Yamada Takeshi
山田　武史（やまだ　たけし）

がん薬物療法を専門としており、胃癌や大腸癌をはじめとした様々な進行癌の診療にあたっています。がん診療では個別化医療が進められており、遺伝子解析を含めた詳細な病理診断や、多様な画像検査・内視鏡検査・血液検査など患者さんの多くの検査結果から治療方針を判断する必要があります。特にがん薬物療法では、従来の殺細胞性抗がん剤に加え、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬を含めた複数の治療選択の中から、日々更新される臨床試験の情報をもとに、最適な治療選択について判断することが求められています。
こうした中で、決して治療が中心ではなく患者さんの日々の生活が中心となるよう、個々の患者さんとご家族の想いに寄り添った医療を提供することを心がけています。また、患者さんにご協力いただき、研究と教育によって未来の医療を切り開きたいと考えております。