第13回ウイルス学キャンプ in 湯河原

主催
ウイルス学キャンプ実行委員会
共催
日本ウイルス学会
文科省科研費新学術領域「感染コンピテンシー」研究班
日時
2016年8月30日(火)13時30分から31日(水)12時まで
場所
ニューウェルシティ湯河原
  静岡県熱海市泉107
  TEL:0465-63-3721
  http://www.welcity-yugawara.co.jp
  湯河原駅 (JR東海道本線) 下車、バス2番乗り場
  奥湯河原行・不動滝行 約7分、「理想郷」下車、徒歩1分
対象
主に若手研究者(大学院生、ポスドク、大学学部生、常勤・非常勤研究者など)、非ウイルス学会員の参加も歓迎します、研究を真剣に行っている方・行いたい方
内容
8月30日(火)

*招待講演

1.村松 正道 先生
(金沢大学 医薬保健学総合研究域・医学系 分子遺伝学)
演題: 「APOBECファミリーとその抗ウイルス活性」
要旨: APOBECファミリーは、DNAやRNAの塩基置換活性を持つ酵素群である。APOBEC1やAIDは、RNA編集や抗体遺伝子改編をおこない、新たな機能をもった遺伝子産物を作りだす。一方、APOBEC3はウイルスゲノム情報を破壊する事で抗ウイルス因子として働く。本発表ではAPOBECとB型肝炎ウイルスやパピローマウイルスなどのヒト小型DNA腫瘍ウイルスとの関わりを概説し、APOBECの役割を病態と関連づけながら議論したい。

2.好井 健太朗 先生
(北海道大学大学院獣医学研究科 公衆衛生学教室)
演題: 「ダニ媒介性フラビウイルスの神経病態発現機序」
要旨: ダニ媒介性フラビウイルスには、ヒトや動物に重篤な神経症状を引き起こすウイルスが多く属しています。この神経病態の発現には、脳の神経細胞におけるウイルスの特徴的な増殖機構が関与している可能性が、近年の私達の研究により明らかになってきています。本発表ではそれらに関わるウイルス要因や分子機序に関してご紹介させていただきます。

3. 藤井 健 先生
(東京都医学総合研究所 ウイルス感染プロジェクト)
演題: 「エンテロウイルス71の病原性解析」
要旨: エンテロウイルス71(EV71)は手足口病の原因ウイルスの一つであり、稀に脳幹脳炎や急性弛緩性麻痺などの神経合併症を引き起こす。しかしその神経病原性発現機構は不明である。EV71神経病原性発現機構を解明するため感染受容体であるヒトSCARB2を発現したマウスモデルを樹立した。本発表ではEV71感染マウスモデルを用いた病原性解析について紹介したい。

*口頭発表(希望者から数名)
ポスター発表よりも加者全員に自身の研究を聞いて欲しいという方は、口頭発表にお申し込み下さい(希望者多数の場合は希望に添えない場合もありますのでご了承下さい)。

*夕食・お風呂

*懇親会・自由討論


8月31日(水)

*mini talk
一般参加者全員による自身の研究紹介
~あなたの研究の面白さは?何を目指していますか?~

*ポスター発表
口頭発表以外の一般参加者には基本的に全員、ポスター発表をお願いします。 まだ発表できるデータがない方は現在進行中あるいはこれからの研究計画などでも結構です。

*詳細なプログラムは参加者に直接お知らせします。
申込に際して
定員
計50名
*先着順で、定員になり次第締切らせていただきます。 本年は例年以上に宣伝をおこないますので、お早めにお申込み下さい。
費用
参加費3,000円 + 宿泊費10,000円
参加申し込み
このページ末尾のフォーム(書式)をコピーして、電子メールで下記までご連絡ください。
締切
2016年7月15日(金)
申込宛先、お問い合わせ
ウイルス学キャンプ in 湯河原 事務局
国立感染症研究所ウイルス第二部
渡士 幸一
e-mail : virology-camp*nih.go.jp
(*を@に変更して送信してください)
お申し込みフォーム
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第13回 ウイルス学キャンプ in 湯河原 参加申込書
氏名:(フリガナもお願いします)
性別:(部屋割りを決めるために記入お願いします)
所属:
職位:(学生、大学院生の場合は学年も)
所属施設住所:
所属施設電話番号:
電子メールアドレス:

発表演題名:
希望発表形式:[口頭、ポスターのいずれか(口頭発表希望でもポスターになることがありますのでご了承ください)]
口頭発表希望の場合、要旨(200字程度):
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