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1、ミネソタ大学
- 日本人が米国人に比べて脳卒中が多く、心筋梗塞が少ない背景を探るため、血清脂質、血圧値、喫煙状況の差に加えて、血液凝固線溶系や遺伝的要因の相違について研究を進めています(Folsom AR教授との共同研究)。
- 地域における循環器疾患の予防対策の実施方法や評価について、日米の文化の相違を踏まえ、共同研究を進めています(Jacobs D Jr教授との共同研究)。
2、ハーバード大学
- 栄養摂取と循環器疾患、特に脳卒中の発症との関連をハーバード大学のNurses Health Study(米国看護婦10万人の追跡調査)と日本人の住民5千人の追跡調査により研究を進めています(Willet C教授、Stampfer M教授との共同研究)。
- 睡眠障害、交代勤務に伴うサーカディアンリズムの乱れと免疫能、循環器疾患との関連についての研究を進めています(Czeisler CA教授との共同研究)。
3、オックスフォード大学
脳卒中の発症要因に関するコホート研究(追跡調査)の大規模なメタアナリシス(約100万人のデータをプールして解析)に参画しています。人数が非常に多いため、従来の危険因子である血圧値、喫煙、アルコール摂取、血清総コレステロールの脳卒中発症への関連の強さを、性別、年齢別、他の危険因子の区分別に詳細に分析することが可能になります(Peto教授らとの共同研究)。
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