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履修生からの声

臨床検査技師からの声

No. 10 【第9回生 臨床検査技師 茨城県】

私は昨年4月から病院勤務となり、大学卒業後から数年ブランクがあったため、自身の臨床検査に関する知識・技量について不安を抱えていました。そんな中、検査分野の総復習に加え、大学では学ぶことのなかった多職種の業務について学べる本プログラムについて知り、今の自分に必要かつ最適な講座だと感じ応募しました。4月になると早速講座が公開され、すぐに勉強を始めることができました。休日は研修会や学会が入ることも多いので学習時間の確保が課題でしたが、オンラインでの受講のため通勤中に繰り返し聞くことが可能な点もよかったです。普段の業務の中で学ぶ機会が少ない各検査の歴史・原理、臨床の先生の講話も多く、興味深い内容の授業が多かったです。また、多職種の分野について学ぶことで、多職種の役割、検査の重要さ、検査技師に求められていることを知り、患者対応は多くの職種の連携で成り立っていることを再認識させられました。1年間本プログラムで学んだことで、自分に自信が持て改めて自身の職種の楽しさを実感するとともに、救急対応チームや院内の多職種合同の委員会についもて興味を持つようになりました。多職種連携が今後ますます求められる中、自分に何が出来るか今後も考え続け、行動していきたいと思います。貴重な機会を与えていただき、ありがとうございました。

No. 9 【第6回生 臨床検査技師 茨城県】

私は主に生理機能検査に携わっています。医師や看護師、リハビリの方達に比べ、患者さんと触れ合うのは検査のみでスポット的なものになりがちです。画面や検査結果を通して患者さんを見ていることが多く、実際の患者さん自身や背景というものはあまり考えません。機械的にデータを正しく出すことも大切ですが、画面を通してのみ患者さんを見るのではなく、患者さんの身体的・精神的状況の変化などを考えながら検査へ望むことで、患者さんにとってより良い検査になるのではないかと考えます。何人もスポット的に検査をしていると早く終わらそうという気持ちや画面ばかり見ていておろそかになりがちな対応について、看護師、理学療法士ら専門的な領域について考えアドバイスを聞き、もう少し実際の患者さんを見て考える機会があってもいいと思います。その点、今回の履修では多職種が何を学んできて、どういうことを考えて患者さんに接しているかを理解することが出来、連携の土台が出来ていると感じます。

No. 8 【第6回生 臨床検査技師 茨城県】

泌尿器科・透析クリニックに15年勤務している検査技師です。尿沈渣業務や検査データなどから患者さんを見てきましたが、勤務年数を重ねていくうちに看護業務、透析業務、レントゲン業務、送迎業務などいろんな業務に携わる機会があり、検査データだけではなく他の視点からの患者さんへの関わり方や患者さんの家庭環境などを考えさせられる機会が増えてきました。しかし、その経験をどのように活かして患者さんの為に活用していけばいいのかが難しい部分でした。今回履修プログラムに参加することによって専門分野の復習もでき、理学療法士、放射線技師の分野も学ぶことができてとても意義のある時間を過ごせていると思います。
私の勤めるクリニックでは、理学療法士・栄養士がいるわけではありません。放射線技師も常時いるわけでもありません。この環境の中で透析患者さんのフットケアや抹消動脈疾患(PAD)患者さんの早期発見、その後のケア・リハビリをどうしていくか、外来患者さんの透析導入前の栄養指導をどうするかなど課題がたくさんあります。
現状、スタッフとどのように連携を取って治療を進めていくのか、外部施設とどう連携を取っていくのかが課題だと思います。今回の履修を通して、どの様に多職種との連携を取っていくかを学び、また学んだことを他のスタッフ達に伝えることで、各々のモチベーション向上や患者さんの生命予後の改善につながって行くと思います。

No. 7 【第3回生 臨床検査技師 千葉県】

今回、3期生として「多職種連携メディカルスタッフ教育プログラム」に参加させて頂いた臨床検査技師です。僕は検査技師としては20年ちょっと立ち、この時期に改めて臨床検査技師の復習が短期間でよりわかりやすく出来たことがとても嬉しくなりました。今の担当は生理機能検査ですが、以前は検体検査にも従事していたこともあり、改めて勉強になりました。一度、学生時代に聞いて学んだことでも別の先生方より拝聴することで、また違った意味で理解することが出来ました。また、僕の資格に超音波検査士と糖尿病療養指導士もあったので、超音波以外の画像の仕組みや運動と血糖値の結びつきなど、より理解が深まったと思っています。Eラーニング以外にも1期生、2期生の先輩方が有志で勉強を開いて下さり画像の読み方などが僕にはすごく新鮮に感じました。4月から新たな病院に転職いたしましたが、以前の病院では脳外科が中心でしたので、脳梗塞や脳出血との比較がとても良かったです。理学療法士さんからは車椅子から患者移動についても、今まで検査技師としては教えてもらえないことを手取り足取りアドバイス頂いたことは今でも役になっています。今回、3期生として履修いたしましたが、もしこの続きがあるとすれば、また学びたいと思っています。先生方や1期生、2期生の先輩方にも、とてもお世話になりました。ありがとうございました。

No. 6 【第3回生 臨床検査技師 茨城県】

この度、多職種連携教育プログラムを受講させて頂き講師の方々、関係する皆様に感謝申し上げます。
就職してからもどの職業、職種においても勉強が必要なのですが、医療には常に【最新の】技術と技能・知識という条件が付き、日々研鑽が不可欠だと思っています。 また業務を行っていくうえで医療技術に関するさまざまな知識を習得することはとても重要であると 感じています。
このプログラムでは臨床検査についての基礎知識の復習と、放射線技術学、理学療法学の分野について学び、他職種について理解する機会が得られ大変有意義な時間を過ごさせて頂きました。
この経験を生かし、他職種の方たちが検査についてどんなことに興味がありどんなことが知りたいのか情報を集め勉強会などを開いていくことで私たちの仕事を知って頂き、私たちも多職種について興味があることをどんどん聞いていくことにより横の連携を強くしていけたらと思います。実際、職場でも放射線科やリハビリテーション科と合同の勉強会を開催することができました。
これから受講される方へは、可能な限り年4回のスクーリングへの参加をお勧めします。 普段の授業はe-learningによるもので、自分の自由な時間に学ぶことができるのですが、 スクーリングでは実技なども含まれており、実際に体験できることで理解度が2倍にも3倍にもなります。
履修プログラム運営の方への要望として、履修生には今回受講した内容について、 聞きたいときに何度も勉強できるようなシステムを作っていただけると今後も継続した学習ができるのではないかと考えます。今後もこのプログラムが継続され学校卒業後の学べる場を提供して頂けたらと思います。

No. 5 【第2回生 臨床検査技師 茨城県】

一年間、多職種連携ということで診療放射線技師、理学療法士の勉強をする機会を与えていただきました。
ぼんやりとしていた各専門分野の仕事内容がはっきりしたことで、多職種連携に向けての土台ができたような気がします。
医療の現場はそれぞれが国家資格を持ち、専門知識を駆使して仕事をしているがゆえに他の職種に目を向けていないことが多い気がします。自分の専門をしっかりとこなすのも大事ですが、周りの職種がどんな仕事をしていて、どんなことをすればお互いの仕事をよりスムーズにこなせるかを考えてみるのも大事なことではないかと思いました。その成果は、迅速な結果、治療、復帰への支援へと繋がり、患者様へ還元できるのではないかと考えます。
CoMSEPは他の職種への理解を深めるのが一番の目的ですが、自分の職種のe-learningでは今現在専門としていない分野の復習ができたり、再発見があったり、やっぱりこの仕事が好きだ、という再確認ができたりと、とても有意義に勉強することができました。
CoMSEPへの希望としては、せっかく一年間勉強しますし、何個も書いたレポートですので、資料としてe-learningや自分のレポートを残せるような対応をしていただければと思いました。
一年間勉強させていただきありがとうございました。今後の業務に少しでも活かせるよう動いていければと思います。

No. 4 【第2回生 臨床検査技師 埼玉県】

このたび、履修プログラムに参加させていただき、専門分野の知識の再確認だけでなく、自分の分野ではない職種のことを学ぶことができました。
この履修プログラムのことを知る前から、仕事をしていく上で他職種の分野と関わることが多く、そこにおける知識を学びたいと思っていたので、今回このプログラムはとても勉強になりました。
今回の授業を通して、わからないことを職場の放射線技師さんや、理学療法士さんに教えてもらいにいき、新たに他の職種の方とのつながりができました。今回の授業で得られたことはまだまだ一部かもしれませんが、ここで新たなつながりができたことが大きな一歩になったように感じます。今回の経験で得たことをこれから大きく生かしていきたいと思っています。
貴重な機会を与えていただき、本当にありがとうございました。

No. 3 【第2回生 臨床検査技師 茨城県】

今回、私がCoMSEPを履修しようと思ったきっかけは、感染対策チーム(ICT)の一員として働く中で、他の職種の専門的知識を学び、放射線の画像を理解できるようになったり、リハビリによる患者様の状態を把握できるようになることで、多職種連携の役に立てたいというのが始まりでした。e-learningを進めるにつれて、自分の分野も含めて放射線も理学療法もとても専門性が高く、深い内容でびっくりしました。何度も試聴を繰り返し、レポートを提出していきました。少しずつ進めているうちに期日までに提出が間に合うのかがとても不安になりましたが、日にちがギリギリになりながらもなんとか1年間続けることができました。私は、体調の面でscalingに1度も参加することができませんでした。せっかくの他の職種の方たちとの関わりの場に参加して、たくさん話をしたかったのにとても残念で、悔いが残ります。CoMSEPで学んだことは、各分野で基礎から実践まで様々な内容があり、難しいとも感じました。しかし、ここで身につけたことを自分の施設で生かせるよう、すぐにでも行動に移したいと考えました。多職種連携としてまず何からできるか、そして最終的にどういう組織にしていきたいかをじっくりと考えて、患者さまのために役に立てていきたいです。

No. 2 【平成27年度履修生、臨床検査技師、茨城県】

職種連携は今後ますます重要視されていく部分であると思います。しかし、実際に自分がどのように関わっていけるのか、どこから始めていけば良いのか悩んでいた時に今回のプロジェクトを知り、臨床検査の学び直しができるだけでなく、放射線科や理学療法という他の分野について学ぶことができる画期的な内容に挑戦してみたくなりました。
カリキュラムが開始するまでは不安でしたが、e-ラーニングであることで時間的な制限もなく、仕事をしながら学ぶには最適でした。各分野のカリキュラムもお互いの職種に重なる部分を見出すことができる内容を主に取り入れているように感じました。共通する部分でも職種が異なると視点が異なるということを実感しました。多職種連携を実現させるには自分と異なる職種の方々の業務視点を理解することが不可欠であり、そういった物の見方、考え方を学ぶことができると思います。
CoMSEP履修証明プログラムは私にとって多職種連携の大きな一歩であると確信しています。第一期生として学ばせて頂いたことを糧に、まずは自施設で各職種間の架け橋になれるよう努めていきたいです。 今後の要望としては、学んだ内容を再度確認できる機会を作って下さい。 これから履修される皆さんにとって見識を深める良い一年になると思います。ちなみに、メールとmanabaの確認は小まめにすることです。一緒にCoMSEPの輪を広げていきましょう。

No. 1 【臨床検査技師、千葉県】

-多職種連携について-
現在、私の勤務する病院では、NST、感染対策、褥瘡対策など各委員会において他部署と の連携を図りながら、治療中の患者様の状態を把握し、各部署(医師、看護師、薬剤師、 管理栄養士、診療放射線技師)の専門知識を共有し最適な治療が出来る事を目的としてい ます。しかし、それらの他部署の専門情報には、基本的な学問を把握する必要が多々あり、 その都度、単語を書き留めて、後で検索することもしばしばです。またその一語一語が分 かっても、全体としての意味が良く解らないことや、なかなか今更聞けない事もあり苦慮 することもあります。今回のCoMSEPでは、多職種の専門職人と同じ土壌で学び、他分野 を基礎から学ぶ事で、学問と人的ネットワークが出来ることもその目的の一つではないか と考えております。

メッセージ

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