研究領域

研究領域(博士前期課程)

実践看護学領域
発達支援看護 健康障害看護
母性・小児の発達支援と健康障害を抱えた対象とその家族に焦点をおき、人間の尊厳を前提とした看護介入法を探求する領域です。ケア・ニーズに対応した看護実践のために、健康や生活行動に影響を及ぼす要因と人の反応などの認知的側面を含めた包括的な視点から科学的に看護を究明していきます。 実践看護学領域のなかでも、何らかの健康障害を抱える方々あるいはその予防や回復に関連する看護に焦点を当てた講義や演習を行います。特に、がんあるいは精神障害に関連した健康問題や終末期の患者・家族に関する研究を専門に行っている教員が授業を担当しています。
主な研究内容
  • 思春期・成熟期における女性の健康問題と支援
  • 育児ストレス軽減の看護支援や母子関係支援
  • 子どもへのインフォームドアセントに関する研究
  • End-of-Lifeに関連した小児と家族への看護介入に関する研究
  • 慢性疾患患者と家族を対象にした機能障害に応じた開発
  • がん患者およびがん体験者、家族への看護介入に関する研究
  • 精神障害者および家族の自己効力感を高める看護に関する研究
  • 精神科リハビリテーション看護の介入法と評価法の開発
専門看護師の養成
  • がん看護専門看護師の養成について
  • 精神看護専門看護師の養成について
健康システム看護学領域
地域健康システム看護 生活支援看護 環境看護
ヘルスプロモーションの理念に基づき、学校、地域、職域における集団の看護実践を探究する領域です。 地域で生活する個人、家族、集団のQOLの向上、健康なライフスタイルの達成を科学的に検証し、保健・医療・福祉と連携した地域健康システムを構築していきます。 病者が病院などの施設療養から在宅へ環境移行する際に起こる看護上の諸問題に注目し、生活習慣病の予防のための生活環境の調整と支援方法や、慢性病を抱える人のQOLが向上する援助などを探求していきます。 看護用具の効果の検証、療養施設内の環境感染の測定法、建築的・心理的な視点から見た療養環境の課題、遠隔看護、色、音、香りなどのアメニティ環境の課題、環境要因の生体への影響、睡眠や安全・安楽などの時間・空間に関わる看護上の課題、臨地での実践 や看護理論・モデルを踏まえた教育・研究を行います。
主な研究内容
  • 生涯発達への環境要因の影響に関する研究
  • ケアシステムに関する国際比較研究
  • 疫学的手法を用いた公衆衛生政策や事業評価
  • 遷延制意識障害患者の活動性の向上のための支援方法に関する研究
  • 生活習慣病予防のための生活環境の調整と支援方法
  • 看護人間工学に関する研究
  • 環境要因の生体への影響に関する研究
  • 遠隔看護システムに関する研究
  • ケア技術や代替療法の身体へ及ぼす影響
  • 学校保健・地域保健に関する研究
  • 健康増進プログラム開発に関する研究
  • コミュニティ・エンパワメントに関する研究
専門看護師の養成
  • 慢性疾患看護看護専門看護師の養成について

研究領域(博士後期課程)

看護科学領域
≪高度専門職業人としての実践思考を身につけた後に、さらなるステップ・アップを志し、看護実践と理論の架け橋となるための教育者・研究者・看護管理者を目指す人たちに対する研究論文指導体制≫
博士後期課程は新たな学問領域の創造を志向するゆえに、「成人看護学」や「地域看護学」といった既成の看護学領域にとらわれることなく、「看護科学」という1領域で編成されています。したがって、博士後期課程で研究論文をまとめようとする学生は、自分の研究テーマにふさわしい研究指導教員を自ら選ぶことができます。また、それに最もふさわしい看護学領域や関連の領域に所属する複数の教員から教育・研究指導を受けることが可能です。また、学生同士や先輩・後輩による日常的なピア・レビューの機会も多く取り、研究マインドを常に高く維持できるような指導体制を心がけています。