1. ホーム
  2. お知らせ

お知らせ

2026.03.05

矢口拓実先生、渡部浩明先生が冠動脈C Tによるプラークの定量的・定性的評価と周術期心筋傷害に関する論文を『Journal of Cardiovascular Computed Tomography』に発表

詳 細

PCI後に心筋トロポニン T などの心筋逸脱酵素が上昇する現象は、周術期心筋傷害(periprocedural myocardial injury, PMI)と呼ばれ、慢性冠動脈疾患(chronic coronary syndrome, CCS)患者における血行再建治療後の生命予後悪化と関連することが知られています。一方でPMI 発症が予後悪化につながるメカニズムについては十分に解明されていません。本研究では、冠動脈C T撮影後にCCSに対して待機的PCIが施行された患者を対象として、PCIの標的病変および冠動脈三枝の血管内プラークをCTの減衰値に基づいて評価し、石灰化プラーク、繊維性プラーク、繊維脂肪性プラーク、低減衰プラークの4種に分類して体積を測定しました。その結果、標的病変の総プラーク量および低減衰プラーク量は、PMIの発症と関連することが示されました。また、PMI症例の予後不良には標的病変のみならず冠動脈三枝全体の脆弱なプラーク量も関連している可能性があることを報告しました。本研究は2026年2月4日に国際科学雑誌『Journal of Cardiovascular Computed Tomography』に発表されました。

論文名

Coronary plaque volume quantification using coronary computed tomography angiography is associated with periprocedural myocardial injury in patients with chronic coronary syndrome

著者名

Takumi Yaguchi, Hiroaki Watabe, Yuichiro Ishii, Kyohei Usami, Taikan Terauchi, Kimi Sato, Kensuke Shimada, Daigo Hiraya, Tomoya Hoshi, Tomoko Ishizu

掲載雑誌

Journal of Cardiovascular Computed Tomography. Articles in press, 4 February 2026. doi:10.1016/j.jcct.2026.01.010

ページトップへ
ページトップへ