お知らせ

医療科学類の授業を紹介します

筑波大学の教育課程編成支援システム、通称、KdBを使って、本学で開設される授業科目の詳細な情報を閲覧することができます。上のように条件を設定して、医療科学類の授業を眺めてみてください。

医療科学類の授業のひとつ、「多職種連携医療学概論」を履修した学生は、次のように感じたそうです(掲載の許可をいただきました)。

私が地元の大学ではなく、筑波に進学したのは、カリキュラムに特色があり、将来病院で働く以外に、医学研究に関わる仕事に就けるのではないかと考えたからだ。そのため、ずっと臨床ではない現場で働くことを想像していたが、この科目を履修することで、臨床検査技師という職業の見方が変わったように感じる。
中高生の時から「AIに将来仕事が奪われる可能性がある」ということを見聞きしており、私は臨床検査技師の仕事もAIが代わりに行えるものが多く、将来が暗いのではないかと危惧していた。しかし、超音波検査や病理検査において、多職種での連携が非常に大切なことを知るとともに、検査技師の方たちの技術の高さに驚いた。また、臨床検査に限らず、理学療法、作業療法など、そのほかのコメディカルの方たちの仕事の中に研究的な側面を発見し、病院で働くことと研究を行うことの間にはつながりがあるのだと思った。病院で働く検査技師の方たちは、簡単にAIやロボットに仕事を取られないくらいプロフェッショナルであることを学び、私も資格を取るために勉強している身として、そのような技術を身に着けたいと考えるようになった。今後は、4年次の臨床実習前に自主的に病院見学などを行い、卒業後すぐに病院で働くのか、それとも大学院に進学してさらに勉強を続けるのか、よく考えていきたいと思う。

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