シラバス Syllabus | 医学学位プログラム | ||
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科目名・科目番号 Subjects・Course Number |
睡眠医科学特論I / 0BTNE41 | 睡眠医科学演習I / 0BTNE45 | 睡眠医科学実験実習I / 0BTNE49 |
睡眠医科学特論II / 0BTNE43 | 睡眠医科学演習II / 0BTNE47 | 睡眠医科学実験実習II / 0BTNE4B | |
研究分野 Laboratories |
行動神経科学・分子薬理学 | 行動神経科学・分子薬理学 | 行動神経科学・分子薬理学 |
使用言語 Language used (Japanese, English, Bilingual) |
英語 | 英語 | 英語 |
他研究室学生の受け入れの可否(〇×) Availability for Students from Other Lab. |
〇 | 〇 | 〇 |
他研究室学生の参加に関する問い合わせ先 Contact Information for Students from Other Lab. |
柳沢 正史, yanagisawa.masa.fu ![]() |
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授業形態 Course Type |
講義 | 演習 | 実験・実習 |
標準履修年次 Year |
1・2年次 | 1・2年次 | 1・2年次 |
実施学期・曜時限等 Semester,Day and Period |
Ⅰ春学期、Ⅱ秋学期 | Ⅰ春学期、Ⅱ秋学期 | Ⅰ春学期、Ⅱ秋学期 |
開講場所 Room Number |
セミナー室、他 | セミナー室、他 | セミナー室、他 |
単位数 Credit |
特論Ⅰ春学期 / 特論Ⅱ秋学期 | 演習Ⅰ春学期 / 演習Ⅱ秋学期 | 実験実習Ⅰ春学期 / 実験実習Ⅱ秋学期 |
担当教員名・オフィスアワー等 | (事前にメールで連絡すること) | (事前にメールで連絡すること) | (事前にメールで連絡すること) |
Faculty Members and E-mail | 柳沢 正史, yanagisawa.masa.fu ![]() |
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授業概要 Course Overview |
睡眠覚醒の謎の解明、睡眠障害治療への新しいアプローチを目指した研究についての最新の研究成果を発表の題材とし、研究内容に関する討論と総合的知識の講義を行う。履修学生自身の研究研究グループを含め、複数のグループの授業に出席することを推奨する。各グループのキーワードを以下に示す。I,IIでは異なるトピックスを扱う。また、自らの所属グループ以外のグループとして、I,IIで異なるグループを選択することができる。 ・分子薬理学:睡眠覚醒制御の根本的メカニズムの解明・遺伝性睡眠異常マウス家系の樹立と原因遺伝子の同定 ・機能神経解剖学:睡眠覚醒制御、摂食・体重制御、不安・うつ行動の神経回路解明 ・分子行動生理学:大脳辺縁系、大脳基底核や脳幹の機能と睡眠・覚醒制御に関する講義を行う ・創薬化学・有機化学:オレキシン作動薬、オピオイド系薬物の設計と合成の設計 ・ナルコレプシー治療薬の創出 ・鎮痛薬、抗鬱薬、頻尿治療薬、抗マラリア薬、原虫治療薬、抗癌薬の創出 ・生化学/ケミカルバイオロジー/遺伝学:生化学ケミカルバイオロジー・遺伝学的手法を統合的に活用した、マウスの睡眠覚醒制御における鍵遺伝子の同定睡眠と記憶の脳科学:睡眠と記憶の関係の解明。このために光遺伝学や神経行動科学、多チャンネル神経活動同時記録装置など、世界最先端の研究手法を用いる。 ・成体脳のニューロン新生と睡眠の関係の解明 ・睡眠と記憶の脳科学:睡眠と記憶の関係の解明。このために光遺伝学や神経行動科学、多チャンネル神経活動同時記録装置など、世界最先端の研究手法を用いる。 ・成体脳のニューロン新生と睡眠の関係の解明 ・システムズ薬理:分子レベル、細胞レベルでの睡眠とモチベーションの関係および、不眠症と精神疾患治療に向けた化合物探索 ・脳機能発達学:脳の発達・老化に注目した睡眠の意義の解明および、分子生物学・発生学に基づく睡眠の進化プロセス解明 ・神経科学:in vivo電気生理学および機能的イメージングを用いた、睡眠/覚醒時における神経回路ダイナミクスの解析を行う |
睡眠医科学分野に関する最新の原著論文を抄読し、研究目的、方法、結果について理解し、当該研究の意義、今後の課題について討論する。履修学生自身の研究研究グループを含め、複数のグループの授業に出席することを推奨する。各グループのキーワードを以下に示す。I,IIでは異なるトピックスを扱う。また、自らの所属グループ以外のグループとして、I,IIで異なるグループを選択することができる。 ・分子薬理学:睡眠覚醒制御の根本的メカニズムの解明・遺伝性睡眠異常マウス家系の樹立と原因遺伝子の同定 ・機能神経解剖学:睡眠覚醒制御、摂食・体重制御、不安・うつ行動の神経回路解明 ・分子行動生理学:大脳辺縁系、大脳基底核や脳幹の機能と睡眠・覚醒制御に関する講義を行う ・創薬化学・有機化学:オレキシン作動薬、オピオイド系薬物の設計と合成の設計 ・ナルコレプシー治療薬の創出 ・鎮痛薬、抗鬱薬、頻尿治療薬、抗マラリア薬、原虫治療薬、抗癌薬の創出 ・生化学/ケミカルバイオロジー/遺伝学:生化学ケミカルバイオロジー・遺伝学的手法を統合的に活用した、マウスの睡眠覚醒制御における鍵遺伝子の同定睡眠と記憶の脳科学:睡眠と記憶の関係の解明。このために光遺伝学や神経行動科学、多チャンネル神経活動同時記録装置など、世界最先端の研究手法を用いる。 ・成体脳のニューロン新生と睡眠の関係の解明 ・睡眠と記憶の脳科学:睡眠と記憶の関係の解明。このために光遺伝学や神経行動科学、多チャンネル神経活動同時記録装置など、世界最先端の研究手法を用いる。 ・成体脳のニューロン新生と睡眠の関係の解明 ・システムズ薬理:分子レベル、細胞レベルでの睡眠とモチベーションの関係および、不眠症と精神疾患治療に向けた化合物探索 ・脳機能発達学:脳の発達・老化に注目した睡眠の意義の解明および、分子生物学・発生学に基づく睡眠の進化プロセス解明 ・神経科学:in vivo電気生理学および機能的イメージングを用いた、睡眠/覚醒時における神経回路ダイナミクスの解析を行う |
睡眠医科学に関連する各研究グループが、日々の研究において使用している実験手法やデータ収集・解析の方法とそれらの原理、注意すべき点などについて、実践的に学び、自ら施行しうるようになることを目標とする。さらに、研究を進める上で各グループにおいて特徴的な「考え方」を修得する。各グループのキーワードを以下に示す。I,IIでは異なる手法を習得する。 ・分子薬理学:睡眠覚醒制御の根本的メカニズムの解明・遺伝性睡眠異常マウス家系の樹立と原因遺伝子の同定 ・機能神経解剖学:睡眠覚醒制御、摂食・体重制御、不安・うつ行動の神経回路解明 ・分子行動生理学:大脳辺縁系、大脳基底核や脳幹の機能と睡眠・覚醒制御に関する講義を行う ・創薬化学・有機化学:オレキシン作動薬、オピオイド系薬物の設計と合成の設計 ・ナルコレプシー治療薬の創出 ・鎮痛薬、抗鬱薬、頻尿治療薬、抗マラリア薬、原虫治療薬、抗癌薬の創出 ・生化学/ケミカルバイオロジー/遺伝学:生化学ケミカルバイオロジー・遺伝学的手法を統合的に活用した、マウスの睡眠覚醒制御における鍵遺伝子の同定睡眠と記憶の脳科学:睡眠と記憶の関係の解明。このために光遺伝学や神経行動科学、多チャンネル神経活動同時記録装置など、世界最先端の研究手法を用いる。 ・成体脳のニューロン新生と睡眠の関係の解明 ・睡眠と記憶の脳科学:睡眠と記憶の関係の解明。このために光遺伝学や神経行動科学、多チャンネル神経活動同時記録装置など、世界最先端の研究手法を用いる。 ・成体脳のニューロン新生と睡眠の関係の解明 ・システムズ薬理:分子レベル、細胞レベルでの睡眠とモチベーションの関係および、不眠症と精神疾患治療に向けた化合物探索 ・脳機能発達学:脳の発達・老化に注目した睡眠の意義の解明および、分子生物学・発生学に基づく睡眠の進化プロセス解明 ・神経科学:in vivo電気生理学および機能的イメージングを用いた、睡眠/覚醒時における神経回路ダイナミクスの解析を行う |
学位プログラム・コンピテンスとの関係Competence (修正不可) |
【汎用】知の創成力、コミュニケーション能力 【専門】研究課題設定力、先端研究遂行力、専門知識運用力情報発信力 |
【汎用】知の創成力、コミュニケーション能力 【専門】研究課題設定力、先端研究遂行力、専門知識運用力情報発信力 |
【汎用】知の創成力、コミュニケーション能力 【専門】研究課題設定力、先端研究遂行力、専門知識運用力 |
授業の到達目標(学修成果) SBO(Specific Behavior Objectives |
1. 自らの実験研究の目的、方法、実験結果とその意義、今後行うべき研究についてPCとプリントによるプレゼンテーションを行う。 2. 自らの実験研究の、当該領域の世界の研究における位置と独創性について説明できる。 3. 自らの実験結果に対する質問とコメントを理解し、討論の内容を以後の研究の質の向上に反映できる。 4. 他の学生の発表内容を理解し、その意義と欠点を理解し、その向上のため建設的な質問や討論をすることができる。 5. 組換えDNA実験を行なった場合、組換えDNA実験に関する法律と研究方法を理解し、適切な組換えDNA実験を企画・申請・実施できる。 6. 動物実験を行なった場合、動物実験に関する規則と生命倫理学的問題点を踏まえ、適切な動物実験を企画・申請・実施できる。 7. 論文など自らの実験結果を発表する技量。 |
1. 主要科学雑誌やon lineの検索システムを用い、最新の英語原著論文の中から、読むべき論文を選ぶことができる。 2. 選んだ論文を読んで理解するのみならず、論文に引用されている過去の論文の紹介を含めて定められた時間内にその概要を他の学生に説明することができる。 3. 他の学生が選んだ論文を事前に読み説明を聞いて理解し、疑問点や当該研究の意義について討論することができる。 4. 個々の原著論文の歴史的意義、教科書的全体像の中における位置づけを説明することができる。 |
1. 睡眠の神経生物学に関わる基本的な実験手技について、その原理を理解し、実験を計画・実行できる。 |
キーワード Keyword |
キーワードとして研究グループ名を挙げる:分子薬理学,分子行動生理学,創薬化学/有機化学,生化学/ケミカルバイオロジー/行動神経科学,睡眠と記憶の脳科学,システムズ睡眠生物学,神経科学,睡眠の電気生理学と分子生物学 | キーワードとして研究グループ名を挙げる:分子薬理学,分子行動生理学,創薬化学/有機化学,生化学/ケミカルバイオロジー/行動神経科学,睡眠と記憶の脳科学,システムズ睡眠生物学,神経科学,睡眠の電気生理学と分子生物学 | キーワードとして研究グループ名を挙げる:分子薬理学,分子行動生理学,創薬化学/有機化学,生化学/ケミカルバイオロジー/行動神経科学,睡眠と記憶の脳科学,システムズ睡眠生物学,神経科学,睡眠の電気生理学と分子生物学 |
授業計画 Course Schedule 第1回(月日、時限)担当教員名 講義内容など |
授業は研究グループ単位で行う(別紙参照)。学生は自らが研究指導を受ける研究グループに加えて、複数のグループの授業に出席することを推奨する。また、自らの所属グループ以外のグループとして、I,IIで異なるグループを選択することができる。自らが研究指導を受ける研究室(所属研究室)、およびそれ以外の担当教員の研究室(睡眠 医科学特論担当研究室以外も可)の授業に、合計30時間以上出席する。 | 授業は研究グループ単位で行う(別紙参照)。学生は自らが研究指導を受ける研究グループに加えて、複数のグループの授業に出席することを推奨する。また、自らの所属グループ以外のグループとして、I,IIで異なるグループを選択することができる。自らが研究指導を受ける研究室(所属研究室)、およびそれ以外の担当教員の研究室(睡眠医科学特論担当研究室以外も可)の授業に、合計30時間以上出席する。 | 自らが研究指導を受ける研究室(所属研究室)、およびそれ以外の医学学位プログラムの研究室(実験実習担当研究室以外も可)の授業に、合計30時間以上出席する。 所属研究室以外の実験実習の履修に関しては、必ず担当教員と密な連絡の上、所定の用紙を用い、指定された期限までに、医学系専攻事務室(学系棟481)まで届け出ること。 |
単位取得要件 Requirement to earn credit |
到達目標の達成度により、研究指導教員、他研究室教員等が評価する。別紙参照。 | 到達目標の達成度により、研究指導教員、他研究室教員等が評価する。別紙参照。 | 到達目標の達成度により、研究指導教員、他研究室教員等が評価する。別紙参照。 |
成績評価方法 Grading Phylosophy |
行動目標の達成度を平常点(発表内容、討論内容)で評価する。 行動目標の1と2を指導に従って大旨できればC以上と判断する。 行動目標の1~3を指導に従って大旨でき、積極的に4を行っていると判断されればB以上と判定する。1~3については発表と討論の概要をA4, 1枚にまとめて提出させ、理解度を判定する。 行動目標の1~4について優れていると判断され、5~7を指導に従って大旨できると判断されればAと判定する。 |
行動目標の1と2について平常点として評価し大旨できていればC以上と判定する。 行動目標の1と2について平常点として評価し大旨できていると判断され、3について積極的に行っていると判断されればB以上と判定する。 自分で重要と考えた論文の要約(A4, 1枚)を月に2回提出させ、理解度を実際に評価し、優れていると判断されればAと判定する。 |
安定で信頼性の高い実験を行う技能による評価(50 %) 実験ノートのまとめ方、実験結果の理解度、次の実験計画の作成能力に関する口頭試問による評価(50%) A+: 90 or more (top 10%) A: 80-89 B: 70-79 C: 60-69 D: less than 60 (Failure) |
学修時間の割り当て及び授業外における学修方法 Learning method |
講義 100% 授業外における学修方法:学修内容を再確認しながら自らの研究活動を行う。その他、別紙参照。 |
演習(セミナー) 100% 授業外における学修方法:学修内容を再確認しながら自らの研究活動に活用する。その他、別紙参照。 |
実験実習 100% 授業外における学修方法:別紙参照。 |
教材・参考文献 Textbook |
別紙参照 | 別紙参照 | 別紙参照 |
その他(受講上の注意点等) Notes |
別紙参照 | 別紙参照 | 別紙参照 |
他の授業科目との関連 | 睡眠医科学演習I, II 睡眠医科学実験実習I, II |
睡眠医科学特論I, II 睡眠医科学実験実習I, II |
睡眠医科学特論I ,II 睡眠医科学演習I, II |
ティーチングフェロー(TF)・ティーチングアシスタント(TA) | 特に定めない | 特に定めない | 特に定めない |
「@」は画像です。 "@" is an image file.