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お知らせ

2022.02.21

服部先生、小松先生が薬剤抵抗性心室頻拍のカテーテルアブレーション治療に関する研究論文を『Circulation: Arrhythmia and Electrophysiology』に発表

薬剤抵抗性心室頻拍(VT)に対するカテーテルアブレーションは, 予後改善に寄与する重要な治療ですが, VT中に血行動態が破綻する症例や術中に誘発性の乏しい症例は焼灼部位・範囲の同定が困難であり, 治療に難渋することがあります。 本研究は, 器質的心疾患を伴うVTに対しカテーテルアブレーションを施行された方を対象とした単施設後ろ向き研究です。VT誘発前の基本調律中に高密度で3次元マッピングを行なった症例を解析し, 基本調律中に認める旋回興奮伝播様式(rotational activation pattern = RAP)を呈する部位がVT回路に高率に関与することを報告しました。

本研究は2022年1月15日に国際科学雑誌『Circulation: Arrhythmia and Electrophysiology』に発表されました。

Hattori M, Komatsu Y, Naeemah QJ, Hanaki Y, Ichihara N, Ota C, Machino T, Kuroki K, Yamasaki H, Igarashi M, Aonuma K, Nogami A, Ieda M

Circ Arrhythm Electrophysiol. 2022 Jan;15(1):e010308. doi: 10.1161/CIRCEP.121.010308. Epub 2021 Dec 23.

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