■目的別の解剖について

 

 解剖には、大きく分けて3種類あります。

 

1正常解剖 (大学に献体された遺体の解剖)

医師・歯科医師になるため、医学・歯学の学生が正常な人体の構造を十分に理解するために行われる解剖であり、医学・歯学教育の基礎といわれています。

  参考文献 

 

2)病理解剖

医師が診療していた患者が死亡した場合、その病変や死因を明らかにするため、死後すぐに病院で行われる解剖です。

 

3)法医解剖

変死体を対象として変死の原因や死亡の状況など、行政上または司法上必要な医学的事項を明らかにするために行われる解剖です。