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筑波大学医学部麻酔科
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学生・研修医の皆様へ

初期研修(スーパー・ローテート)・後期研修
麻酔科医としての専門教育に必要な要素は、麻酔症例を安全に管理することを繰り返し得られる経験と、我々より経験豊かで深い知見を有する者より得られる知識が必要です。筑波大学附属病院では、大学病院として豊富な術式と症例数を有しており、開心術、新生児、肝・腎移植など特殊な麻酔症例も含め偏りの無い研修を受けることができます。また、緊急CABGや破裂大動脈瘤などの緊急症例も経験することができ、気管挿管、硬膜外麻酔はもとより肺動脈、中心静脈カテーテル、経食道心エコー、分離肺換気、気管支鏡下経口・経鼻挿管など多岐にわたる手技を習得することができます。術後疼痛対策には、ほぼ全例PCA(Patient Controlled Analgesia)ポンプを装着し、患者様自身が自ら痛みをコントロールできるシステムを導入しています。

日々の麻酔症例を通じ、上級医とのディスカッションの中から学ぶのに加え、当科では知識の整理と最新の知見を得るため、以下のカンファランスやレクチャーを定期的に開催し、研修医の効率良い知識の習得を支援しています。

平成  年度における筑波大学附属病院 麻酔科管理病例数
診療科
内訳
病例数
循環器外科
  CABG
  成人弁疾患
  大血管(on-pump)
  腹部大動脈瘤
  小児開心術
  小児バイパス、ハンティング等

消化器外科
  食道切除
  肝移植

小児外科
  新生児
  乳児
  肝移植

呼吸器外科
脳神経外科
整形外科
産婦人科
泌尿器科
耳鼻科
形成外科
乳腺甲状腺外科
眼科
歯科口腔外科
皮膚科
その他
心臓カテーテル(血管造影室、CT・MRI室)  

合計

 

■火曜〜金曜朝のモーニング・カンファランスと英文誌抄読会
朝7:45分、けやき棟3階手術部内視聴覚室に集合し、その日の症例提示とディスカッションを行います(15分間)。当直時間帯の報告、連絡の後、英文誌の抄読会(約15分)を行っています。これはスタッフ、レジデントが順番で英文雑誌の最新号から論文1編を選び、約15分で内容を概説するものです。英文誌抄読会はあるものの、当科のように連日行っているところは少なく、知識の整理やリフレッシュに役立ち、研究のヒントをもらうこともしばしばです。

■水曜夕のレジデント・レクチャー
毎週水曜日の夕方より、初期研修医、後期研修初期のレジデントを対象にレクチャーを行っています。これはレジデント教育を一義的に企画された内容で、研修早期に是非とも習得すべき必須の内容を中心に構成されています。

レジデント・レクチャーのタイトルと演者
教官名
タイトル1

タイトル2

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田中 誠 硬膜外麻酔の安全性 高血圧患者の麻酔
猪股伸一 吸入麻酔 ペインクリニック
山本純偉 産科麻酔 酸塩基平衡異常
左津前剛 神経ブロック 局所麻酔
山下創一郎 静脈麻酔 循環作動薬
大坂佳子 小児麻酔 手術室外での麻酔
高橋伸二 心電図と不整脈 心肺脳蘇生
石垣麻衣子 緊急手術の麻酔 周術期モニタリング
叶多知子 気管挿管と気道確保  
水谷太郎 Mechanical ventilation
―実践的アプローチ入門―
Difficult airway ―傾向と対策―

■月曜朝の grand round
毎週月曜日の朝7:45分から8:30まで、チーフレジデント以上の学内・外のスタッフが中心となって、自身の研究テーマ、特異な診療経験、最近の麻酔関連の話題等について発表を行います。また、医局外より招聘した演者に講演を依頼することもあります。遠方より参加できない医局員のために、麻酔科ホームページにログオンすれば、毎回の講演内容(スライド;パワーポイント)がダウンロードできる体制になっています。

■水曜日夕刻の case management conference
曜日のケース・カンファランスは、合併症の多い患者の麻酔プランの検討や、周術期合併症の検討を行います。他科からのコンサルテーションも周知し、必要に応じ外科系診療グループと合同で診療プランの作成、帰室病棟や術後管理の検討、予後の判定等行っています。

■シミュレーション教育
筑波大学附属病院麻酔科では、初期・後期研修医を問わず、実践的で挑戦的なシナリオに基づく麻酔や救急症例における診断、治療、救命処置を、高機能シミュレーターを用いて学習しています。特に、稀で致死的な疾患(アナフィラキシー・ショック、悪性高熱、緊急気管切開、緊張性気胸など)を体験学習することで、実際の症例に遭遇した際は迅速に意思決定することができ、急性期医療の一つの弱点である「経験症例の偏り」の克服に大変役立っています。教育に携わる教官は、米国のピッツバーグ大学WISERセンター及びハーバード大学STRATUSに短期留学し、最先端のシミュレーション教育を体験・習得しており、筑波大学のClinical Clerkshipや初期・後期研修に適した学習シラバスを作成し、到達度評価を行っています。

こうした我々の研修医教育に対する先進的な取組が文部科学省より評価され、平成18年度から優れた麻酔科医育成のための教育・研究財政支援(地域医療等社会的ニーズに対応した医療人教育支援プログラム:医療人GP)を受けることになりました。(以下のリンクをご覧ください。別サイトにジャンプします。)

平成18年度「地域医療等社会的ニーズに対応した質の高い医療人養成推進プログラム」選定取組一覧(HTML版)

平成18年度「地域医療等社会的ニーズに対応した質の高い医療人養成推進プログラム」(PDF版)

当科での豊富な教育予算は、今後3年間に医学生や麻酔科研修医教育の質の向上に役立て、広く急性期医療を担い、地域で活躍できる人材育成に活用していきたいと考えています。

■シミュレーション教育の実際

ACLS以外にもシミュレーターを用いた麻酔導入時の患者管理、アナフィラキシーショックの管理など種々のテーマでトレーニングを行っている。(シナリオ:アナフィラキシー出血性ショック喘息悪性高熱症緊張性気胸肺塞栓症麻酔導入プログラム)タイトルをクリックするとシナリオがPDFで取得できます。

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