Relation to Other Courses
シラバス Syllabus 医学学位プログラム
科目名・科目番号
Subjects・Course Number
臨床病態解明学特論I / 0BTNE51 臨床病態解明学演習I / 0BTNE55  臨床病態解明学実験実習I / 0BTNE59
臨床病態解明学特論 II/ 0BTNE53 臨床病態解明学演習II/ 0BTNE57  臨床病態解明学I実験実習II/ 0BTNE5B
研究分野
Laboratories
放射線腫瘍学 放射線腫瘍学 放射線腫瘍学
使用言語
Language used (Japanese,  English,  Bilingual)
バイリンガル バイリンガル バイリンガル
他研究室学生の受け入れの可否(〇×)
Availability for students from other lab.
他研究室学生の問い合わせ先
Contact Information for Students from Other  Lab.
櫻井英幸, hsakurai at画像 櫻井英幸, hsakurai at画像 櫻井英幸, hsakurai at画像
授業形態
Course Type
講義、討論 演習 実験・実習
標準履修年次
Year
 1・2年次  1・2年次  1・2年次
実施学期・曜時限等
Semester,Day and Period
特論Ⅰ春学期 / 特論Ⅱ秋学期 演習Ⅰ春学期 / 演習Ⅱ秋学期 実験実習Ⅰ春学期 / 実験実習Ⅱ秋学期
開講場所
Room Number
セミナー室、他 セミナー室、他 セミナー室、他
単位数
Credit
Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位 Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位 Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位
担当教員名・オフィスアワー等 (事前にメールで連絡すること) (事前にメールで連絡すること) (事前にメールで連絡すること)
Faculty Members and E-mail       櫻井英幸, hsakurai at画像 櫻井英幸, hsakurai at画像 櫻井英幸, hsakurai at画像
玉木義雄, ytamaki at画像 玉木義雄, ytamaki at画像 玉木義雄, ytamaki at画像
奥村敏之, okumura at画像 奥村敏之, okumura at画像 奥村敏之, okumura at画像
熊田博明, kumada at画像 熊田博明, kumada at画像 熊田博明, kumada at画像
水本斉志, mizumoto at画像 水本斉志, mizumoto at画像 水本斉志, mizumoto at画像
照沼利之, terunuma at画像 照沼利之, terunuma at画像 照沼利之, terunuma at画像
中井 啓,knakai at画像 中井 啓,knakai at画像 中井 啓,knakai at画像
授業概要
Course overview
放射線腫瘍学に関する症例検討を行うとともに最新の研究成果の発表を題材とし、研究内容に関する討論と総論的知識のレクチャーを行う。 放射線腫瘍学に関する最新の原著論文を抄読し、研究目的、方法、結果について理解し、当該研究の意義、問題点、残された課題について討論する。 放射線腫瘍学における腫瘍生物学,または放射線物理学に関する実験の原理と方法について実践によって学ぶ。
学位プログラム・コンピテンスとの関係Competence
(学位P共通)
【汎用】知の創成力、コミュニケーション能力
【専門】研究課題設定力、先端研究遂行力、専門知識運用力、情報発信力
【汎用】知の創成力、コミュニケーション能力
【専門】研究課題設定力、先端研究遂行力、専門知識運用力、情報発信力
【汎用】知の創成力
【専門】先端研究遂行力、専門知識運用力
授業の到達目標(学修成果)
Course Objectives (Learning Outcomes)
←SBO(Specific Behavior Objectives
① 放射線腫瘍医に必要な放射線生物・物理を習得し説明できる.
生物;LQモデルとα/β比・LETとRBE・放射線感受性・治療可能比・線量率効果・放射線損傷からの回復・放射線治療効果の修飾・線量分割法など
物理;線量単位・線量分布図・線量測定法・照射野の照合・QC・QAなど
② 放射線治療の適応を理解し,指導医とともに治療計画を立案できる.
③ 個々の腫瘍の臨床病理学的性格について列挙できる.
④ 手術、化学療法、免疫療法など他の治療法の適応を説明できる.
1)治療方針を明確にできる(根治照射・姑息照射・対症照射).
2)GTV,CTV,ITV,PTVなどの定義を説明できる.
3)正常組織の耐容線量について説明できる.
4)起こりうる急性有害反応,遅発性有害反応を予測できる.
5)一般的な外照射の方法と線量分布を説明できる.一門照射,二門照射,多門照射,回転照射など.
6)各分割法の意義とその適応疾患について説明できる.通常分割,多分割,少分割など.
7)特殊な照射法の方法と適応疾患について説明できる.小線源治療,定位放射線照射,術中照射,全身照射,粒子線など
8)緊急照射の適応を説明できる.
9)各臓器の代表的な疾患の疫学・病期・治療方法・治療成績などについて説明できる.また,放射線治療の具体的な方法,治療成績,有害事象などを説明できる.
10)終末期医療と患者の心のケア法について言及できる.
1. 主要科学雑誌やon lineの検索システムを用い、最新の原著論文の中から、読むべき論文を選ぶことができる。
2. 選んだ論文を読んで理解し、定められた時間内にその概要を他の学生に説明することができる。
3. 他の学生が選んだ論文を事前に読み説明を聞いて理解し、疑問点や当該研究の意義について討論することができる。
4. 個々の原著論文の歴史的意義、教科書的全体像の中における位置づけを説明することができる。
5.特に臨床論文では,Evidence based medicineの思想を養い,放射線生物学論文では実験仮説や実験計画立案方法や仮説の実証方法について,指導により説明することができる.
1. 細胞培養法の基本手技を理解し、細胞の保存、解凍、観察、継代操作を行うことができる。
2. 細胞の増殖に対する促進作用や抑制作用を定量的に評価することができる。
3. 組織を固定、脱水、包埋し薄切標本を作製することができる。
4.培養細胞に対する放射線の影響を放射線化学的手法で解析できる。
5. 培養細胞または組織における特定の分子(蛋白、遺伝子)の発現を解析できる。
6. 放射線治療計画のデータからDVH解析を行い,治療効果の予測ができる.
7. 新しい陽子線照射技術開発について,指導医とともに研究を進めることができる.
8. みずからの研究で得られた研究結果を統計的に解析することができる.
キーワード
Keyword
放射線治療,がん,悪性腫瘍 放射線治療,がん,悪性腫瘍 放射線治療,がん,悪性腫瘍
授業計画
Course Schedule

第1回(月日、時限)担当教員名 講義内容など
2年次、 通年、木曜9:15〜11:00、特論Ⅰ:2単位、特論Ⅱ:2単位
櫻井英幸他
悪性腫瘍の放射線治療に関して,放射線生物学的および物理学的視点から
研究目的の設定、
方法の選択、
結果の意義、
次に行うべき研究の選択、
を可能にする学識と創造力・自立力を育成する発表と討論を行う。
個別の各論的議論をもとに、常に総論的知識の確認を行う。
1年次、通年、木曜17:30~19:00、演習Ⅰ:2単位、演習Ⅱ:2単位
櫻井英幸他
抄読する論文の選び方:
優れた科学論文の歴史性と独創性
科学論文の構成
実験結果の読み方
科学論文の論理展開とまとまり
1,2年次、 通年、随時、実験実習Ⅰ:2単位、実験実習Ⅱ:2単位
櫻井英幸他
1. 細胞培養の基本手技。
2. コロニー形成法,細胞増殖測定法の実習.
3. 組織の固定、脱水、包埋と薄切の実習.
4.ラジカルの定量法(ESR、HPLC)、ラジカル修飾法の実習.
5. 免疫組織化学的手法、蛍光抗体法,ウエスタンブロット,フローサイトメトリーの実習.
6. DVH解析の実習.
7. 陽子線照射技術開発状況の説明とスポットスキャニング法の開発に関する実習.
8. 医学統計に関する実習.
履修条件
Course prerequisite
原則として粒子線腫瘍医学専攻学生,およびがん専門医養成プログラム専攻学生のみの履修を受け付ける。 原則として粒子線腫瘍医学専攻学生,およびがん専門医養成プログラム専攻学生のみの履修を受け付ける。 原則として粒子線腫瘍医学専攻学生,およびがん専門医養成プログラム専攻学生のみの履修を受け付ける。
成績評価方法
Grading Criteria
行動目標の達成度を平常点(発表内容、討論内容)で評価する。
行動目標の1と2を指導に従って大旨できればC以上と判断する。
行動目標の1~3を指導に従って大旨でき、積極的に4を行っていると判断されればB以上と判定する。1~3については発表と討論の概要をA4, 1枚にまとめて提出させ、理解度を判定する。
行動目標の1~4について優れていると判断され、5~7を指導に従って大旨できると判断されればAと判定する。 
行動目標の1と2について平常点として評価し大旨できていればC以上と判定する。
行動目標の1と2について平常点として評価し大旨できていると判断され、3について積極的に行っていると判断されればB以上と判定する。
自分で重要と考えた論文の要約(A4, 1枚)を月に2回提出させ、理解度を実際に評価し、優れていると判断されればAと判定する。 
安定で信頼性の高い実験を行う技能による評価(50 %)
実験ノートのまとめ方、実験結果の理解度、次の実験計画の作成能力に関する口頭試問による評価(50%)
A+: 90 or more (top 10%)
A: 80-89
B: 70-79
C: 60-69
D: less than 60 (Failure)
学修時間の割り当て及び授業外における学修方法
Learning method
講義100%
授業会における学修方法:自らの実験研究の立案、方法の選択、結果の解釈を行い、教員や学生同士での討論を常に行い、自らの創造力、自立力を向上させる。
演習(セミナー) 100%
授業外における学習方法 :自分で重要と考えた論文を月に2報選び、要約と意見を記述して提出する。
実験・実習 100%
授業外における学習方法:学習した実験手技を繰り返し行い、安定で信頼性の高い技術を修得する。 
教材・参考文献
Textbook
『Principles and Practice of Radiation Oncology』4th Edition, Perez CA, Brady LW, Halperin EC, Schmidt-Ullrich RK ed., Lippincott Williams & Wilkins, Elsevier Saunders,  『Principles and Practice of Radiation Oncology』4th Edition, Perez CA, Brady LW, Halperin EC, Schmidt-Ullrich RK ed., Lippincott Williams & Wilkins, Elsevier Saunders,  『Principles and Practice of Radiation Oncology』4th Edition, Perez CA, Brady LW, Halperin EC, Schmidt-Ullrich RK ed., Lippincott Williams & Wilkins, Elsevier Saunders, 
単位取得要件
Requirement to earn credit
単位取得要件:80%以上の出席
他研究室の授業への5時間以上の出席
単位取得要件:80%以上の出席
他研究室の授業への5時間以上の出席
単位取得要件:SBOが概ね達成されていること。実験ノートの提出。
その他(受講上の注意点等)
Notes
わからないことは、その場で質問し解決すること。
科学的、論理的な議論を行うこと。
わからないことは、その場で質問し解決すること。
科学的、論理的な議論を行うこと。
わからないことは、その場で質問し解決すること。
科学的、論理的な議論を行うこと。
臨床病態解明学演習I, II
臨床病態解明学実験実習I, II
臨床病態解明学特論I, II
臨床病態解明学実験実習I, II
臨床病態解明学特論I ,II
臨床病態解明学演習I, II
ティーチングフェロー(TF)・ティーチングアシスタント(TA) 特に定めない 特に定めない 特に定めない

 

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