軟骨伝導補聴器とは、耳の軟骨部に振動を与えて聴こえを補う新しいタイプの補聴器です。
一般的な補聴器の使用が難しい方(外耳道閉鎖症や小耳症の方、耳漏が制御できない慢性中耳炎の方など)は、骨導補聴器(ヘッドバンド型・眼鏡型・埋め込み型)が用いられてきましたが、第3の選択肢として軟骨伝導補聴器が開発されました。
従来の骨導補聴器と異なり目立たないこと(通常の補聴器と変わらない大きさ)、圧迫による痛みが少ないこと、埋め込み型骨導補聴器と異なり手術が不要などの利点があります。
軟骨伝導補聴器の取り扱いを2019年10月から開始します。
通常の補聴器の装用が困難とされる方が適応となります。
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