シラバス Syllabus | 医学学位プログラム | ||
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科目名・科目番号 Subjects・Course Number |
0BTE31 / ゲノム環境医学特論I | 0BTE35 / ゲノム環境医学演習I | 0BTE39 / ゲノム環境医学実験実習I |
0BTE33 / ゲノム環境医学特論II | 0BTE37 / ゲノム環境医学演習II | 0BTE3B / ゲノム環境医学実験実習II | |
研究分野 Laboratories |
環境生物学 | 環境生物学 | 環境生物学 |
使用言語 Language used (Japanese, English, Bilingual) |
バイリンガル | バイリンガル | バイリンガル |
他研究室学生の受け入れの可否(〇×) Availability for Students from Other Lab. |
○ | ○ | ○ |
他研究室学生の参加に関する問い合わせ先 Contact Information for Students from Other Lab. |
熊谷嘉人, yk-em-tu ![]() |
熊谷嘉人, yk-em-tu ![]() |
熊谷嘉人, yk-em-tu ![]() |
授業形態 Course Type |
講義 | 演習 | 実験・実習 |
標準履修年次 Year |
1・2年次 | 1・2年次 | 1・2年次 |
実施学期・曜時限等 Semester,Day and Period |
Ⅰ春学期、Ⅱ秋学期 | Ⅰ春学期、Ⅱ秋学期 | Ⅰ春学期、Ⅱ秋学期 |
開講場所 Room Number |
セミナー室、他 | セミナー室、他 | 実験室、他 |
単位数 Credit |
特論Ⅰ春学期 / 特論Ⅱ秋学期 | 演習Ⅰ春学期 / 演習Ⅱ秋学期 | 実験実習Ⅰ春学期 / 実験実習Ⅱ秋学期 |
担当教員名・オフィスアワー等 | (事前にメールで連絡すること) | (事前にメールで連絡すること) | (事前にメールで連絡すること) |
Faculty Members and E-mail | 熊谷嘉人, yk-em-tu ![]() |
熊谷嘉人, yk-em-tu ![]() |
熊谷嘉人, yk-em-tu ![]() |
新開泰弘, ya_shinkai ![]() |
新開泰弘, ya_shinkai ![]() |
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安孫子ユミ, yumi.abiko ![]() |
安孫子ユミ, yumi.abiko ![]() |
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授業概要 Course Overview |
学生が自らの最新の研究成果を環境生物学の視点から発表し、教員及び学生全員で、その研究結果と今後の研究方針に関する討論を行う。 | 学生が環境生物学および毒性学に関する英文原著論文を抄読し、研究目的、方法、結果について理解し、当該研究の意義、問題点、残された課題について、教員および学生全員で討論を行う。 | 授業形態:環境生物学に関わる基本的な生化学実験、分子生物学実験および質量分析などの原理と手法について実践形式で学ぶ。 |
学位プログラム・コンピテンスとの関係Competence |
【汎用】知の創成力、コミュニケーション能力 【専門】研究課題設定力、先端研究遂行力、専門知識運用力情報発信力 |
【汎用】知の創成力、コミュニケーション能力 【専門】研究課題設定力、先端研究遂行力、専門知識運用力情報発信力 |
【汎用】知の創成力 【専門】先端研究遂行力、専門知識運用力情報発信力 |
授業の到達目標(学修成果) SBO(Specific Behavior Objectives |
環境生物学に関わる研究の方法論・考え方を理解すること、および、以下の能力を育成することを目標とする。 1.自らの実験の目的、方法、実験結果とその意義、今後行うべき研究について発表する能力。 2.国内外の当該研究分野における自らの研究の位置づけ、特色および独創性について説明する能力。 3.自らの発表内容に対する質問とコメントを理解し、討論の内容を以後の研究の質の向上に反映させる能力。 4.他の学生の発表内容を理解し、その意義と欠点を理解し、その向上のためになる質問や討論をする能力。 5.生命倫理・安全対策に対する取り組みに関わる指針・法令等を理解し、研究の遂行上重要な事項に留意した研究計画を立てる能力。 6.得られた実験結果に対して適切な統計解析を行うことで解釈を深め、その概略を説明できる能力。 7. 研究対象に応じた適切な研究方法を提案できる能力。 8. 自らの研究の社会的意義を的確に説明できる能力。 |
以下の能力を育成することにより、究極的には、環境生物学および毒性学に関する世界の研究の動向を把握し、独創的で価値の高い自分自身の研究プロジェクトを企画する能力、および、自らの研究成果を効率的に発信する能力を育成する。 1.主要科学雑誌や online の文献検索システムを用い、最新の原著論文の中から、読むべき論文を選ぶ能力。 2.選んだ論文を読んで理解し、定められた時間内にその概要を他の学生に説明する能力。 3.他の学生が選んだ論文を事前に読み説明を聞いて理解し、疑問点や当該研究の意義・問題点について討論する能力。 4.個々の原著論文の歴史的意義、先行研究との関係、当該研究分野における位置づけを説明する能力。 |
環境生物学に関わる自らの研究に必要な情報を得る能力を養う。また、分子メカニズム研究を行うに当たって必要な手法の基礎を学ぶ。 具体的にには、以下の能力を育成することを目標とする。 1.細胞の培養を適切な操作で行い、細胞毒性試験を行うことにより化学物質の毒性を解析できる能力。 2.ビオチンPAECマレイミド(BPM)アッセイにより、細胞またはタンパク質に対する親電子物質の化学修飾能を評価できる能力。 3.マウスなどの実験動物を適切に扱い、研究目的に合致した化学物質の曝露とその影響評価を行うことができる能力。 4.データベースを使用し、対象とする遺伝子またはタンパク質の配列情報やその機能について必要な情報を得る能力。 5.PCR 用プライマーの設計、PCR の実験条件(温度・時間など)設定を行う能力。 6.適切なゲルを作成し、DNAやタンパク質の電気泳動を行い、タンパク質の場合はウエスタンブロットなどにより目的のバンドを検出できる能力。 7.HPLCの特性を熟知した上で適切に扱い、目的に合った条件を設定して化学物質について分析できる能力。 8.質量分析装置の特性を熟知した上で適切に扱い、最適条件を設定して目的の化学物質やタンパク質について分析できる能力。 9.ICP-MSの特性を熟知した上で適切に扱い、生体試料中における目的の金属濃度を解析できる能力。 |
キーワード Keyword |
環境化学物質、親電子物質、毒性学、環境適応、生体防御、活性イオウ分子、センサータンパク質、シグナル伝達 | 環境化学物質、親電子物質、毒性学、環境適応、生体防御、活性イオウ分子、センサータンパク質、シグナル伝達 | 親電子物質、細胞毒性試験、BPMアッセイ、PCR、ウエスタンブロット、高速液体クロマトグラフィー、質量分析 |
授業計画 Course Schedule 第1回(月日、時限)担当教員名 講義内容など |
原則として毎週金曜、17:15-18:30(予定)(ゲノム環境医学演習終了直後)。 学生1名が英語により自らの研究の進展を発表し、その内容に基づいて、教員および学生全員が英語あるいは日本語により討論を行う。 |
原則として毎週金曜、16:00-17:15(予定)。 学生1名が英語により自らの研究の進展を発表し、その内容に基づいて、教員および学生全員が英語あるいは日本語により討論を行う。 |
集中 |
履修条件 Course Prerequisites |
「ゲノム環境医学演習」とともに履修すること。履修のためには、 環境生物学に関する修士課程レベルの基礎知識が必要である。 | 「ゲノム環境医学特論」とともに履修すること。履修のためには、 環境生物学に関する修士課程レベルの基礎知識が必要である。 | 原則として、「ゲノム環境医学特論」、「ゲノム環境医学演習」ともに履修すること。履修のためには、 環境生物学に関する修士課程レベルの基礎知識が必要である。 |
成績評価方法 Grading Phylosophy |
「授業の到達目標」に挙げた各項目の達成度に基づいて評価する。項目1、2を達成していればC以上と判断する。項目1、2を達成し、積極的に3を行っていればB以上と判断する。1~3にを達成し、4~8を積極的に行っていればA以上と判断し、特に優秀(上位10%)と判断されれば、A+と評価する。 |
「授業の到達目標」に挙げた各項目の達成度に基づいて評価する。項目1、2を達成していればC以上と判断する。項目1、2を達成し、積極的に3を行っていればB以上と判断する。1~3にを達成し、4を積極的に行っていればA以上と判断し、特に優秀(上位10%)と判断されれば、A+と評価する。 | 「授業の到達目標」に挙げた各項目の達成度に基づいて評価する。 「実験実習I」では項目1~4について、「実験実習II」では項目5~9について、それぞれ2項目以上ができればC以上、3項目以上ができればB以上、4項目以上ができればA以上と判断し、特に優秀な場合(上位10%)、A+と評価する。 |
学習時間の割り当て及び授業外における学修方法 Learning method |
講義(セミナー)における発表と討論 100% 授業外における学修方法:プログレスリポート発表のための準備。 |
演習(セミナー)における発表と討論 100% 授業外における学修方法:毎週事前に論文を配信するので疑問点を抽出しておく。 |
実験実習 100% 授業外における学修方法:学習したデータベースおよび統計解析を繰り返し行い、自らの研究に役立てる。 |
教材・参考文献 Textbook |
特に定めない | 資料を配付する | 資料を配付する |
単位取得要件 Requirement to earn credit |
「ゲノム環境医学特論I, II」のシラバス参照。 | 「ゲノム環境医学演習I, II」のシラバス参照。 | 「ゲノム環境医学実験実習I, II」のシラバス参照。 |
その他(受講上の注意点等) Notes |
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他の授業科目との関連 | ゲノム環境医学演習I, II ゲノム環境医学実験実習I, II |
ゲノム環境医学特論I, II ゲノム環境医学実験実習I, II |
ゲノム環境医学特論I ,II ゲノム環境医学演習I, II |
ティーチングフェロー(TF)・ティーチングアシスタント(TA) | 特に定めない | 特に定めない | 特に定めない |
「@」は画像です。 "@" is an image file.