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「つくばブレインサイエンス協会」ホームページ

つくばブレインサイエンス協会(TBSA)では、毎月、神経科学をテーマにセミナーを行っております。
医学、生物学、心理学、工学といった幅広い分野から専門の先生方をお招きし、最先端の内容を他の分野の方々にもわかりやすく解説していただいております。
セミナーは無料で公開されていますので、どなたでもご自由にご参加いただけます。
なお、このセミナーは筑波大学大学院修士課程フロンティア医科学専攻との共催です。

Recently Updated (2017. 4. 7)
歴代演者御氏名の一覧表をアップしました。ご覧いただければ幸いです

TBSA定例会のお知らせTBSA定例会のお知らせ

 
 第251回つくばブレインサイエンス・セミナー (2019年7月開催)
          
日時
2019年7月23日(火)18時より
場所
筑波大学・医学エリア・健康医科学イノベーション棟8階講堂
バスご利用の方は『筑波大学病院入り口』または『追越学生宿舎前』で下車してください.
演題
『睡眠、摂食、養育行動の分子神経機構』
演者
船戸 弘正(Hiromasa Funato)先生
(東邦大学医学部解剖学講座・筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構)

なお,司会者は武井陽介先生(医学医療系)に変更しています.
要旨
 いわゆる三大欲求は、個体や種の存続に必須な行動を駆動するための仕組みであり、視床下部を含む神経系および内分泌系のネットワークによって制御されている。例えば、オレキシンは視床下部外側野に限局する神経ペプチドであり、遺伝学的検討によってオレキシン受容体シグナルのエネルギー代謝への役割が明らかになっており、特にオレキシン2型受容体が肥満のコントロールには重要であると考えられる。
 エネルギー代謝機構の理解がレプチンや視床下部弓状核を中心に進展していることに比べ、睡眠制御の理解は遅れている面がある。われわれは、ランダム変異マウスの大規模スクリーニングにより、新たな睡眠制御分子としてSIK3やNALCNを同定した。SIK3はリン酸化酵素であり、系統的に保存されたプロテインキナーゼAリン酸化部位の存在が、ノンレム睡眠量の決定に重要は役割を果たす。NALCNは非選択的陽イオンチャネルであり、膜貫通セグメント内のアミノ酸置換により、レム睡眠エピソード短縮等を示す。
 エネルギー代謝や睡眠覚醒が個体の生存に必須の行動であるのに対して、養育行動、性行動は種の存続に必須の行動である。内側視索前野がこれらの行動の制御に深く関与することが知られている。このような性差のある行動制御に対応して、脳には構造的性差(性的二型性)があり、特に内側視索前野、分界条床核、扁桃体内側核に認められている。Moxd1は、性的二型性を示す神経集団のよいマーカーとなる。また、転写因子Ptf1aは性的二型性の発生、ひいては生殖器官の正常発育に必須の分子であり、この分子を欠く個体はキスペプチンニューロンの発生がほぼ消失する。
 これらの分子を通した個体行動制御機構について考察したい。

交通アクセス交通アクセス(筑波大学・医学エリアでの開催の場合)


 つくばエクスプレス TX秋葉原駅 つくば駅 ―<関東鉄道バス> 筑波大学病院入り口または追越学生宿舎前下車 
 JR常磐線 JR上野駅 荒川沖駅 ―<関東鉄道バス> つくばセンター 筑波大学病院入り口または追越学生宿舎前下車
 高速バス 東京駅八重洲南口 つくばセンター ―<関東鉄道バス> 筑波大学病院入り口または追越学生宿舎前下車
(他に羽田空港、成田空港からの高速バスもございます)
 お車でお越しの場合 東京他各地 ―<常磐自動車道> 桜土浦IC ―<R354> 大角豆交差点を右折 ―<東大通り> ―<北大通り> 筑波看護専門学校の交差点で右折 筑波大学・医学エリア

会場ご案内会場ご案内(筑波大学・健康医科学イノベーション棟での開催の場合)

 下の画像をクリックすると、地図を別ウィンドウに拡大して表示します。

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〒305-8577
茨城県つくば市天王台1-1-1
代表:筑波大学 医学医療系
設楽 宗孝
mshidara@md.tsukuba.ac.jp


TBSA 事務局
tbsa-sec@md.tsukuba.ac.jp

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