ごあいさつ|Welcome message

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つくば医工連携フォーラム2023
大会長 荒川 義弘
筑波大学つくば臨床医学研究開発機構(T-CReDO)機構長

 このたび、2023年1月20日(金)に国立研究開発法人産業技術総合研究所にてつくば医工連携フォーラム2023を開催することとなりました。

 本フォーラムは、「つくばバイオマテリアル・工学研究会」、「つくば医療産業懇談会」(当時)および「Bio Tsukuba研究交流会」を母体として、2009年以来、コロナ禍の202年を除き毎年開催されています。つくば地区を中心として、医工連携による研究開発に従事する研究者や関連産業の方、大学院生、ライフイノベーションに関心がある方等が、年に一度集い、高いの成果を発表し、また、最新の情報を共有して交流を深めています。

 今年のテーマは「医工融合で切り拓くつくば発エコシステム」としました。昨今、医薬品・医療機器等の開発は、アカデミア発、スタートアップ経由、製造販売企業による事業化という流れが一般化してきており、アカデミアへの期待が益々高まっています。また、アカデミアでも、研究成果(シーズ)を実用化に結びつけるための橋渡し研究の支援体制の整備が進み、研究の早期の段階からオープンイノベーションを推進し、共同研究や技術移転に結びつけていく体制が整備されています。その中で、アカデミアによる革新的医療技術開発には、ニーズを的確に把握しシーズに反映させる「医工融合」の重要性が改めて認識されています。

 このつくば医工連携フォーラムは、そのような志の関係者が集う場(エコシステム)となっています。できるだけ多くの方にご参加・ご発表いただき、活発なご議論をお願いするとともに、共同研究や技術移転に少しでも多く発展することを期待しています。

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