日　時

2023年3月12日

受賞演題名

Prognostic Impact of Impaired Right Ventricular Free Wall Longitudinal Strain in Patients with Severe Aortic Stenosis After Transcatheter Aortic Valve Implantation

受賞者

筑波大学人間総合科学研究科疾患制御医学専攻博士課程4年
Noor K. Albakaa先生

詳細

経カテーテル大動脈弁置換術（TAVI）が行われた重症大動脈弁狭窄症の症例を対象とした後ろ向き多施設共同研究の一環として、右室機能指標がTAVI施行後の予後予測に有用であるかどうかを検討した研究です。右室長軸方向ストレインがTAVI後の独立した規定因子であり、従来用いられていた一般的な右心機能指標よりも優れた評価能を有することを明らかとしました。本研究の結果から、TAVI症例の治療効果をより高め、対象症例の選択を適切に行う上で、右室長軸方向ストレインの評価を行う事の有用性が示唆されました。