1997年度の講演会の内容は以下の表の通りです。
第38回 1997年4月15日 |
・意識障害・運動障害に対する看護学的アプローチ 筑波大・紙屋 克子 ・脳卒中後の不随意運動症に対する脳深部刺激療法 日本大・片山 容一 |
第39回 1997年5月20日 |
・精神障害動物モデルに対する画像解析法による検討 筑波大・鈴木 利人 ・コカインの精神依存性発現の脳内機序 ― 強化効果とドーパミン作動性神経の関与 ― 実験動物中央研究所・安東 潔 |
第40回 1997年6月17日 |
・神経発生におけるZic転写因子ファミリーの役割 理研・有賀 純 ・パーキンソニズムの発現と大脳基底核の役割 順天堂大・今井 壽正 |
第41回 1997年7月22日 |
・記憶の神経回路網理論 筑波大・森田 昌彦 ・脳活動のダイナミックマップによせる期待と展望 電総研・飯島 敏夫 |
第42回 1997年9月9日 |
・記憶・学習およびシナプス可塑性に対する脳由来神経栄養因子
(BDNF) の作用 東京大・松木 則夫 ・ガス状情報伝達物質 (NO, CO) の脳シナプス可塑性における生理機能 新潟大・渋木 克栄 |
第43回 1997年11月11日 |
・連合学習に関る大脳基底核の神経活動 電総研・稲瀬 正彦 ・頭頂連合野と立体視の高次情報処理 日本大・酒田 英夫 |
第44回 1997年12月16日 |
・アルツハイマー病の神経病理 ― 特にグルタミン酸系やGABA系の異常との関連について ― 筑波大・水上 勝義 ・老年期痴呆の回想療法を中核とした芸術療法の試み 筑波記念病院・牧 豊 |
第45回 1998年1月20日 |
・脊髄一次求心性線維の神経回路形成 ― 拡散性因子と細胞接着分子の役割 ― 筑波大・志賀 隆 ・セマホリン・ニューロピリンシグナルによる末梢神経投射の制御 ― 遺伝子ノックアウトマウスを用いた解析 ― 名古屋大・藤澤 肇 |
第46回 1998年2月17日 |
・プリオン病の分子病理<br>
東北大・北本 哲之 ・CAG リピート病の病態生理をめぐって 理研・貫名 信行 |
第47回 1998年3月10日 |
・網膜神経組織の再生 ― 研究の歴史と現在の研究動向 ― 筑波大・斎藤 建彦 ・網膜発生過程における細胞内 Ca 応答 大阪大・山下 勝幸 |