お知らせ
2019.05.29
木全啓先生が第49回臨床心臓電気生理研究会において最優秀論文賞を受賞

日 時
2019年5月25日
受 賞
第10回臨床心臓電気生理研究会最優秀論文賞
受賞者
筑波大学附属病院 クリニカルフェロー 木全啓
詳 細
受賞論文:Temporally stable frequency mapping using continuous wavelet transform analysis in patients with persistent atrial fibrillation.
Journal of Cardiovascular Electrophysiology. 2018;29:514-522.
第49回臨床心臓電気生理研究会にて、第10回臨床心臓電気生理研究会最優秀論文賞を受賞致しました。同賞はわが国における心臓電気生理学の発展・普及と医療の向上に資することを趣旨としているものです。
持続性心房細動に対するカテーテル治療では、治療に難渋することも多く、多くの施設で適切な治療部位を同定するために様々な研究が行われています。本研究では周波数解析の一つである連続ウェーブレット変換を応用して、心房内の刺激伝導を解析し、心房細動維持にかかわる部位を推定できることを示しました。同解析法はこれまで不整脈の分野で使用されることはほとんどなく、新しい方法論を確立したという点が高く評価されました。