アワード
ISS Research Award は、国際宇宙ステーション(ISS)で優れた成果をあげた研究やイノベーションに対する表彰です。毎年米国で開催されるISS Research and Development Conference(ISSRDC:ISS National Laboratory, NASAおよびAmerican Astronautical Societyが主催するISSに関する世界最大の会議)の中で受賞者の発表と表彰式が行われ、2023年はCompelling results賞として「人工月面重力下での小動物飼育ミッション」が表彰されました。
人工月面重力下において小動物を長期飼育し、重力負荷によって制御されているマウス骨格筋の恒常性は、質的と量的にそれぞれ別の重力閾値によって制御されていることを世界で初めて明らかにした。 さらに、これまで速筋線維を直接誘導するような転写因子は同定されていなかったが、この因子を同定した。
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筑波大学血液内科の坂田-柳元教授が、2022日本癌学会モヴェルネ賞のTranslational Research部門を受賞しました。 坂田柳本教授は、「Translational research targeting intractable lymphomas」に関する優れた研究成果が認められました。 日本癌学会とDebiopharm社は、基礎および応用の両面から最先端の癌研究を表彰し、日本の研究者がその研究を世界に発信することを奨励するために、JCA-Mauvernay Awardを共同で創設しました。
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2021年12月16日 幹細胞治療分野の山﨑 聡 教授は、第18回(令和3年度)日本学術振興会賞を受賞しました。受賞の対象となった研究業績は「造血幹細胞の生体外における増幅法の確立」です。
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髙橋智教授(医学医療系)が、令和2年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(科学技術振興部門)を受賞しました。受賞の対象となった研究業績は、「宇宙マウス飼育システム開発から健康長寿と有人探査への貢献」です。
科学技術分野の文部科学大臣表彰は、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えることにより、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、我が国の科学技術水準の向上に寄与することを目的として行われているものです。
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医学医療系の高橋智教授とJAXA Mouse Epigeneticsチームは,世界で初めて宇宙で1Gコントロールを含めたマウスの飼育を行い,また,日米の研究者間でサンプルシェアにより,生物学/生理学の発展に大きく寄与するデータを取得したことが評価され,ISS R&D Conference において2018 ISS Award for Compelling Resultsを受賞しました。
ISS Research Awardsについて ------- イノベーションの創出や顕著な成果等,国際宇宙ステーション(ISS)で素晴らしい成果を上げた研究を選定し,表彰するものです。米国のAAS(American Astronautical Society)が,NASAやCASIS(The Center for the Advancement of Science in Space:米国のNPO法人)や各国際パートナーからノミネートされた候補より選び,毎年米国で開催されるISS R&D Conference(NASA,AAS,CASISが主催するISSの様々な活動を紹介するイベント)の中で表彰しているものです。2018年は,高橋教授らを含む計7件が選ばれました。
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