患者さんへ
患者さんを対象とした臨床研究について
当研究室では、筑波大学附属病院で治療を受けている患者様の診療情報を用いた臨床研究を行っております。 個人情報の取り扱いには細心の注意を払っており、研究以外の目的でこれらの情報を用いる事はありません。 取り扱う情報はすべて匿名化し、研究結果は個人が特定できない形で学会発表や論文などの手段によって公開する予定です。 主な研究内容を以下に記載しましたので、研究に関する質問がある場合や、ご自身が調査対象であるか確認されたい場合は 各研究の担当者までご連絡下さい。調査対象となっている場合、お申し出によりいつでも対象から外れることが可能です。
研究機関名
筑波大学
個人情報に関する取り扱いについて
個人情報は、施錠できる附属病院のインターネットに接続しないパソコンに保管します。
データ解析作業は筑波大学附属病院内に限定し、解析後のデータ(図、表など)以外は病院外に持ち出しません。
調査の中止・終了後は、厚生労働省が定めた指針に従い、院内のルールに従って所定の期間保管します。
当該期間終了後にはデータを消去します。
主な研究内容について
- 処方せんと診療記録に基づいた薬剤適正使用と薬効評価に関する研究
- 抗不整脈薬の薬理遺伝学的解析
- オキシコドンの薬物相互作用と副作用に関する研究
- 免疫抑制薬とアゾール系抗真菌薬の薬物相互作用に関する研究
- 新規経口抗凝固薬の使用実態調査
- がん化学療法に伴う高尿酸血症対する個別治療の検討
- ワルファリンとトラマドールの薬物相互作用に関する研究
- 甘草含有漢方薬投与患者における偽アルドステロン症の発症要因の研究
- B型肝炎ウイルス検査実施率向上のための薬剤師による情報提供に関する検討
- エルトロンボパグの体内動態に関する研究
- 抗不整脈薬ベプリジルの副作用発症に及ぼす影響因子探索
- レンバチニブの薬物動態に関する研究
- 妊娠と薬授乳と薬外来における相談内容の解析
- メトトレキサートの薬物相互作用と副作用に関する研究
- がん化学療法患者におけるB型肝炎ウイルス感染症スクリーニングに関する研究
- 抗不整脈薬の血中濃度モニタリングに関する研究
- 手術患者における術前休薬が必要な抗血栓薬の実態調査
- お薬手帳の記載方法に関する実態調査
- 高額薬のDrug Vial Optimizationに関する研究
- 抗悪性腫瘍薬パクリタキセルの薬物相互作用に関する研究
- HMG-CoA 還元酵素阻害薬とフィブラート系薬剤による副作用に関する研究
- イリノテカン治療による下痢に対する半夏瀉心湯の有効性、安全性と遺伝子との関係に関する研究
- 肝細胞癌患者におけるレンバチニブの薬物動態に関する研究
- がん化学療法に対するペグフィルグラスチム(ジーラスタ®)併用における発熱性好中球減少症発現率に関する観察研究
- ワルファリンとメチルプレドニゾロンの薬物相互作用に関する研究
- 血中ミコフェノール酸濃度測定のための半自動化高速液体クロマトグラフィー装置の性能評価
- 抗てんかん薬および向精神薬による新生児薬物離脱症候群に関する研究
- 食欲不振の改善を目的とした漢方薬の使用実態調査
- 遺伝子変異により参加できる臨床試験のデータベースを作成する研究
- 抗菌化学療法の血中薬物濃度モニタリングに関する研究
- 抗不整脈薬の代謝能と薬物血中濃度の個人差における薬理遺伝学的検討
- 薬物の腹水移行に関する研究
当研究グループの臨床研究は、厚生労働省の「人を対象とした医学系研究に関する倫理指針」に従っています。