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筑波大学 医学医療系 耳鼻咽喉科・頭頸部外科

〒300-8575 茨城県つくば市天王台1-1-1

耳鼻咽喉科についてAbout Otorhinolaryngology

鼻副鼻腔疾患

カメラヘッド

 当科では、下記対象の鼻副鼻腔疾患に対して、投薬による保存的治療や経鼻内視鏡を用いた手術治療を行っております。
  投薬治療においては、各種治療ガイドラインを参考にして、患者様の状況に合わせて治療を行っております。
 手術治療は、主に経鼻内視鏡手術を行っております。フルハイビジョンの内視鏡機器を用いて、良質な内視鏡画像で丁寧に手術を行っております。スタッフは全国で行われている鼻副鼻腔の内視鏡解剖実習に繰り返し参加し、学会活動も盛んに行い、学んできたことを実際の治療に生かしております。当科のスタッフ2名は、某大学での解剖実習のインストラクター、ティーチングアシスタントとして活発に活動しております。

  当科の特徴は、大学病院のメリットを生かし、他科領域との境界領域において、合同手術を盛んに行っていることです。
  特に脳神経外科とのコラボレーションは積極的に行っており、手術適応の拡大を図っております。耳鼻咽喉科や脳神経外科の疾患で頭蓋底(鼻腔と脳の境界)にある腫瘍に対しては、4ハンドテクニックを用いた経鼻内視鏡頭蓋底手術や、開頭・経鼻の同時手術などを行っております。例えば、下垂体腫瘍や頭蓋底にある髄膜腫、頭蓋咽頭腫、脊索腫などの脳神経外科の頭蓋底疾患においても、手術の始めから最後まで耳鼻咽喉科医と脳神経外科医が一緒に協力して経鼻内視鏡手術を行っております。普段鼻副鼻腔の手術を行っている耳鼻咽喉科のテクニックを用いて、脳神経外科医だけで経鼻内視鏡手術をするより、より良い鼻内操作空間の作成や、術後鼻内の鼻腔形態の維持、腹元を行っております。手術後においても、耳鼻咽喉科の専門的鼻処置による術後の丁寧な鼻内処置により鼻内環境の整理を行い、鼻閉や鼻汁、においなどのQOLが悪くならないよう、日々診療しております。このように鼻副鼻腔疾患だけでなく、その奥の頭蓋底疾患を日常診療で扱うことで、より実臨床の充実を図っています。
  また、眼窩的疾患として、眼窩骨膜下膿瘍などの眼窩内感染症に対する経鼻内視鏡手術、鼻涙管狭窄症や慢性涙のう炎などに対しての経鼻内視鏡下涙嚢鼻腔吻合術(DCR)を施行しております。眼科の先生方と術前後の視機能評価や涙道の評価をしながら治療を行っております。
 さらに、歯科疾患も上顎洞との関わりがあれば、歯肉を切開せずに鼻から内視鏡で積極的に手術を行っております。例えば、臼歯の歯根嚢胞では、歯科での根管治療後に歯根端切除を経鼻内視鏡で行ったり、含歯性のう胞の摘出などを経鼻内視鏡で行ったりしております。
 外鼻変形に対しても、鼻閉に対する手術として行っております。外鼻軟骨の変形や鼻中隔軟骨の前弯が主な原因の時は耳鼻咽喉科だけで行っております。鼻閉に対する治療なので、外鼻の変形を直し、さらに鼻内の鼻中隔弯曲症や肥厚性鼻炎などの狭窄部位も同時に治療し、鼻の中と外を一期的に治療します。陳旧性の鼻骨骨折など鼻骨の変形があるときは、形成外科とともに手術を行い、骨切と外鼻形成を行っております。
 このように、鼻副鼻腔疾患はもちろん、関連する周囲の境界領域の疾患に対しても経鼻内視鏡を積極的に利用した、安全で丁寧な手術を心がけております。


日本耳鼻咽喉科学会 疾患解説ページ

対象疾患

慢性副鼻腔炎、蓄膿症、好酸球性副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、花粉症、鼻中隔弯曲症、外鼻変形、肥厚性鼻炎、点鼻性鼻炎、薬剤性鼻炎、鼻出血、副鼻腔真菌症、急性副鼻腔炎、乳頭腫、鼻腔腫瘍、副鼻腔腫瘍、嗅神経芽細胞腫、副鼻腔癌、副鼻腔のう胞、術後性上顎嚢胞、術後性頬部のう腫、鼻前庭のう胞、歯根のう胞、含歯性のう胞、歯原性副鼻腔炎、眼窩先端症候群、眼窩蜂巣炎、眼窩骨膜下膿瘍、眼窩内膿瘍、慢性涙のう炎、鼻涙管狭窄症、鼻骨骨折、眼窩吹き抜け骨折、ブローアウト骨折、嗅覚障害、髄液鼻漏、その他

行っている手術

経鼻内視鏡鼻副鼻腔手術(T型、U型、V型、W型、X型)、副鼻腔根本術、鼻中隔矯正術、粘膜下下鼻甲介骨切除術、その他の下鼻甲介手術、経鼻内視鏡下翼突管神経切断術(後鼻神経切断術)、変形外鼻手術、外鼻形成術、鼻出血止血術、歯根端切除(奥歯)、歯原性嚢胞開放術、涙嚢鼻腔吻合術(DCR)、鼻副鼻腔腫瘍摘出術、髄液鼻漏閉鎖術、広範頭蓋底手術、眼窩吹き抜け骨折整復術、

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