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教授あいさつ

笑顔と活気あふれる教室を目指す
―創造力Creative、
勇気Courage、
コミュニケーションCommunication
をモットーに―

筑波大学 医学医療系 循環器内科
教授 家田 真樹

筑波大学循環器内科教室は、昭和51年に大学附属病院の開院に伴い創立され、初代教授 伊藤巌先生、二代目教授 杉下靖郎先生、三代目教授 山口巖先生、四代目教授 青沼和隆先生による指導の下で発展し、茨城県のみならず日本の循環器医療に貢献してまいりました。
このたび、第五代教授として、私、家田真樹が平成30年4月より就任致しました。当教室を、若手医師やスタッフの笑顔と活気にあふれ、患者さんには安心してご来院いただける循環器内科教室にしていきたいと考えております。

そのためのモットーとして、創造力(Creative)、勇気(Courage)、コミュニケーション(Communication)の3Cを掲げました。創造力と勇気は、私が米国留学中にご指導いただいた世界的研究者のSrivastava教授が大切にされていた言葉です。画期的な研究をするには、創造力に加え、新しいことに挑む勇気が必要であり、両者が揃って初めて良い研究ができるとご教授いただきました。私は、これは研究のみならず診療にも当てはまると考えております。良い診療には、患者さん一人ひとり異なる病態に対して最良の治療を組み立てる創造力と、困難な病気に立ち向かう勇気が必要です。

この創造力と勇気に加えて、最も大切なことがコミュニケーションです。患者さんとはもちろんのこと、院内スタッフさらに関連病院や診療所ともしっかりとコミュニケーションを取り、強い信頼関係を築くことが、安全、安心、良質な医療を提供できる鍵と考えております。

筑波大学は茨城県唯一の大学病院であり、当教室はこの地域において“最後の砦”としての役目を担っています。これからも筑波大学循環器内科は地域の医療をしっかりと支え、さらに研究学園都市つくば発の新しい医療を世界に発信できるよう、教室員一丸となって努力していく所存です。どうぞよろしくお願いします。

臨床

当科は冠動脈疾患(狭心症、心筋梗塞)、不整脈、心不全、高血圧、末梢動脈疾患、心筋症、弁膜症、肺高血圧症、先天性心疾患など、幅広い循環器領域に対応し、わが国において最高水準の循環器診療を提供しております。中でも不整脈に対するアブレーション治療は国内大学病院トップの実績であり、今後も難治性の重症不整脈患者さんを地域のみならず全国から受け入れて治療してまいります。
また、弁膜症や先天性心疾患などに対する先進的カテーテル治療を積極的に導入し、患者さんの体に負担の少ない低侵襲医療をしっかりと進めていきます。さらに、当院は県内で大学病院のみ行っている重症心不全に対する人工心臓治療や、原因不明の難治性稀少疾患に対する専門的診療を行い、これからも地域の医療に積極的に貢献してまいります。

研究

循環器疾患に対する診療は劇的に進歩しています。しかし、私は大学病院や地域の病院での診療を通して、いまだに病態が不明、あるいは治療法が十分でない循環器疾患が数多く存在することを知り、研究の必要性を感じるようになりました。そこで、医師6年目頃より、臨床業務と並行して、病態解明を目指し基礎研究を開始しました。心臓突然死に関わる新しい原因遺伝子の発見などの論文を発表した後、さらに研究を学ぶため米国へ留学し、世界で初めて心筋再生に関わるリプログラミング因子を発見しました。帰国後は、心不全に対する新しい治療の実現を目指して、心臓再生の研究を発展させてまいりました。
今後はこれまでの経験を生かして、学生や若手医師に研究の面白さや医学の奥深さを指導したいと思っております。さらに、研究学園都市つくばの中心にある筑波大学の強みを生かし、医学のみならず様々なバックグラウンドを持つ研究者と協力して、世界トップレベルの研究を行ない、医学の発展に貢献してまいりたいと思っています。

教育

教育は大学病院の最も重要な責務の1つであり、どのような教育を受けたかでその医師の人生は大きく変わります。私は、当教室を、レジデントからスタッフまでの距離を縮め、風通しの良い、誰もが学び成長できる教室にしたいと考えております。当科は高度先進医療を行う専門医や世界最先端の研究を行う医師がそろっており、臨床や研究でトップクラスの指導を直接受けることができます。さらに、筑波大学の関連病院で研修することで、若い時期から一般循環器疾患を診察できる技能や救急に対応できる力を養うことができます。
また筑波大学には、医師として最も重要な、技能のみならず人として立派な良い臨床医を育てるという教育精神があります。私自身も研修医のころに教わった、“患者さんを自分の肉親と思い診察する”という言葉を今でも心の拠り所にして、患者さんを診療しています。次世代を担う医学生や若手医師が、将来地域や日本の医療に貢献し、さらに世界でも活躍できるよう、一生懸命教育にも取り組んでまいります。

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