乳腺疾患

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私たちは、乳がんをはじめ、乳腺の良性腫瘍、乳腺症、乳腺炎など、乳腺に関する疾患全般について診療を行なっています。

 最近は、乳房の病気への関心がたかまっており、乳腺の良性疾患で来院される方も増加しておられます。乳腺良性疾患に対しては、手術を含めた治療をしたほうがよいもの、しなくてもよいもの、経過観察が必要なもの、必要ないものを、しっかりと鑑別し、適切な対処や治療が行えるよう力を入れております。

 乳がんは今や胃がんを抜いて日本人女性が最も多くかかるがんとなり、20人に12人が乳がんになると言われています。40歳代、50歳代の方が最も多いのですが、幅広い年齢層で、全体的に増加の傾向にあり、すべての方に気をつけていただきたい病気です。乳がんと診断された場合、ご本人はもとより、ご家族の方々は大変なおどろき、悲しみや不安を感じられることでしょう。

 乳がんは早期発見によって90%以上が治せる病気です。また、早期ではなくても他のがんに比べると、治療によって治る可能性は高いがんです。乳がんの治療においては、手術をはじめ、抗がん剤やホルモン剤、分子標的治療薬などによる薬物治療、放射線療法などさまざまな治療の組み合わせが重要になります。私たちは、乳がん診療の専門家として、検査方法および治療方法についてさまざまな技術をもち、個々の症例に応じた細かな配慮を行なっております。それぞれの患者さんが、納得して治療を受け入れていただけるよう努力しております。

 乳腺の病気で悩んでいる患者さんが安心して治療をうけられますよう、優しい診療を心がけております。

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