脳の情報処理のメカニズム

行動のゴールである報酬を獲得しようという「動機:モチベーション」に基づいて、計画をたてて、学習によって、より効率的な行動をとるようになる時の脳内情報処理メカニズムを調べています。そのために、報酬の期待や予測、報酬の価値や確率、及び行動決定に関わる脳の情報処理を中心に、霊長類を用いた動物モデルによる生理学実験と数理モデル解析を融合した研究を進めています。

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視覚認識の脳内メカニズム

我々は我々はモノを見るとき、視覚的ノイズが存在してもモノを認識することができます(例えば、雨滴のついた窓ガラスから外の景色を眺める場合、雨滴が視覚的ノイズとなるが外の景色はわかる)。脳内ではどのような仕組みでこれを行っているのでしょうか?さらに、最近、少量のノイズがあった方がノイズが無いときよりも認識が早い場合があることがわかってきました。これらの脳内情報処理の仕組みを霊長類動物モデルにより調べています。