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ごあいさつGreeting


 平成3年 九州大学卒業


 専門分野:小児外科、新生児外科、小児代謝・栄養


 資 格:日本外科学会 認定医・専門医、指導医
     日本小児外科学会 専門医・指導医
     日本周産期・新生児医学会 認定外科医
     日本小児泌尿器科学会 認定医
     日本臨床栄養代謝学会 認定医・指導医
     日本外科代謝栄養学会 教育指導医
     日本臨床栄養学会 認定医


医学生の皆さんへ

私が小児外科医を志したのは、「子供を助けると、その子の将来もずっと見すえられる」という点に魅力を感じたからでした。

「小児科」との大きな違いは、問題がある部位を、手術を通して直接見られることです。
小児科は例えて言えばブラックボックス的なところがあり、体内で何が起きているか具体的なことが直接的にはわからないまま薬剤を使用しなければならない時があります。
しかし、小児外科の場合はその部位を見れば何が起きているかわかることが明快で、その点にもひかれました。

小児外科が対象とする疾患には、治療法が確立されていても、発症原因がわからないものが多くあります。
先天的な疾患についてはほとんどがそうです。この未知の領域を解明するという、アカデミックな面白さもあります。多くの医学生に小児外科に興味を持ってもらえれば嬉しく思います。

お子さまのお父さん・お母さんへ

私たち小児外科では、お子さんが病気になっても、それ以外の期間はできるだけ病院にかからなくていいような生活を送らせてあげたいと考えています。

最新で安全な治療を行い、治療後の長い間にわたっても障害が残らず、普通の人と変わらない生活を送れるようにするのがいちばん、という治療方針です。

手術をする場合には、傷口をできるだけ目立たなくするように心がけています。
お子さんが小さい頃は傷口が気にならなくても、思春期になると気にするようになります。
そのため、内臓を手術する場合でも、可能なかぎり傷が残らないように、しわの多いおへそまわりから切っていくなどの工夫をしています。

当科には女性医師も在籍しており、思春期の女の子特有の悩みにも共感・理解しながら治療を進めることができます。

安心して私たちにご相談ください。

初期臨床研修医の皆さんへ

小児外科の医局は国公立・私立を含めて全国で約30校と少なく、中にはスタッフが数人しかいないところもあります。 その中で、筑波大学の小児外科は専門医を持つ医師が8人もおり、全国でも有数の規模を誇ります。

研修では、早い段階から最新の専門技術を身につけてもらうようにしています。
レジデント(卒後3年目以降)からは上級医が指導しながら積極的に手術を行ってもらいます。現在、腹腔鏡下手術の割合の増加に取り組んでおり、これまで2割だったものを4割に増やしました。
この手技もできるだけ早い時期から修得してもらえるように体制を整えています。

また、筑波大学は育児支援体制がどの大学よりも充実しています。 結婚や子育てのことを考えると、非常にいい環境といえるでしょう。

小児外科医は人数が減少傾向にあるため、有名な病院でも小児外科医の人数は不足しています。 茨城県は面積が広く、県域全体をカバーできるだけの人数がいないため、この状態も改善できるよう医師を育てたいと思っています。

私の育てたい医師は、専門医の資格はもちろんのこと、学位も持ち、英語論文も執筆できる、どんな場所でも通用する医師です。
課程を修了してもそのような医師にポストがないということがないように、現在、関連病院とともに環境を整備しているところです。

外科系には決まった研修コースがありますが、本人と話し合い、希望に沿った研修が受けられるようにしています。

入局に際し、出身大学は問いません。私も他大学(九州大学)の出身です。
ぜひ一度、見学にいらしてください。

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