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「つくばブレインサイエンス協会」ホームページ

つくばブレインサイエンス協会(TBSA)では、毎月、神経科学をテーマにセミナーを行っております。
医学、生物学、心理学、工学といった幅広い分野から専門の先生方をお招きし、最先端の内容を他の分野の方々にもわかりやすく解説していただいております。
セミナーは無料で公開されていますので、どなたでもご自由にご参加いただけます。
なお、このセミナーは筑波大学大学院修士課程フロンティア医科学学位プログラムとの共催です。

Recently Updated (2017. 4. 7)
歴代演者御氏名の一覧表をアップしました。ご覧いただければ幸いです。

TBSA定例会のお知らせTBSA定例会のお知らせ

  第283回つくばブレインサイエンス・セミナー (2024年11月開催)
          
日時
2024年11月27日(水)午後6時から ハイブリッド開催 水曜日開催です!!
場所
オンサイト 睡眠医科学研究棟1F 講堂
オンライン Zoom meeting ID: 889 8654 4033 パスワード:019289
オンライン会場へのリンクはこちら

演題
レム睡眠制御における非選択的陽イオンチャネルNALCNの遺伝学的機能解析の現状と展望
演者
藤山 知之先生(国際統合睡眠医科学研究機構•助教)
要旨
 レム睡眠は哺乳類および鳥類に普遍的に存在するが、レム睡眠制御の分子・神経機構は未知のままである。我々は睡眠のフォワードジェネティクスにより、レム睡眠エピソード持続時間の顕著な低下を示すDreamless変異マウス系統を樹立した。Dreamlessにおいて、非選択的陽イオンチャネルNALCN(Na leak channel, non-selective)に1アミノ酸置換を誘導する特異的な一塩基変異を同定、NALCNのレム睡眠制御における重要性が示唆された。NALCNがレム睡眠を制御している脳領域や神経細胞サブタイプを明らかにするため、Cre依存性の機能喪失型または機能獲得型アレルを持つノックイン系統を作製、複数のNalcn遺伝子改変マウスを用いて睡眠覚醒行動を解析した。これまでレム睡眠制御の中心は主に橋/延髄領域と考えられてきたが、NALCNはレム睡眠調節に脳の前後軸において異なる役割を持ち、特に大脳皮質のグルタミン酸作動性となる興奮性ニューロンにおけるNALCNがレム睡眠エピソードの正常な持続維持に重要な役割を果たしていると考えられる。
                              

交通アクセス交通アクセス(筑波大学・医学エリアでの開催の場合)


 つくばエクスプレス TX秋葉原駅 つくば駅 ―<関東鉄道バス> 筑波大学病院入り口または追越学生宿舎前下車 
 JR常磐線 JR上野駅 荒川沖駅 ―<関東鉄道バス> つくばセンター 筑波大学病院入り口または追越学生宿舎前下車
 高速バス 東京駅八重洲南口 つくばセンター ―<関東鉄道バス> 筑波大学病院入り口または追越学生宿舎前下車
(他に羽田空港、成田空港からの高速バスもございます)
 お車でお越しの場合 東京他各地 ―<常磐自動車道> 桜土浦IC ―<R354> 大角豆交差点を右折 ―<東大通り> ―<北大通り> 筑波看護専門学校の交差点で右折 筑波大学・医学エリア

会場ご案内会場ご案内(筑波大学・健康医科学イノベーション棟での開催の場合)

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