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修士課程:筑波大学大学院 人間総合科学研究科 フロンティア医科学専攻 学部:筑波大学 医学群 医療科学類 学部:筑波大学 生物学類 人間生物コース |
筑波大学 医学医療系 生命医科学域 分子発生生物学研究室 (小林研究室)当研究室では、発生生物学の謎を遺伝子レベルで解くことを目指しています。着目点は遺伝子発現です。遺伝子発現は、発生・細胞分化・病気・老化などあらゆる生命現象の根本です。2〜3万の遺伝子のオンオフの組み合わせで、多種多様の生命現象のバリエーションを奏でます。私たちは、さまざまな生命現象における遺伝子発現の、動物レベルの働きから遺伝子レベルのメカニズムまで解明し、生命が「生きる」源を理解したいと思っています。
分子生物学や細胞生物学、生化学的手法を基本としつつ、ゼブラフィッシュの活用を戦略とします。ゼブラフィッシュは発生学でメジャーなモデル脊椎動物で、経済面・倫理面でマウスと比べ有利です。利点は、遺伝学、遺伝子ノックダウンや過剰発現、バイオイメージングやケミカルバイオロジーの手法が簡便に行えることです。進化学やゲノム学的考察にも役立ちます。当研究室では、独自に開発した突然変異ゼブラフィッシュ系統やCRISPR-Cas9法による遺伝子ノックアウト/ノックイン系統、GFPレポーターフィッシュなどのトランスジェニック系統、蛍光プローブの活用を武器としています。造血発生や臓器形成などの発生生物学はもちろん、酸化ストレスや細胞ストレスの研究、食品成分と老化の研究、学習記憶の研究にも活用しています。最近ではヒト疾患や環境毒性のモデル動物としての活用も開始しています。
所属院生・学生: 大学院 人間総合科学学術院 医学学位プログラム(博士)、ヒューマンバイオロジー学位プログラム(博士)、フロンティア医科学学位プログラム(修士)、医療科学類(学部)、生物学類人間生物コース(学部)、医学類新医学専攻(学部)、医学類研究室演習(学部)、他大学外研生(学部) News! |