1998年度の講演会の内容は以下の表の通りです。
第48回 1998年4月21日 |
・ネトリンによる神経回路形成機構の分子的解析 筑波大・桝 正幸 ・全頭型脳磁計による人間の匂い知覚認知機能の計測と解析 電総研・外池 光雄 |
第49回 1998年5月19日 |
・オレキシン ― 食欲をつかさどる新規神経ペプチド ― 筑波大・桜井 武 ・新規抗痴呆薬 FK960 の発見とその薬理作用 藤沢薬品・松岡 信也 |
第50回 1998年6月23日 |
・情報伝達物質コレシストキニン前駆体の遺伝子変異と精神障害 筑波大・原田 勝二 ・呼吸リズム形成の神経機構 ― ニューロンネットワークとイオンチャネル ― 昭和大学・鬼丸 洋 |
第51回 1998年7月21日 |
・脳の中での"注意"の実体 ― 眼球サッケード運動を指標にした空間的注意の中枢神経機構の研究 ― 生理研・伊佐 正 ・輻輳眼球運動を指標とする両眼立体視研究序説 ― PET を用いた脳内マッピング ― 新潟大・板東 武彦 |
第52回 1998年9月8日 |
・回路形成・行動・老化から見たセロトニンニューロンの神経生物学 ― セロトニンニューロンは何をしているのか? ― 獨協医大・上田 秀一 ・生体リズムとセロトニン 早稲田大・柴田 重信 |
第53回 1998年10月20日 |
・胎児期,新生児期の脳障害について 筑波大・岩崎 信明 ・オピオイド受容体作動薬間の相互作用 星薬科大・鈴木 勉 |
第54回 1998年12月8日 |
・代謝型グルタミン酸受容体の細胞外 Ca2+ 感知機能の構造基盤 都神経科学総研・久保 義弘 ・メタボトロピックグルタミン酸受容体の局在と機能 生理研・重本 隆一 |
第55回 1999年1月12日 |
・発声運動発現の脳幹神経機構 旭川医大・坂本 尚志 ・新しい脳磁図の方法論を使ったヒトの視覚過程の研究 京都府立大・外山 敬介 |
第56回 1999年2月16日 |
・核磁気共鳴法を用いた脳機能計測技術 電総研・中井 敏晴 ・側頭葉視覚連合野に部分特徴に基づく物体像の表現はあるか 理研・谷藤 学 |
第57回 1999年3月9日 |
・神経細胞死とグルタミン酸受容体 自治医大・坪川 宏 ・筋萎縮性側索硬化症におけるグルタミン酸伝達系路の異常 東大・郭 伸 |