シラバス Syllabus	医学学位プログラム
科目番号 Course Number	0BTE31 /  0BTE33	0BTE35 /  0BTE37	0BTE39 /  0BTE3B
科目名 Subjects	ゲノム環境医学特論I / ゲノム環境医学特論II	ゲノム環境医学演習I / ゲノム環境医学演習II	ゲノム環境医学実験実習I / ゲノム環境医学実験実習II
研究分野 Laboratories	分子遺伝疫学	分子遺伝疫学	分子遺伝疫学
使用言語 Language used （Japanese,  English,  Bilingual）	バイリンガル	バイリンガル	バイリンガル
他研究室学生の受け入れの可否（〇×） Availability for Students from Other Lab.	○	○	○
他研究室学生の参加に関する問い合わせ先 Contact Information for Students from Other  Lab.	土屋尚之,  tsuchiya	土屋尚之, tsuchiya	土屋尚之, tsuchiya
授業形態 Outline	講義	演習	実験・実習
標準履修年次 Year	1・2年次	1・2年次	1・2年次
実施学期・曜時限等 Semester,Day and Period	Ⅰ春学期、Ⅱ秋学期	Ⅰ春学期、Ⅱ秋学期	Ⅰ春学期、Ⅱ秋学期
開講場所 Room Number	セミナー室、他	セミナー室、他	セミナー室、他
単位数 Credit	特論Ⅰ春学期　/　特論Ⅱ秋学期	演習Ⅰ春学期　/　演習Ⅱ秋学期	実験実習Ⅰ春学期　/　実験実習Ⅱ秋学期
担当教員名・オフィスアワー等	（事前にメールで連絡すること）	（事前にメールで連絡すること）	（事前にメールで連絡すること）
Faculty Members and E-mail	土屋　尚之, tsuchiya	土屋　尚之, tsuchiya	土屋　尚之, tsuchiya
	川﨑　綾, a-kawasaki	川﨑　綾, a-kawasaki	川﨑　綾, a-kawasaki
授業概要 Course Overview	学生が自らの最新の研究成果を分子遺伝疫学の視点から発表し、教員及び学生全員で、その研究結果と今後の研究方針に関する討論を行う。	学生がヒトゲノム解析による疾患研究に関する英文原著論文を抄読し、研究目的、方法、結果について理解し、当該研究の意義、問題点、残された課題について、教員および学生全員で討論を行う。	授業形態：基本的なゲノムデータベースの使い方、遺伝統計学的解析の原理と手法について実践によって学ぶ。
学位プログラム・コンピテンスとの関係Competence	「ゲノム環境医学特論I, II」のシラバス参照。	「ゲノム環境医学演習I, II」のシラバス参照。	「ゲノム環境医学実験実習I, II」のシラバス参照。
授業の到達目標（学修成果） SBO(Specific Behavior Objectives	ヒトゲノム多様性解析およびそれによる疾患研究の方法論・考え方を理解すること、および、以下の能力を育成することを目標とする。 １．自らの実験・統計解析の目的、方法、実験結果とその意義、今後行うべき研究について発表する能力。 ２．国内外の当該研究分野における自らの実験・統計解析の位置づけ、特色および独創性について説明する能力。 ３．自らの発表内容に対する質問とコメントを理解し、討論の内容を以後の研究の質の向上に反映させる能力。 ４．他の学生の発表内容を理解し、その意義と欠点を理解し、その向上のためになる質問や討論をする能力。 ５．ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針を理解し、個人情報の取扱いをはじめとした、ヒトゲノム・遺伝子解析研究の遂行上重要な事項に留意した研究計画を立てる能力。 ６．分子遺伝疫学研究における遺伝子解析研究に基づき、統計解析、細胞生物学・分子生物学的手法について概略を説明する能力。 ７. 解析対象疾患に応じた適切な研究方法を提案する能力。 8. 疾患関連遺伝子研究の結果とその医学・医療における意義を的確に解釈する能力。	以下の能力を育成することにより、究極的には、ヒトゲノム解析関する世界の研究の動向を把握し、独創的で価値の高い自分自身の研究プロジェクトを企画する能力、および、自らの研究成果を効率的に発信する能力を育成する。 １．主要科学雑誌や online の文献検索システムを用い、最新の原著論文の中から、読むべき論文を選ぶ能力。 ２．選んだ論文を読んで理解し、定められた時間内にその概要を他の学生に説明する能力。 ３．他の学生が選んだ論文を事前に読み説明を聞いて理解し、疑問点や当該研究の意義・問題点について討論する能力。 ４．個々の原著論文の歴史的意義、先行研究との関係、当該研究分野における位置づけを説明する能力。	ヒトゲノムに関する公開データベースの基本的利用法を学び、自らの研究に必要な情報を得る能力を養う。また、分子遺伝疫学的研究に必要な遺伝統計学的解析法の基礎を学ぶ。 具体手にには、以下の能力を育成することを目標とする。 １．公開ゲノム・データベースを使用し、対象とする遺伝子の構造、機能について必要な情報を得る能力。 ２． PCR 用プライマーの設計、PCR のサイクル条件（温度・時間など）設定を行う能力。 ３．ヒトゲノム多様性と疾患との関連に関する情報を得る能力。 ４．公開ゲノム・データベースを使用し、遺伝子発現と関連する SNV の情報を得る能力。 ５．関連検定に関する知識をもち、適切な関連検定手法を用いて疾患関連バリアント（多型）を統計学的に検出する能力。 ６．公開ゲノム・データベースを使用し、連鎖不平衡情報を取得する能力。 ７．Hardy-Weinberg 平衡検定およびオッズ比の計算を行う能力。 ８．ハプロタイプ頻度推定および連鎖不平衡係数の計算を行う能力。 ９．疾患関連研究における連鎖不平衡ブロックの意義を説明する能力。
キーワード Keyword	ヒトゲノム多様性、バリアント、多型、自己免疫疾患、膠原病、関連研究、疾患感受性遺伝子	ヒトゲノム多様性、バリアント、多型、自己免疫疾患、膠原病、関連研究、疾患感受性遺伝子	ゲノムデータベース、バイオインフォマティクス、eQTL, 関連検定、連鎖不平衡、Hardy-Weinberg平衡
授業計画 Course Schedule 第1回（月日、時限）担当教員名　講義内容など	原則として毎週木曜、18:15-19:３０（予定）（分子遺伝疫学演習終了直後）。 学生１名が英語により自らの研究の進展を発表し、その内容に基づいて、教員および学生全員が英語あるいは日本語により討論を行う。	原則として毎週木曜、17:00-18１５（予定）。 学生１名が英語により自らの研究の進展を発表し、その内容に基づいて、教員および学生全員が英語あるいは日本語により討論を行う。	集中
履修条件 Course Prerequisites	「分子遺伝疫学演習」とともに履修すること。履修のためには、 ヒトゲノム解析に関する修士課程レベルの基礎知識が必要である。	「分子遺伝疫学特論」とともに履修すること。履修のためには、 ヒトゲノム解析に関する修士課程レベルの基礎知識が必要である。	原則として、「分子遺伝疫学特論」、「分子遺伝疫学演習」とともに履修すること。履修のためには、ヒトゲノム解析に関する修士課程レベルの基礎知識が必要である。
成績評価方法 Grading Phylosophy	「授業の到達目標」に挙げた各項目の達成度に基づいて評価する。項目1、２を達成していればC以上と判断する。項目１、２を達成し、積極的に３を行っていればB以上と判断する。１～３にを達成し、４～８を積極的に行っていればA以上と判断し、特に優秀(上位10%)と判断されれば、A+と評価する。	「授業の到達目標」に挙げた各項目の達成度に基づいて評価する。項目1、２を達成していればC以上と判断する。項目１、２を達成し、積極的に３を行っていればB以上と判断する。１～３にを達成し、４を積極的に行っていればA以上と判断し、特に優秀(上位10%)と判断されれば、A+と評価する。	「授業の到達目標」に挙げた各項目の達成度に基づいて評価する。 「実験実習I」では項目１～４について、「実験実習II」では項目５～９について、それぞれ２項目以上ができればC以上、３項目以上ができればB以上、４項目以上ができればA以上と判断し、特に優秀な場合（上位10%)、A+と評価する。
学習時間の割り当て及び授業外における学修方法 Learning method	講義（セミナー）における発表と討論　100％ 授業外における学修方法：プログレスリポート発表のための準備。	演習（セミナー）における発表と討論　100％ 授業外における学修方法：毎週事前に論文を配信するので疑問点を抽出しておく。	実験実習 100% 授業外における学修方法：学習したデータベースおよび統計解析を繰り返し行い、自らの研究に役立てる。
教材・参考文献 Textbook	特に定めない	資料を配付する	資料を配付する
単位取得要件 Requirement to earn credit	「ゲノム環境医学特論I, II」のシラバス参照。	「ゲノム環境医学演習I, II」のシラバス参照。	「ゲノム環境医学実験実習I, II」のシラバス参照。
その他（受講上の注意点等） Notes	分子遺伝疫学演習とともに履修すること。履修のためには、 ヒトゲノム解析に関する修士課程レベルの基礎知識が必要である。	分子遺伝疫学特論とともに履修すること。 履修のためには、 ヒトゲノム解析に関する修士課程レベルの基礎知識が必要である。	分子遺伝疫学特論、分子遺伝疫学実験実習とともに履修すること。 履修のためには、 ヒトゲノム解析に関する修士課程レベルの基礎知識が必要である。
他の授業科目との関連	ゲノム環境医学演習I, II ゲノム環境医学実験実習I, II	ゲノム環境医学特論I, II ゲノム環境医学実験実習I, II	ゲノム環境医学特論I ,II ゲノム環境医学演習I, II
ティーチングフェロー（TF）・ティーチングアシスタント（TA）	特に定めない	特に定めない	特に定めない

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