臨床研究
「シェーグレン症候群患者の抗アクアポリン5自己抗体の存在と
                      その意義に関する研究」
について

膠原病リウマチアレルギー内科では、標題の臨床研究を実施しています。
研究に関する問い合わせ、または研究への参加を希望しない場合は、担当者までご連絡をお願いいたします。
本研究の概要は以下のとおりです。
なお、本研究は、筑波大学附属病院臨床研究倫理審査委員会の承認を得ております。

1.研究対象

2005年1月から2015年8月までの間に、当科でシェーグレン症候群、関節リウマチ、全身性エリテマトーデスの診断を受け、当科で血液検査を行い、さらに血液検体の研究目的の使用にご同意をいただいた方。

2.研究の意義・目的・方法

本研究では、唾液腺に発現し、唾液分泌に関連する水チャネルであるアクアポリン5に対する自己抗体が、シェーグレン症候群の発症・病態に関連するかどうかを検証することを目的とします。そのために、シェーグレン症候群患者さん、疾患コントロールとして関節リウマチ、全身性エリテマトーデスの患者さんの血清を用いて、抗アクアポリン5抗体の検出と、疾患および臨床像との関連を解析します。

3.研究機関名・研究者名

筑波大学附属病院膠原病リウマチアレルギー内科(筑波大学医学医療系内科(膠原病・リウマチ・アレルギー))

(教授)住田 孝之、(講師)坪井 洋人、(講師)浅島 弘充

解析を行う研究施設:東京理科大学薬学部薬学科 (教授)礒濱 洋一郎

4.保有する個人情報に関する利用目的 

これまでに得られた診療情報(年齢・性別・検査所見・診断等)、保存された血清を本研究の検討において使用します。解析を行う研究施設(東京理科大学薬学部)に診療情報・検体を送付する前に、すべての情報は匿名化され、個人を識別できる情報が外部の施設に提供されることはありません。匿名化された診療情報・検体は、上記の解析を行う研究施設に輸送され、研究に使用されます。研究終了後一定期間(2022年12月31日まで)、診療情報・検体は保管されますが、その後は破棄されます。

5.保有する個人情報の開示手続

情報の開示を希望する患者様は下記の連絡先にお問い合わせください。

6.保有する個人情報の問い合わせ・苦情等の連絡先

筑波大学附属病院 膠原病リウマチアレルギー内科

〒305-8576 茨城県つくば市天久保 2-1-1

所属・担当者名:膠原病リウマチアレルギー内科 坪井 洋人、浅島 弘充

電話・FAX:029-853-3186(医局 平日9:00〜17:00)

                  
   臨床研究倫理審査委員会承認日2015/10/26