医療科学類

在校生・卒業生からのメッセージ

角谷 茉由子さん

2年生

こんにちは、医療科学類2年の角谷茉由子です。今は2年生になり、より専門的な授業が増え、毎日新鮮な気持ちで取り組んでいます。

1年生の授業では、生物、化学、物理といった高校生の頃に聞いたことのある授業だけでなく、人体構造、医学検査学といった専門的な授業も受けます。そして実習となれば、自分の手を実際に動かして生体検査や採血実習を行います。このように、早いうちから専門的な授業を受けることで、将来について具体的にイメージしやすく、興味の幅が広げやすかったです。

私自身、入学当初は感染症の研究をしたいと思っていましたが、医学検査学や医用工学を学ぶ中で、医学検査や検査を行うための機器開発にも興味を持ちました。その他にも授業を受けていくにつれ、「もっと詳しく勉強してみたいこと」をたくさん見つけられました。大学に入った後で、ここまで興味の幅を広げることができたのは、様々な将来の可能性を提示してもらえる環境があったからであり、とても幸せなことだと感じています。

また、興味の幅を広げることのできる機会が大学内だけに留まらないのも大きな魅力の一つです。長期休暇中には希望すれば、海外の方と交流できる機会があります。今春には私もインドネシア等の学生と筑波大学の研究室で研究体験をしたり、ロシア、ベラルーシで医療研修を行ったりしました。今回これらのプログラムに参加したことで、自分の視野が大きく広がりました。自分の将来を決める前に、視野を広げておくことは重要であり、将来への大きな糧になったように思います。

そして、真剣に将来について何時間も話し合うことができる存在がいてくれる有難さもこの1年で身をもって感じたことの一つです。また、同じ立場で話し合える友人だけでなく、親身になって話を聴いてくださる先生方がいてくださるのも本当に有り難かったです。

このように医療科学類は検査技師や研究者を目指す人にとって、恵まれた環境です。様々な刺激を受けながら、貪欲に自分を成長させていきたい人にとっては最高の学びの場になるので、ぜひ医療科学類に来ていただければと思います。

 

黒澤 丈朗さん

医療科学主専攻3年生

受験生の皆さん及びこのパンフレットをご覧になっている皆さんこんにちは。医療科学類医療科学主専攻三年の黒澤丈朗です。私自身が三年間医療科学類に在籍した上で学んだこと、感じたことを踏まえて医療科学類の紹介をさせて頂きます。

大きく二つに分けて話そうと思っております。一つ目は授業のクオリティが高いこと、様々な授業を自由に履修することが可能であることについてです。一、二年生の間は基礎医学や教養をきちんと学んで、三年生になると臨床について多岐に渡って学ぶことができる医療科学主専攻と、研究者としての技術や知識を身につける事ができる国際医療科学主専攻のどちらかを選ぶことができます。そのどちらかを選んで進路がそのまま決まる訳ではなく、英語力を向上させるために国際医療科学主専攻の授業を履修することも可能です。このように、様々な知識を医療科学類では身につける事が出来るので、進路も大学院や病院だけではなく科学捜査研究所や企業など皆さん色々な進路を考えて勉学に励んでおります。

二つ目は良い意味で大学生らしくない学校生活についてです。医療科学類は人数が少なくて一クラスしか無く、イメージとしては高校のクラスのような雰囲気です。他の大学生は、同じクラスの人よりサークルや部活の方々と仲良く過ごすことが多いと思いますが医療科学類はクラスの人と過ごす時間がとても長いです。私は部活やサークルに入っておらず、普段は一人で趣味のサーフィンをしています。ですが、医療科学類に在籍しているおかけでクラスの友達と釣りをしたり、野球をしたりと毎日すごく楽しい大学生活を送っています。友達が必ず出来る、様々な形で大学生活を楽しめるという点が医療科学類の特徴であり良いところだと私は思います。

私は医療科学類が第一志望ではなく、入学当初は不安ばかりでしたが今は入学できて心から良かったと思えます。一切の後悔はありません。医療に携わることを志す皆さんが入学することを心よりお待ちしております。

 

古関 良多さん

国際医療科学主専攻3年生

みなさん、こんにちは。医学群医療科学類国際医療科学主専攻3年の古関良多です。最近では知っている方もたくさんいると思いますが、医療科学類では3年生で医療科学の知識を主に病院など臨床に貢献するための力を養う医療科学主専攻と国際的に貢献できるようにするための力を養う国際医療科学主専攻の二つの主専攻に分かれます。まあ、実際に僕もそうでしたが結局は何が違うかこれではピン! ときませんよね。大きな違いは、国際医療科学類では医療科学主専攻と比べて必修科目が少ないためその空いた時間を3年生から研究室に所属し、英語の論文を読んで基礎知識をつけ、興味のある分野の研究を早めに始めていくなど自主的に学習していくことができるようになるということです。また、敢えて空き時間を作らずに自由科目として医療科学主専攻で必修の授業を受けることで、臨床で働く上での能力も併せて養っていく、ということもできます。簡単に言うと、国際医療科学主専攻は目指す将来の自分に合わせて学ぶことをカスタマイズできるということなんです!

医療科学類は、レポートや必修科目の数などで非常に忙しい学類だといわれていますが、それは逆に考えると多くのことが学べるということです。医療を人体の構造や機能から、また疾患に関連のある細菌について他には陽子線などの医学物理…など挙げたらきりがないくらいのことを学んでいます。こんなに医療に関して多くのことを学べる環境は他ではないと思います。それでも、自由な時間がないわけでは決してありません。僕自身、授業や研究室での学習がたくさんある一方で同じ学類の同期や後輩たちと草野球チームを作って楽しんだり塾講師のアルバイトなどを行ったりしています。友達もサークルやバイトなど勉強以外にも自分のやりたいことをやり学生生活を充実させています。忙しいカリキュラムの医療科学類だからこそ同期や先輩、後輩の仲が非常にいいのも特徴です。定期的に集まり食事をしたり遊びにいったりもしています。

医療に興味のある方、国際社会に貢献していきたい方、僕たちと充実した学生生活を送りたい方、ぜひ筑波大学医学群医療科学類へ! みなさんと会えるのを楽しみにしています!

 

関根 凜太郎さん

医療科学主専攻4年生

皆さん、初めまして。医療科学類4年の関根凜太郎と申します。医療科学類、なかなか聞かない名前の学類ですよね。そんな珍しい医療科学類ではどのようなことを学んでいるのか紹介したいと思います。医療科学類では臨床検査技師、研究に必要な医学的な専門知識や技術について主に学びます。1,2年では基礎知識や技術を主に習得します。人体のことから細菌、医療機器まで幅広い分野を学ぶことになります。3年生ではこれまで学んだ知識を試す病院実習があります。臨床検査技師としてどのような業務を実際に行っているのか、目で見て手を動かして体験することができます。耳で聞くよりもたくさんのことを知ることができ、医学への興味をより一層駆り立ててくれます。そして、4年では研究室が始まります。この時期はほとんど授業がなく、研究に没頭することができます。私は今ウイルス学の研究室に所属しており、なかなか充実した生活を送れています。自分の興味のある分野に対して一層勉強でき、未知のことを探れるのは楽しいものです。

医療科学類は必修科目や実習が多く、他の学類に比べて忙しいと言われています。ですが、バイトやサークルに入れないわけではありません。医療科のだいたいの学生は皆医学の部活やサークルに入ったり、バイトをしたりしています。確かに課題が多く忙しい時期もあります。ですが、その時期にどうやってサークル、バイトと両立させていくか考えることでより時間の使い方が上手くなり、充実した大学生活を送れるのではないかと思います。暇を持て余すということはないでしょう。

臨床検査技師として働きたい、医学分野の研究をしてみたいなど医療に少しでも興味のある方々、医療科学類で充実した楽しい大学生活をおくりませんか。皆さんのご入学お待ちしております。

澤井 朱美さん

平成26年度卒業
筑波大学大学院人間総合科学研究科スポーツ医学専攻博士後期課程1年

将来は体操競技でオリンピック選手になって金メダルを取りたい! 小学生の頃は、そんな誰もが抱くような夢を私も抱いていました。毎日飽きもせず深夜まで練習し、代表も視野に入ってきた頃、突然夢は打ち砕かれました。原因は「食欲」でした。体操競技では。食欲のコントロールが極めて重要です。なぜなら、体重増加、それに伴う怪我、そしてリハビリによる練習不足につながるからです。私もこの負のスパイラルから抜け出せませんでした。当時の私は、食欲がコントロールできなかった自分自身を責め、他の選手が輝かしい大舞台で成績を残していくところを羨むしかありませんでした。

高校に進学して間もない頃、授業中に聞いた内容に衝撃を受けました。なんと、食欲のコントロールは女性の成長に伴う現象の一つだったのです。体内ではどんなことが起こっているのだろう?アスリートにとっては負の影響になりかねない現象を軽減できるとしたらどのような方法があるのだろう?こういった疑問が次々と浮かび上がりました。そしてこの受けた衝撃をきっかけに、医学も体育も優れた業績を誇る筑波大学に進学することを決意しました。筑波大学にはスポーツに特化した学類もありますが、より医学的なメカニズムや仕組みを知ることができる環境を考え「絶対ここで学びたい!」と思ったのが医療科学類でした。

実際の学生生活が始まると、私の期待通りの講義や実習でした。様々な分野で活躍されている専門の先生が、 自身の研究や最先端の技術について講義してくださり、自分が関心を持っていた分野以外でも興味が湧く内容が多かったのが印象的です。学年を上がっていくごとに、授業で教わった内容が、一つ一つパズルのピースを合わせるようにつながっていくことが一番楽しいと感じました。一つの細胞でも、その中に含まれる遺伝子や、その細胞で構成される組織・器官、加齢とともに変化する体内の様子、運動や薬物等の刺激により生じる現象などが全て合わさり、一人のヒトが成り立っているということを改めて実感することができました。

4年生になると卒業研究を行います。研究の道を志望していた私にとっては、研究のノウハウを一から知ることができ、それはかなり新鮮でした。私は就職希望だから研究は関係無い、と思う人もいるかもしれませんが、それは違います。検査や治療方法を例に挙げても、その検査や治療を行う過程までに様々な研究が行われ、常に最適な方法が採用されています。検査も治療も、様々な研究成果を基盤として成り立っています。

現在、医療現場や医学教育において、「チーム医療」や「多職種連携教育」は重要な位置づけになっています。今考えると、このようなことは、医療科学類で学んでいる中で当たり前のように自然に身についたのだと思っています。人は一人では生きていくことができません。臨床現場でも、研究の場でも、多くの人のサポートがあって活躍できるのだと思います。医療科学類は、こんなことも気づかせてくれる場所です。医療科学をkey wordに、知識を身につけたい、研究したい、そして人と人との繋がりの重要性を体感したいと思っている方、ぜひ、医療科学類に入学してください。みなさんとお会いできることを楽しみにしています。

 

中川 央充さん

平成18年度卒業
慶応義塾大学病院
臨床検査技術室
中央臨床検査部

受験生の皆さん、人体に興味はありますか?生物や化学は好きでしょうか?機械はお好きですか?もしどれかが好きなら、臨床検査技師も向いているかもしれません。

臨床検査技師はあまり馴染みのない職業だと思います。医師や看護師と違い、ドラマの主人公になったこともないですし、病院で見かけることは少ないでしょう。しかし、皆さんは病院で検査をされた経験をお持ちではないでしょうか。血液検査、心電図、肺活量、もしかしたら超音波検査をされた経験もあるかもしれません。これらの検査の多くが臨床検査技師により実施され、その結果は、病気の診断に使われたり、治療効果の判定に使われたりする重要なものです。

個々の身体は、想像以上に特徴的で異なる性質をもっています。それらの異なる身体には、正確な検査を難しくさせる様々な要因が潜んでいます。臨床検査技師は、それらの要因を取り除き、患者さんの状態を反映する正確な検査結果を提供するのが仕事です。

筑波大学を卒業した私の友人は様々な方面で活躍しています。病院のみならず、企業、研究機関に所属している人もおり、様々な可能性をもつ学類だと思います。また、どの方面でも「検査」という特殊な知識は強みになると思います。私はといえば、病院で働きつつ、社会人大学院で医学博士の取得を目指しています。私のモットーである「正確に測定する」ということを完遂するのが目標です。

筑波大学は、年齢・人種・思想の異なる人々が集う総合大学ならではの楽しみにあふれた大学です。私の所属サークルの華道部では外国から来たサークル仲間もいて、外国の話や、他学類で勉強できる別分野の話を夜な夜な楽しく聞いていたのを覚えています。加えて、医療科学類は少数精鋭ですので4年間のうちに強い絆が生まれるでしょう。今でも同級生に会えば、一瞬で学生時代に戻れるくらい仲良しです。

この冊子を手にしてくれたあなたには、きっと素敵な学生生活が待っています。ぜひ、辛い受験勉強を乗り越え、筑波大学を志望してください。ここでなら、あなたの価値を高める勉強も、後悔のないキャンパスライフも、かけがえのない人生経験も積めることを保証します。いつの日か、職場で、研究で、ご一緒できる日を楽しみにしています。皆さんのご入学を心からお待ちしております。