
高向 梨沙さん
3年生
みなさん、こんにちは。私もこのパンフレットを3年前に見たのを思い出します。みなさんが筑波大学に入学されたらどんな生活が待っているか、イメージを少しでも具体的にできたらと思います。
私が筑波大学を受験することを決めたのは高3の9月。それまでは自宅から通えないこともあり正直考えていませんでした。しかし、今では筑波に入って良かったと心から思います。筑波大学の学生は宅通の人もいますが学年が上がるとほとんどが一人暮らしをしています。私も始めは一人暮らしなんてできるのだろうかと不安でしたが、今では炊事洗濯など家事一般も自然とこなし人間的に成長できましたし、何といっても通学時間がないので時間がたっぷりあり、勉強の他にもアルバイトや部活、友人との交流など、有意義に過ごすことができます。豊かな自然に囲まれた環境にありながら交通の便も良いので私は週末だけでも東京の実家に気軽に帰ることもできますし、欲しいものも一通り揃います。特に医学エリアは駅に一番近くて、自転車で10分かかりません。
医学類の6年間は長いようで、あっという間に過ぎてしまうものです。時間の使い方によっていかに充実させられるかが変わります。
まずは部活あるいはサークルに入ることをお勧めします。大学に入るとまず新歓がありますが、いっぱい悩んで、自分に合う部活を見つけてください。筑波大学は大きな総合大学だけあって部活やサークル数がとても多いです。他にも各種セミナーやボランティア、国際交流など幅広い団体が存在します。私は医学硬式庭球部に所属していますが、この部活は母体数が大きいので、本当にいろいろな人に出会えます。3年目の今でも、あまり話したことのない部員の新しい一面を発見したり、心から尊敬できる先輩に出会えたりと、新鮮なことばかりです。他にも自分が病院実習にでたときに部活の先輩がいるのはとても心強いですし、学年の壁を越えて深い話ができる先輩後輩ができたり、休日にイベントがあったり、試合を一体になって応援したり、貴重な経験がたくさんできます。ぜひ、医学硬式庭球部の新歓にも来てくださいね!
勉強面では、筑波大学のカリキュラムは進行が早く、医師になるという自覚を早い段階からさせてくれます。1年生の前半から大学の附属病院に実習に行き患者さんと関わる機会があり、後半から医学の基礎知識を学び、2年生の始めには人体解剖実習もあります。今3年生では、1年を通して講義で全般的な知識を学び、4年生の後半からいよいよ病院実習です。ここまで先は長いと思っていても、一日一日はすぐに過ぎていきます。勉強しておけばよかった!なんて後悔する声もしばしば。主に授業が行われる医学エリアでは図書館がすぐそばにあり、医学書も充実しています。友達もそばに住んでいるとなれば、夜遅くまで一緒に勉強したりもできます。
ここには書ききれないですが、他にも筑波大学ならではのたくさんの魅力があります。ぜひ筑波のキャンパスでお会いしましょう!

朝田 智之さん
5年生
こんにちは。医学類5年の朝田智之と申します。いま皆さんの中には筑波大学ってどういうところなのか不安で仕方ない方、ちょっと興味あるなという方、はたまた筑波大学に行きたい!と勉強のモチベーションにしている方などいろんな方がいらっしゃると思います。いろんな思いと悩みで一杯だとは思いますが、ぜひ気楽な気持ちでこれを読んで頂き、少しでも悩みの解決の糸口になればと願っています。
今現在、僕は「臨床実習」の真っ只中にいます。医学生は、座学だけ勉強して医者になっているわけではありません。筑波大学では4年生の夏まで通りの座学を学び終え、そこから「臨床実習」として、6年生の春まで1 年半ほどの期間を大学病院で過ごします。今までとはまったく違う方法で学んでいくことになります。なんといっても、実際に目の前に病気で苦しんでいる患者さんがいらっしゃるのですから。実習では、患者さんを受け持ち、レジデント(研修医)や講師の先生から色んなことを教わりながら、今までの座学での知識を背景として、なぜこの患者さんは苦しんでいるのかなど、自分で考えることになります。考えれば考えるほど先生方からのフィードバックを受け学んでいくことができるし、より実習は楽しくなっていきます。筑波大学の臨床実習は、ただの「見学」ではありません。もちろん手術を実際にやるといったことはありませんが、レジデントの先生との距離が近いので、積極性があれば、実際の患者さんに「今日はどうされましたか?」といったふうに診察をしたり、手技を学生同士で練習したり、など皆さんが今想像されている以上に多くのことを経験することもできるかもしれません。また実習期間に余裕がある分、地域の病院で実習をすることや海外へ実習にいくことも希望すれば可能です。いろんな経験をしてみたい人にはぴったりかもしれませんね。
大学生なりに部活やサークルをやりたい!とか研究が気になる…という方もいると思います。部活に関しては医学の部活というものがあって、所属している人がとても多いのも特徴だと思います。医学の部活…?と思われる方もいらっしゃると思いますが、意外と皆さん本気です。学生生活を部活に費やしている人もなかなかいらっしゃいますね。もちろん総合大学なので、医学系だけでなくありとあらゆる分野のサークル活動も繰り広げられています。僕自身は医学バスケ部に所属していますが、多くの人がさまざまな部活で時間を共有し、病院ばかりではなく楽しく学生生活を送っています。
研究室に関してはあまり詳しくありませんが、研究室に1年生のころから通っている人もいます。本当に楽しそうに研究室に通っている人が多い印象を受けます。
ここでは紹介しきれないほどいろんな活動をしている人がいて、筑波大学の裾野の広さを実感せざるを得ません。
スペースがあれば、もう少し詳しく紹介したいのですが限界もありますので、このくらいで終わりにします。少しでも皆さんに好印象を持っていただけばうれしいですし、何より皆さんが筑波大学の仲間として入学してくれることを願っています。

福田 俊輔さん
5年生
筑波大学に興味を持つすべての方へ!!
こんにちは!筑波大学医学群医学類5年の福田 俊輔と申します。みなさん、筑波大学がどのような学校が知っていますか?? 様々な資料や説明会に参加し、もう十分知っていると感じている方もいるかもしれません。でも、最後まで読んでみてください。ここでお話しすることは、筑波大学に通っていなければわからないことですよ。では、沢山ある筑波大学の特徴の中から、文面の都合もあり3つ紹介させていただきます。
1つめは、ずばり総合大学であることです。日本には総合大学と呼ばれるものがいくつもありますが、すべての学部が一ヶ所に集まっている大学はほとんど皆無と言ってよいでしょう。特に医学部は隔離されている傾向があります(笑)しかし、筑波大学はすべての学部が自転車で簡単に行ける距離にあり、また、授業・部活動・サークル活動も相互に影響し合っています。一年生の一般教養を学ぶ時期には、様々な学部生が入り混じる中授業が行われ、そこで学部の壁を越えて交流が行われることもしばしばです。また、それは部活動・サークル活動においても同様です。例えば、私はかつて「国際問題研究会」というサークルに所属しており、そこでは国際学類の学生を始め様々な分野の人々と意見の交換や友情を深めることができました。医学部という偏った分野にとどまらず、幅広い観点から物事を考えるきっかけを得ることができ、また、そこで培った他分野にまたがる友情は一生の宝となっています。
2つ目に、これは他の大学の医学部の学生・教員・医師の方々に言われたことなのですが、筑波大学の臨床実習プログラムはとても充実しています。4年生の秋より病院実習が始まり、学生でありながら、ときには研究医と同じように働くことができるとても中身の濃いものとなっています。他の大学出身の方で筑波大学附属病院で働く医師の方々から、「筑波大学の学生はなんて優秀なんだ!」と言われることもしばしばです。また、海外実習のプログラムも用意され、今年は10 人ほどアメリカ・カナダをはじめ多くの国に臨床・研究実習に旅立たれました。私自身も3か国ほど留学を経験し、今年度はアメリカ本土、ハワイ、カナダへの留学を計画しています。
3つ目に、筑波大学の立地条件が挙げられます。ご存じのとおり、筑波大学のあるつくば市から秋葉原まで最短45分で行くことができ、東京で開かれる多くのイベントに気軽に参加することができます。一方、つくば市は多くの自然であふれており、とても住みやすい地域となっております。また、ほとんどの学生は大学の周辺に下宿しており、いつどんなときでも仲間と交流することができます。どんなときでも友人と夜通し語り合えるのです。
さて、筑波大学の生活はいかがでしょうか?みなさん、筑波で、そして医学の世界でお待ちしています!!

山田 武史さん
平成16年度卒
筑波大学大学院人間総合科学研究科
疾患制御医学専攻消化器病態医学
(がん専門多職種人材育成プログラム)
筑波大学附属病院臨床腫瘍科勤務
ようこそ、筑波大学へ。
受験生のみなさんこんにちは。卒後7年目の内科医として附属病院に勤務している山田武史と申します。気づけばみなさんとは一回りも離れていますね(干支は猿です!)。みなさんの高校生活は充実していますか?部活動やボランティア、アルバイト、あるいは趣味の音楽などを楽しみながらも、毎日の受験勉強に励んでいらっしゃることでしょう。大学へ入学すると、みなさんにはこれまでなかったほどの多くの時間ができ、これまで経験することのなかった多くの社会生活が幕を開けることになります。
筑波大学は研究学園都市の中心として、広大なキャンパスに多くの施設を完備し、周囲の研究施設と連携して、30有余年に渡り日々新しく生まれ変わっています。医学専門学群のカリキュラムに関しても、常に最新の教育システムを取り入れるため毎年のように改変が重ねられております。
私は縁もゆかりもないつくばへ来て13 年目になりますが、街全体が目まぐるしく発展していくのを実感しております。以前は実家の西日暮里に帰省するのもバスにゆられて旅行気分でしたが、今では学会や買い物へ都内までいくのも非常に便利になりました。医療、保健、保育・学童などの福利も充実しており、3人の子供たちを心配なく育てています。さて、大学時代はラグビーに明け暮れ、広い芝の上を走り、部員と夜が更けるまで飲み明かしていた私ですが、筑波大学附属病院に勤務しレジデントと呼ばれる研修期間を無事に終了することができました。ありがたくも附属病院教育賞という賞まで頂きましたが、私が後輩レジデントを指導する上で特に実感したことがあります。それは、筑波大学の卒業生は非常に前向きで、臨床における様々な課題に対して問題意識を持ち、積極的に診療に参加する姿勢を携えているという点です。これは知識が豊富、勘が鋭いといったことに比べある種の泥臭さがあるように思えますが、日進月歩で発展する医療には非常に重要な要素であります。自らの得た技能や知識が目の前の患者に適応となるか否かを判断するためには、個々の患者の抱える多くの問題に対して幅広い視点を持つ必要があります。従って、『生きた知識』を持つためには、それなにの学習方法が必要となります。医学専門学群の6年間では、卒後いかに現場で能力を伸ばせていけるかを綿密に考えたカリキュラムが組まれております。他大学から附属病院の研修プログラムを応募する学生が多い理由の一つとして、こうしたカリキュラムをさらに発展させた魅力的なレジデント教育システムがあるものと考えます。私は今後大学院博士課程で研究にも携わっていきますが、筑波大学には基礎医学に興味のある学生には早期からlaboに参加できるシステムもあり、希望を将来の輝かしい業績へと繋ぐ実に魅力的な大学であると思います。この研究学園の地で、Clinical medicineあるいはMedical scienceをみなさんとともにできる日を待ち望んでいます。

山縣 邦弘さん
昭和59年度卒
筑波大学大学院
人間総合科学研究科
病態制御医学専攻
腎臓病態分野教授
筑波大学医学群医学類を目指す皆さんへ。私は1984年に筑波大学を卒業した山縣邦弘と申します。現在母校の腎臓内科部門の教授として筑波大学で働いております。私が5回生として筑波大学に入学し、早いもので、もう30年以上の月日がたちました。筑波大学を卒業後は筑波大学附属病院で研修を行い、後期研修終了までさらに6 年間をつくばで過ごし、その後茨城県内の一般病院での勤務を経て母校の教員を約10年前から務めております。私の学生時代は陸の孤島といわれた筑波大学ですが、今では東京の中心からつくばまで45分でついてしまう通学圏内となっており、本当に隔世の感があります。
筑波大学は、総合大学の特性から、基礎科学の部門が非常に充実しており、医学はもとより、生物、生命科学の最先端の研究が行われていること、さらには、医学部門と同時に体育科学部門もあり、スポーツ医学、運動療法などの研究も盛んに行われております。さらに研究学園都市といわれるように、多くの研究期間が集積しており、世界最先端の科学研究の成果を上げている研究者が至るところにおられ、研究や学問を行うには最適な環境にあります。さらに最近では、筑波大学自身が海外の大学とも積極的に交流協定を結んでおり、アジアはもとより、ヨーロッパ等世界各地の大学の学生、教員の交流を積極的に行っております。医学生として在学中も、このような海外の大学への留学のチャンスも数多くあります。
車でつくばの中心から5分も行けば、長閑な田園風景が拡がります。そこへ東京まで行ける鉄道は早朝から深夜まで往復しており、勉強や研究だけでなく余暇の過ごし方もほぼ完璧に充実している状況になりました。つくば駅からその気になれば歩車分離のペデストリアンを多くの緑に囲まれながら池や公園を横目に見て、徒歩で大学構内までたどりつくことができます。まずは一度つくばまで足を運んでみて下さい。多くの皆さんが筑波大学へと進路を選択されることをお勧めすると同時に、充実した学生生活が送れることを請け負います。
