シラバス Syllabus | 疾患制御医学専攻 | ||
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科目名・科目番号 Subjects・Course Number |
臨床病態解明学特論I / 02EX260 | 臨床病態解明学演習I / 02EX262 | 臨床病態解明学実験実習I / 02EX264 |
臨床病態解明学特論II/ 02EX261 | 臨床病態解明学演習II/ 02EX263 | 臨床病態解明学I実験実習II/ 02EX265 | |
研究分野 Laboratories |
臨床薬剤学 | 臨床薬剤学 | 臨床薬剤学 |
使用言語 Language used (Japanese, English, Bilingual) |
バイリンガル | バイリンガル | バイリンガル |
他研究室学生の受け入れの可否(〇×) Availability for students from other lab. |
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他研究室学生の問い合わせ先 Contact Information for Students from Other Lab. |
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授業形態 Course Type |
講義、討論 | 演習 | 実験・実習 |
標準履修年次 Year |
1・2年次 | 1・2年次 | 1・2年次 |
実施学期・曜時限等 Semester,Day and Period |
特論Ⅰ春学期 / 特論Ⅱ秋学期 | 演習Ⅰ春学期 / 演習Ⅱ秋学期 | 実験実習Ⅰ春学期 / 実験実習Ⅱ秋学期 |
開講場所 Room Number |
医学学系棟4G571-2室 | 医学学系棟4G571-2室 | 医学学系棟4G571-2室 |
単位数 Credit |
Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位 | Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位 | Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位 |
担当教員名・オフィスアワー等 | (事前にメールで連絡すること) | (事前にメールで連絡すること) | (事前にメールで連絡すること) |
Faculty Members and E-mail | 本間 真人, masatoh ![]() |
本間 真人, masatoh ![]() |
本間 真人, masatoh ![]() |
土岐 浩介, k-doki ![]() |
土岐 浩介, k-doki ![]() |
土岐 浩介, k-doki ![]() |
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授業概要 Course overview |
薬物の体内動態に関する最新の研究成果の発表を題材とし、研究内容に関する討論と総論的知識のレクチャーを行う。 1)薬物動態解析方法 2)薬物動態に影響する薬物代謝酵素・輸送蛋白 3)薬物動態の変動による副作用・相互作用 |
臨床薬剤学に関連する最新の原著論文や総説を抄読し、その内容について理解し、当該研究の意義、問題点、課題について討論する。 1)抄読する論文の選び方(優れた科学論文の歴史性と独創性) 2)科学論文の構成 3)実験結果の読み方 4)科学論文の論理展開とまとまり |
薬物の体内動態解析に関する実験と解析法について実践しながら学ぶ。 1)肝ミクロソームを用いた薬物代謝実験。 2)薬物の代謝・輸送などにかかわる蛋白の遺伝子多型やmRNA発現解析。 3)HPLCまたはLC/MS/MSを用いた体液中薬物濃度測定。 4)医療情報システムを用いた薬物速度論解析に必要な情報収集。 5)WinNonlinやNLME、Simcyp等の各種解析ソフトを用いた薬物速度論解析 6) 各種解析ソフトを用いた統計解析。 |
学位プログラム・コンピテンスとの関係Competence (学位P共通) |
【汎用】知の創成力、コミュニケーション能力 【専門】研究課題設定力、先端研究遂行力、専門知識運用力、情報発信力 |
【汎用】知の創成力、コミュニケーション能力 【専門】研究課題設定力、先端研究遂行力、専門知識運用力、情報発信力 |
【汎用】知の創成力 【専門】先端研究遂行力、専門知識運用力 |
授業の到達目標(学修成果) Course Objectives (Learning Outcomes) ←SBO(Specific Behavior Objectives |
1. 自らの研究について、目的、方法、結果とその意義を発表できる。 2. 自らの研究について、国外も含めた当該領域における位置と独創性を説明できる。 3. 自らの発表内容に対する質問とコメントを理解し、討論の内容を今後の研究の発展に反映できる。 4. 他の学生の発表内容について、その意義と欠点を理解し、今後の研究の発展に有益な質問や討論ができる。 5. 臨床研究に関する規則と研究方法を理解し、倫理的に適切な研究を企画・申請・実施できる。 6. 薬物の体内動態解析に必要な情報を適切に収集し、正しく解析(薬物速度論解析、医学統計解析を用いて)できる。 7. 薬物の体内動態解析に必要な、基礎的実験(分析化学、生化学、分子生物学に関連する)を適切に企画・実施できる。 |
1. 関連する学術雑誌やon lineの検索システムを用い、最新の原著論文の中から、読むべき論文を選ぶことができる。 2. 選んだ論文を読んで理解し、定められた時間内にその概要を分かり易く説明できる。 3. 他の学生が説明した論文を理解し、当該研究の意義や問題点について討論できる。 4. 課題論文について各自の研究に及ぼす影響や応用性を議論できる。 |
1. 薬物の代謝・輸送などを評価するin vitro実験の基本手技を理解し、正しく実験できる。 2. 薬物の代謝・輸送などにかかわる蛋白の遺伝子多型やmRNA発現を評価する基本手技を理解し、正しく実験できる。 3. 体液中・組織中の薬物およびその代謝物を測定するための方法について基本手技を理解し、正しく実験できる。 4. 薬物速度論解析に必要な情報を理解し、WinNonlinやNLME、Simcyp等の解析ソフトを用いて速度論パラメータを正しく求めることができる。 5. 実験結果や解析結果について統計ソフト等を用いて正しく評価できる。 |
キーワード Keyword |
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授業計画 Course Schedule 第1回(月日、時限)担当教員名 講義内容など |
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履修条件 Course prerequisite |
正規生に限る | 正規生に限る | 正規生に限る |
成績評価方法 Grading Criteria |
行動目標の達成度を平常点(発表内容、討論内容)で評価する。 行動目標の1と2を指導に従って大旨できればC以上と判断する。 行動目標の1~3を指導に従って大旨でき、積極的に4を行っていると判断されればB以上と判定する。1~3については発表と討論の概要をA4, 1枚にまとめて提出させ、理解度を判定する。 行動目標の1~4について優れていると判断され、5~7を指導に従って大旨できると判断されればAと判定する。 |
行動目標の1と2について平常点として評価し大旨できていればC以上と判定する。 行動目標の1と2について平常点として評価し大旨できていると判断され、3について積極的に行っていると判断されればB以上と判定する。 自分で重要と考えた論文の要約(A4, 1枚)を月に2回提出させ、理解度を実際に評価し、優れていると判断されればAと判定する。 |
安定で信頼性の高い実験を行う技能による評価(50 %) 実験ノートのまとめ方、実験結果の理解度、次の実験計画の作成能力に関する口頭試問による評価(50%) A+: 90 or more (top 10%) A: 80-89 B: 70-79 C: 60-69 D: less than 60 (Failure) |
学修時間の割り当て及び授業外における学修方法 Learning method |
講義100% 授業会における学修方法:自らの実験研究の立案、方法の選択、結果の解釈を行い、教員や学生同士での討論を常に行い、自らの創造力、自立力を向上させる。 |
演習(セミナー) 100% 授業外における学習方法 :自分で重要と考えた論文を月に2報選び、要約と意見を記述して提出する。 |
実験・実習 100% 授業外における学習方法:学習した実験手技を繰り返し行い、安定で信頼性の高い技術を修得する。 |
教材・参考文献 Textbook |
参考書:臨床薬理学 日本臨床薬理学会編 医学書院 | 課題論文は事前に受講者に配信する。 教科書:指定しない |
各実験の基本プロトコールを配布する。 |
単位取得要件 Requirement to earn credit |
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その他(受講上の注意点等) Notes |
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他の授業科目との関連 Relation to Other Courses |
臨床病態解明学演習I, II 臨床病態解明学実験実習I, II |
臨床病態解明学特論I, II 臨床病態解明学実験実習I, II |
臨床病態解明学特論I ,II 臨床病態解明学演習I, II |
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