シラバス Syllabus 医学学位プログラム
科目名・科目番号
Subjects・Course Number
社会医学特論I / 0BTNE81 社会医学演習I / 0BTNE85 社会医学実験実習I /0BTNE89
社会医学特論II/ 0BTNE83 社会医学演習II/ 0BTNE87 社会医学実験実習II/ 0BTNE8B
研究分野
Laboratories
社会精神保健学 社会精神保健学 社会精神保健学
使用言語
Language used (Japanese,  English,  Bilingual)
バイリンガル バイリンガル バイリンガル
他研究室学生の受け入れの可否(〇×)
Availability for students from other lab.
× × ×
他研究室学生の問い合わせ先
Contact Information for Students from Other  Lab.
授業形態
Course Type
講義、討論 演習 実験・実習
標準履修年次
Year
 1・2年次  1・2年次  1・2年次
実施学期・曜時限等
Semester,Day and Period
特論Ⅰ春学期 / 特論Ⅱ秋学期 演習Ⅰ春学期 / 演習Ⅱ秋学期 実験実習Ⅰ春学期 / 実験実習Ⅱ秋学期
開講場所
Room Number
セミナー室、他 セミナー室、他 セミナー室、他
単位数
Credit
Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位 Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位 Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位
担当教員名・オフィスアワー等 (事前にメールで連絡すること) (事前にメールで連絡すること) (事前にメールで連絡すること)
Faculty Members and E-mail 斎藤 環, tamaki at画像 斎藤 環, tamaki at画像 斎藤 環, tamaki at画像
授業概要
Course overview
不登校・社会的ひきこもり、子供虐待、DV、依存症など、精神医学の周辺領域に関する精神医学的な評価と支援のあり方、国際比較などを研究する。 精神健康の問題を持つ人の評価や援助に関する基礎的理論と、各種の支援手法とそれを可能にする社会的なシステムの基礎について学ぶ。 原著論文を批判的に読むことで、社会的意義のあるオリジナルな研究プロジェクトを企画立案できるようになる。個別の事例に対して適切な配慮のできる臨床眼と高い倫理性を獲得する。 メンタルヘルスに関連する臨床データの収集方法や解析、事例インタビューの技法について、その原理や手法を実践から学ぶ。研究目的や方法を臨床的視点から理解し、自ら実施したデータ収集や分析の意義、問題点などについて討論する。
学位プログラム・コンピテンスとの関係Competence
(学位P共通)
【汎用】知の創成力、コミュニケーション能力
【専門】研究課題設定力、先端研究遂行力、専門知識運用力、情報発信力
【汎用】知の創成力、コミュニケーション能力
【専門】研究課題設定力、先端研究遂行力、専門知識運用力、情報発信力
【汎用】知の創成力
【専門】先端研究遂行力、専門知識運用力
授業の到達目標(学修成果)
Course Objectives (Learning Outcomes)
←SBO(Specific Behavior Objectives
1 心的外傷やストレスのメカニズムおよびアセスメントについて説明できる。
2 心理学的な発達や危機、ならびに適切な介入の方法について説明できる。
3 精神療法、集団療法、家族療法など、メンタルヘルスケアのための基本的な理論と手法について説明できる。
4 精神障害者の現状や援助システム、コミュニティケアのあり方などについて、データに基づいて分析を行い、現状に関する問題点を論ずることができる。
1 最新の原著論文の中から、自分の関心領域に関連する重要な文献を選択し収集することができる。
2 収集した論文を理解しその概要をまとめ、先行研究の蓄積と限界を他の学生にも適切に説明することができる。
3 複数の関連領域の論文から異質のテーマを抽出し、新しいアイディアやテーマを導き出すことができる。
1 関心のある問題領域について、適切な質問紙を作成し、データ収集とその解析に関する基本的な手法を理解し、有意義な結果を導き出すことができる。
2 問題を抱えた事例に配慮しつつ信頼関係を築き、必要な情報を聴取するための適切なインタビューを実施できる。
3 他の学生の発表内容を正しく理解し、研究の意義や限界、問題点について適切に討論することができる。 
キーワード
Keyword
不登校・社会的ひきこもり、子供虐待、DV、依存症 不登校・社会的ひきこもり、子供虐待、DV、依存症 不登校・社会的ひきこもり、子供虐待、DV、依存症
授業計画
Course Schedule

第1回(月日、時限)担当教員名 講義内容など
1-6  回  トラウマとストレスの基礎的理論
7-12 回  依存症、虐待、ひきこもり、自殺などの臨床に関する各論
13-18回  メンタルヘルスケアの基礎理論
19-20回  総括・まとめ
抄読する論文の選び方: 歴史性、独創性
科学論文の校正と投稿の仕方
データ解析の結果とその解釈
優れた原著論文に求められるもの
各自研究テーマを設定し、必要なデータを検討しつつ質問紙を作成、インタビュー内容についても吟味しながらデータを収集し解析を試みる。
履修条件
Course prerequisite
     
成績評価方法
Grading Criteria
行動目標の達成度を平常点(発表内容、討論内容)で評価する。
行動目標の1と2を指導に従って大旨できればC以上と判断する。
行動目標の1~3を指導に従って大旨でき、積極的に4を行っていると判断されればB以上と判定する。1~3については発表と討論の概要をA4, 1枚にまとめて提出させ、理解度を判定する。
行動目標の1~4について優れていると判断され、5~7を指導に従って大旨できると判断されればAと判定する。 
行動目標の1と2について平常点として評価し大旨できていればC以上と判定する。
行動目標の1と2について平常点として評価し大旨できていると判断され、3について積極的に行っていると判断されればB以上と判定する。
自分で重要と考えた論文の要約(A4, 1枚)を月に2回提出させ、理解度を実際に評価し、優れていると判断されればAと判定する。 
安定で信頼性の高い実験を行う技能による評価(50 %)
実験ノートのまとめ方、実験結果の理解度、次の実験計画の作成能力に関する口頭試問による評価(50%)
A+: 90 or more (top 10%)
A: 80-89
B: 70-79
C: 60-69
D: less than 60 (Failure)
学修時間の割り当て及び授業外における学修方法
Learning method
講義100%
授業会における学修方法:自らの実験研究の立案、方法の選択、結果の解釈を行い、教員や学生同士での討論を常に行い、自らの創造力、自立力を向上させる。
演習(セミナー) 100%
授業外における学習方法 :自分で重要と考えた論文を月に2報選び、要約と意見を記述して提出する。
実験・実習 100%
授業外における学習方法:学習した実験手技を繰り返し行い、安定で信頼性の高い技術を修得する。 
教材・参考文献
Textbook
講義ごとに必要に応じて紹介する。 講義ごとに必要に応じて紹介する。 講義ごとに必要に応じて紹介する。
単位取得要件
Requirement to earn credit
単位取得要件:80%以上の出席
他研究室の授業への5時間以上の出席
単位取得要件:80%以上の出席
他研究室の授業への5時間以上の出席
単位取得要件:SBOが概ね達成されていること。実験ノートの提出。
その他(受講上の注意点等)
Notes
     
他の授業科目との関連
Relation to Other Courses
社会医学演習I, II
社会医学実験実習I, II
社会医学特論I, II
社会医学実験実習I, II
社会医学特論I, II
社会医学演習I, II
ティーチングフェロー(TF)・ティーチングアシスタント(TA) 特に定めない 特に定めない 特に定めない

 

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