名称 平成18年度 班会議
日時 平成18年9月5~6日
場所 札幌サンプラザ

こちらから演題要旨をご覧いただけます
1日目 【9月5日(火)】
9:30 開    会 
9:30 - 9:40 領域代表者 挨拶 東京大学・大学院薬学系研究科 堅田 利明
[セッション1] 座長:紺谷 圏二
9:45 - 10:00 新規Gタンパク質シグナル制御分子の構造と機能 奈良先端科学技術大学院大学・バイオサイエンス研究科 伊東 広
10:00 - 10:15 RGS蛋白質によるG蛋白質シグナルの生理的制御機構の解明 大阪大学大学院・医学系研究科 倉智 嘉久
10:15 - 10:30 G蛋白質によるイオンチャンネルの調節機構:1分子イメージング解析 東京都医学研究機構・東京都精神医学総合研究所 額田 敏秀、中田 博子
10:30 - 10:45 ショウジョウバエ神経幹細胞における、Pins結合蛋白質Mudによる紡錘方向の制御機構 独立行政法人理化学研究所 泉 裕司
10:45 - 11:00 コーヒーブレイク
[セッション2] 座長:伊東 広
11:00 - 11:15 三量体G蛋白質βγサブユニットにより活性化されるRhoGEFの同定 愛知県心身障害者コロニー 浅野 富子
岐阜大学・工学部 上田 浩
11:15 - 11:30 GTP結合蛋白によるcAMPシグナルの制御 横浜市立大学大学院・医学研究科 石川 義弘
11:30 - 11:45 三量体Gタンパク質の脂質ラフト局在と活性調節の分子メカニズムに関する研究 東北大学・薬学研究科 中畑 則道
11:45 - 12:00 脳内摂食受容体G蛋白質シグナルを調節する蛋白質の解析 埼玉医科大学 斎藤 祐見子、相崎 良美
12:00 - 13:15 昼   食
[セッション3] 座長:根岸 学
13:15 - 13:30 Rheb GEFの同定とアミノ酸応答シグナルへの関与 国立感染症研究所・細胞化学部 前濱 朝彦
13:30 - 13:45 M-Rasとその標的蛋白質DA-Rafによる筋形成の制御 千葉大学・理学部 遠藤 剛、横山 隆志、渡邊 晴子、高野 和儀、堅田 史子、尾熊 整
13:45 - 14:00 新規ARF GAP ファミリー遺伝子SMAP1, 2の発見と解析 奈良女子大学大学院・人間文化研究科 渡邊 利雄
14:00 - 14:15 ポリグルタミン変性蛋白質の核移行を制御する新規GTPaseの同定と機能解析 東京薬科大学・生命科学部 柳 茂
14:15 - 14:30 アティピカル低分子量G蛋白質群の同定と機能解析 東京大学大学院・薬学系研究科 堅田利明、紺谷 圏二、梶保 博昭、福山 征光
14:30 - 14:45 個体レベルにおける低分子量G蛋白質ARF6の生理機能解析 筑波大学大学院・人間総合科学研究科 金保 安則、鈴木 輝彦、横関 健昭
14:45 - 15:00 コーヒーブレイク
[セッション4] 座長:黒瀬 等
15:00 - 15:15 錐体視細胞におけるトランスデューシンの活性化と不活性化 大阪大学大学院・生命機能研究科 河村 悟、橘木 修司
15:15 - 15:30 ロイコトリエンB4第一受容体BLT1の分子解剖 九州大学大学院・医学研究院 横溝 岳彦
15:30 - 15:45 GDP結合型G蛋白質と受容体とのイニシャルコンタクトのメカニズム 京都大学大学院・理学系研究科 七田 芳則
15:45 - 16:00 GPCRによる脂質修飾を介した低分子量G蛋白質の活性制御 高崎健康福祉大学・薬学部薬学科 松岡 功、伊藤 政明
16:00 - 16:15 B/R4RGSによる受容体選択的G蛋白質制御 長浜バイオ大学・バイオサイエンス学部 齊藤 修
16:15 - 16:30 G蛋白質相互作用解析技術の開発 筑波大学大学院・人間総合科学研究科 三輪 佳宏
16:30 - 16:45 事 務 連 絡  2
17:00 - 18:30 ポスター発表
18:30 - 21:00 懇 親 会
- 20:30 ポスター自由討論終了
- 20:45 ポスター投票締切り
2日目【9月6日(水)】
9:00 - 9:05 事 務 連 絡  3
[セッション5] 座長:金保 安則
9:05 - 9:20 新規接着分子ネクチンによる細胞間接着形成における低分子量Gタンパク質の役割 大阪大学大学院・医学系研究科 扇田 久和
9:20 - 9:35 Rap1による血管内皮細胞間接着の制御機構 ―カドヘリン分子の輸送について― 国立循環器病センター研究所 望月 直樹、福原 茂朋
9:35 - 9:50 迅速Rab-GAPスクリーニング法の開発 東北大学大学院・生命科学研究科 福田 光則
9:50 - 10:05 神経機能における新規ホスフォリパーゼCと低分子量Gタンパク質の相互作用 東京薬科大学・生命科学部 深見 希代子
10:05 - 10:20 植物の自然免疫におけるGタンパク質Racの活性化機構 奈良先端科学技術大学院大学・バイオサイエンス研究科 川崎 努
10:20 - 10:35 コーヒーブレイク
[セッション6] 座長:渡邊 直樹
10:35 - 10:50 線虫遺伝子破壊による低分子G蛋白質RABファミリーのゲノム機能解析 東京女子医科大学・医学部 安藤 恵子
10:50 - 11:05 酵母細胞における低分子量G蛋白質の時間、空間的制御機構の解明 独立行政法人理化学研究所 黒川 量雄
11:05 - 11:20 mDia1による急性アクチン線維生成反応 京都大学大学院・医学研究科 渡邊 直樹、東田 知陽、小林 新吾
11:20 - 11:35 Rhoシグナルによるセプチン繊維構造の制御機構 愛知県心身障害者コロニー 永田 浩一、伊東 秀記
11:35 - 11:50 低分子量GTP結合蛋白質のコンフォーメーション(state)とシグナル伝達 神戸大学大学院・医学系研究科 島 扶美
11:50 - 13:00 昼  食 
[セッション7] 座長:望月 直樹
13:00 - 13:15 Racを介したアンジオテンシン受容体の発現調節 九州大学大学院・薬学研究院 黒瀬 等
13:15 - 13:30 酵母HOG MAPK経路活性化におけるCdc42、Ste50のアダプター機能 東京大学・医科学研究所 舘林 和夫
13:30 - 13:45 アポトーシス細胞貪食を誘導する細胞内情報経路の解析 金沢大学大学院・医学系研究科 白土 明子
13:45 - 14:00 軸索ガイダンス分子、Sema4Dの受容体、Plexin-B1の情報伝達機構 京都大学大学院・生命科学研究科 根岸 学
14:00 - 14:15 RhoファミリーG蛋白質シグナル伝達系の神経細胞移動における動き 京都大学・医学研究科 星野 幹雄
14:15 - 14:30 コーヒーブレイク
[セッション8] 座長:倉智 嘉久
14:30 - 14:45 プロトンセンサー機能を有するGPCRとG蛋白質シグナル 群馬大学・生体調節研究所 岡島 史和、茂木 千尋
14:45 - 15:00 哺乳類細胞の極性決定時におけるG蛋白質の役割とその制御機構 九州大学・生体防御医学研究所 住本 英樹、鎌倉 幸子
15:00 - 15:15 視細胞G蛋白質のファルネシル化による光応答の感度調節 東京大学大学院・理学系研究科 深田 吉孝
15:15 - 15:30 パルミトイルサイクルによるG蛋白質の動態制御機構の解明 国立長寿医療センター・研究所 深田 正紀、深田 優子、堤 良平
15:30 - 15:45 形態形成運動を制御する三量体Gタンパク質の活性化機構 国立遺伝学研究所・形質遺伝研究部門 布施 直之
15:45 - 16:00 事 務 連 絡  4
16:00 閉  会


ポスター発表において投票による最優秀賞、優秀賞の選定が行われました。
最優秀賞

奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科 博士後期課程3年

西村明幸

九州大学・大学院薬学研究院 薬物中毒学分野 博士後期課程3年 

小野原 直哉

優秀賞 京都大学・大学院生命科学研究科  博士後期課程3年 

立岩 勝規

東京大学・大学院薬学系研究科 修士課程2年 

菊香 順史

ポスター発表
1  Akt mediates EGF-induced lamellipodial protrusion via Ral 国立循環器病センター研究所 吉崎 尚良(流動研究員)
2  細胞膜陥入を起こすF-BAR/EFCドメインをもつCdc42エフェクター、Toca-1による神経細胞の形態制御 京都大学大学院・生命科学研究科 柿本 哲宏(博士課程2年)
3  三量体G蛋白質G12ファミリーの新規結合蛋白質Sociusの機能解析 京都大学大学院・生命科学研究科 立岩 勝規(博士課程3年)
4  DA-RafはRas–ERKカスケードに拮抗して筋細胞分化を誘導する 千葉大学・大学院自然科学研究科 横山 隆志(研究員)、堅田 史子、高野 和儀、尾熊 整、遠藤 剛
5  G蛋白シグナルによるARHGEF9を介したSRE依存的転写制御 岐阜大学大学院・工学研究科 長江 利佳(修士課程2年)
6  アンジオテンシンⅡによる心肥大応答に対するTRPCチャネルの関与 九州大学大学院・薬学研究院 小野原 直哉(博士課程2年)
7  心線維芽細胞におけるGα13蛋白質を介したTRPC6発現上昇の生理的意義 九州大学大学院・薬学研究院 西田 基宏(助教授)
8  パルミトイルサイクルによるG蛋白質の動態制御機構の解明 国立長寿医療センター・研究所 堤 良平(外来研究員)
9  ロイコトリエンB4第一受容体(BLT1)のヘリックス8の役割 九州大学・医学研究院 奥野 利明(助手)、吉本 瑛梨、横溝 岳彦
10  RGS9-1 anchoring protein (R9AP)によるRGS9-1のGAP活性制御機構の解明 東北大学大学院・薬学研究科 徳江 辰一(博士課程1年)
11  神経細胞特異的に発言するRasファミリー蛋白質Di-Rasの機能解析 東京大学大学院・薬学系研究科 多田 稔(博士課程3年)、紺谷 圏二、堅田 利明
12  翻訳終結因子G蛋白質eRF3が関与するmRNAサーベランス機構の解析 東京大学大学院・薬学系研究科 高橋 真也(博士課程3年)
13  Gie/Arl8のアセチル化修飾と活性制御機構の解析 東京大学大学院・薬学系研究科 菊香 順史(博士課程2年)、紺谷 圏二、堅田 利明
14  B/R4RGSに結合する新規足場タンパクの探索 長浜バイオ大学・バイオサイエンス学部 藤井 聖治(学部4年)、牟田 貴理子、齊藤 修
15  G蛋白質制御カリウムチャネルKir3.2の細胞質領域の構造解析 大阪大学大学院・医学系研究科 稲野辺 厚(助教授)
16  Gタンパク質シグナルにおけるFlotillinの機能解析 奈良先端科学技術大学院大学・バイオサイエンス研究科 菅原 庸(博士課程3年)
17  新規Gタンパク質相互作用分子Ric-8Bの機能解析 奈良先端科学技術大学院大学・バイオサイエンス研究科 永井 裕介(修士課程2年)
18  Gタンパク質阻害剤YM-254890の作用機構の解析 奈良先端科学技術大学院大学・バイオサイエンス研究科 西村 明幸(博士課程3年)
19   PKAによるP-Rex1のリン酸化部位の同定と活性制御機構 奈良先端科学技術大学院大学・バイオサイエンス研究科 浦野 大輔(博士課程3年)
20  Gタンパク質によるダイオキシン受容体シグナル制御のメカニズムの解析 奈良先端科学技術大学院大学・バイオサイエンス研究科 中田 飛鳥(博士課程3年)
21  新規ARF GAP ファミリー遺伝子SMAP1, 2の発見と解析 奈良女子大学大学院・人間文化研究科 渡邊 利雄(教授)
22  脳神経系におけるセプチンの性状機能解析 愛知県心身障害者コロニー 伊東 秀記(研究員)
23  形態形成運動を制御する三量体Gタンパク質の活性化 国立遺伝学研究所 布施 直之(助手)
24  線虫遺伝子破壊による低分子量G蛋白質RABファミリーのゲノム機能解析 東京女子医科大学・医学部 安藤 恵子(助手)
25  ショウジョウバエ神経幹細胞におけるPins結合蛋白質Mudによる紡錘体方向の制御機構 理化学研究所・発生再生科学総合研究センター 泉 裕士(研究員)
26  哺乳類細胞の極性決定時におけるG蛋白質の役割とその制御機構 九州大学・生体防御医学研究所 鎌倉 幸子(助手)、住本 英樹
27  Signal transduction and conformational equilibrium in various small GTP-binding proteins 神戸大学大学院・医学系研究科 Jingling Liao(博士課程3年)
28  個体レベルにおける低分子量G蛋白質ARF6の生理機能解析 筑波大学大学院・人間総合科学研究科 金保 安則(教授)、鈴木 輝彦、横関 健昭
29   G蛋白質相互作用解析技術の開発 筑波大学大学院・人間総合科学研究科・基礎医学系 三輪 佳宏(講師)

班会議の感想記
九州大学大学院薬学研究院  西田基宏
奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科 博士後期課程3年  西村明幸 (ポスター発表最優秀賞)
九州大学・大学院薬学研究院 薬物中毒学分野 博士後期課程3年  小野原 直哉 (ポスター発表最優秀賞)

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