お知らせ
2019.05.16
會田敏先生、吉田健太郎先生は日立製作所との共同研究を通じ、心室不整脈の発生部位を特定する新しい方法を開発しました。研究成果は国際科学雑誌『JACC Clinical Electrophysiology』に発表されました。
研究成果のポイント
心磁図と心臓CT画像を正確に合成する技術により、心室からの不整脈の発生部位を身体への負担なく高い精度で特定できることを明らかにしました。
従来の心電図では、不整脈の発生部位を正確に特定することは難しく、治療の有効性や安全性に問題がありました。心磁図‐CT合成画像による不整脈起源の特定法は、心電図に比べて飛躍的に高い精度を有することが示されました。
より緻密な不整脈治療計画を立案でき、不整脈治療に伴う患者負担の軽減への貢献が期待されます。
本研究の成果は、2019年7月31日付「JACC: Clinical Electrophysiology」で公開されました。
Central illustration : Noninvasive mapping of PVCs by merging MCG and CT images







