トピック

若手研究者国際学会経費補助

(目的)
新学術領域「感染コンピ」研究に携わる若手研究者に対し、国際学会への参加・発表の経験、各国の研究者との情報交換・討論得等の機会を与えることにより、若手研究者の資質を向上させ、研究領域の更なる発展に寄与する。
(対象者)
研究班員とともに「感染コンピ」研究領域の推進に関わる研究を行っている若手研究者を対象とする。
(対象学会)
海外で開催される国際学会
(対象経費)
旅費(航空機運賃に関してはエコノミー運賃で領収書に記載されている実費を支給)
宿泊費に関しては、定額(9000円/日)を補助日当は支給しない
(申請基準)
研究班員の研究室に在籍していること。
「感染コンピ」の研究領域に関する発表を行うこと。
学会において申請者本人が発表実施者であること(研究班員が発表する場合は不可)。
(予算及び助成額)
予算内でできるだけ多くの研究者に補助をしたいので、航空運賃は割引運賃等を利用すること。
(申し込み)
各年度において以下の期間に「感染コンピ」事務局に所定の様式により申請する。
  • ①.6月1日から30日まで
  • ②.10月1日から31日まで
  • ③. 2月1日から28日まで(翌年度4月以降に開催される学会)
(採択の方法)
申請書の採択は総括班で協議の上、決定する。

別紙:出張計画書のダウンロード icon_word


公募の募集要項

新学術領域研究「ウイルス感染現象における宿主細胞コンピテンシー」では公募研究を募集しています!
本研究領域は、領域略称名「感染コンピテンシ」(領域番号3405、文字数制限でコンピテンシーとはできませんでしたが、両方とも日本語では成立しています)として、本年度(平成24年度)より平成28年度までの期間で設定されました。その概要は以下のとおりです。
本領域では、ウイルス感染における宿主特異的な子孫ウイルス複製と病原性発現は、ウイルスの増殖能とこれを抑制する宿主細胞機能との攻防の結果であり、この結果に繋がる細胞の特性を「宿主細胞コンピテンシー」という概念で捉え、その特性の分子基盤を明らかにし、この均衡の中で、ウイルスが宿主を選択し、また宿主に適合した戦略的なメカニズム(細胞・組織・種特異性)を明らかにしようと考えています。本領域では、ウイルス学的研究を主軸に、構造生物学、数理解析学、ならびにポストゲノム解析の専門家とウイルス研究者が協業する体制を構築し、研究を推進します。
 このため、「計画研究」により重点的に研究を推進するとともに、これらに関連する2年間の研究を公募いたします。1年間の研究は公募の対象としませんし、研究分担者を置くことはできません。
 特に、細胞侵入から子孫粒子形成に至るウイルス複製過程における宿主の特性に焦点を絞り、計画研究で網羅できないウイルスを対象とした提案、病理学的基盤のしっかりした個体レベルの研究提案、宿主としての種の違いに観点をおいた提案を歓迎いたします。また、原子、分子、ナノスケールでの解析を行う提案、インフォマティクスやケミカルバイオロジーを含めたポストゲノム時代を背景にした研究の提案にも期待しています。
なお、本領域の公募班の募集の詳細については、文部科学省から公表されている公募要領に従ってください。多くの皆様からの応募をお待ちしています。

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