価:50 %
・研究・実験ノートのま とめ方、結果の理解度、次の研究・実験計画の作成能力に関する口頭試問による評価:50%
A+: 90 or more (top 10%)
A: 80-89
B: 70-79
C: 60-69
D: less than 60 (Failure)
学習時間の割り当て及び授業外における学修方法
Learning method
講義100%
授業外における学修方法:研究の立案、方法の選択、結果の解釈等を自ら行い、教員や学生と議論し、自らの創造力および自立力を向上させる。
演習(セミナー) 100%
授業外における学修方法:自分の研究に重要と考えた論文あるいは経験症例について要約や意見を記述してあるいは発表する。
実験実習 100%
授業外における学修方法:学習した研究・実験手技を繰り返し行い、信頼性の高い安定した技術を修得する。 
教材・参考文献
Textbook
Sandock BJ, Sandock VA eds. Comprehensive textbook of psychiatry. Lippincott Williams&Wilkins 9th ed.  American Psychiatric Association 2013.  Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders (DSM-5), 5th ed. APA: Washington DC.
各研究・実験の基本プロトコールを配布する。 
単位取得要件
Requirement to earn credit
80%以上の出席 80%以上の出席 SBOが概ね達成されていることおよび研究・実験ノートを提出すること。
その他(受講上の注意点等)
Notes
疑問点はその場で質問し解決することおよび論理的な議論をすること。 疑問点はその場で質問し解決することおよび論理的な議論をすること。 疑問点はその場で質問し解決することおよび論理的な議論をすること。
他の授業科目との関連 臨床病態解明学演習I, II
臨床病態解明学実験実習I, II
臨床病態解明学特論I, II
臨床病態解明学実験実習I, II
臨床病態解明学特論I ,II
臨床病態解明学演習I, II
ティーチングフェロー(TF)・ティーチングアシスタント(TA) 特に定めない 特に定めない 特に定めない

 

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