在学生・卒業生からのメッセージ

メッセージ

舛井 日奈子さん

医療科学類2年生
私立昌平高等学校 出身

受験生の皆さんこんにちは。医療科学類2年の舛井日奈子です。本稿では、私が筑波大学、医療科学類で1年間過ごして感じたことを書かせていただきます。この文章が皆さんの参考になれば嬉しいです。

まず、医療科学類の大きな特徴として3年次に医療科学主専攻と国際医療科学主専攻のいずれかを選択することが挙げられると思います。入学してからの1年間は、それぞれの専攻の良さに触れ、とても有意義な時間を過ごすことができました。医療科学類では高校とは異なり、医学の専門的な知識を深く学ぶことができます。特に、臨床検査技師としての道を目指すために必要な知識を学びながら、筑波大学附属病院で実際に行われている治療などについても知る機会があり、学びがとてもリアルに感じられます。新しい知識に触れるたびにワクワクしています。さらに、医科学分野の様々な研究室について学ぶ機会もあり、どちらの専攻に進みたいかが決まっていなくても、自分の本当にやりたいことを追求し、自分の目標や興味をさらに明確にできると思います。

医療科学類の仲間たちも素敵な人ばかりです。人数が比較的少ない分、やりたいことや目指している方向が似ている人が多く、自然と仲良くなれます。また、積極的に他学類の授業を受けたり、留学にチャレンジしたりする仲間たちの姿に触発されながら、自分も一歩踏み出したくなる環境があります。

筑波大学は総合大学であり、他学群・他学類の授業を受けることができ、多様な考え方に触れられるのも魅力の一つです。色々なバックグラウンドを持つ人と話すことは、自分自身の価値観を広げる貴重な機会になります。

大学生活では、自分で履修を組み立てることで効率的な動き方や最善の選択を考える力が身につきました。困ったときは先輩や仲間が助けてくれるので心配ありません!また、自由な時間も増え、アルバイトや友人との交流、趣味を楽しむ中で充実した日々を過ごしています。

医療科学類で過ごす大学生活は、きっと皆さんにとって素敵なものになると思います。皆さんのご入学を心よりお待ちしています!

山本 莉乃さん

医療科学類医療科学主専攻3年生
私立茗溪学園高等学校 出身

皆さんこんにちは。医療科学類医療科学主専攻3年の山本莉乃です。ここでは、今までの大学生活で私が感じた医療科学類の魅力をお伝えできたらと思います。

私は「医療を学んで海外で働きたい」「睡眠学に興味がある」という漠然とした思いを抱いて、医療科学類に入学しました。臨床検査技師として働いたり、大学院進学をして医学研究に励んだり…様々な選択肢の中から自分に適した道を探ることができる医療科学類は、将来就きたい職業が明確に定まっていなかった私にとって最適な学類でした。

医療科学類には多様なバックグラウンドと興味の幅を持ち、志の高い仲間が在籍しており日々刺激を受けています。そんな仲間と、講義や実習で疑問に思う所があれば協力して解決したり、試験前に集まって知識を共有して理解を深めたりしています。日々切磋琢磨し合える仲間と出会えて感謝しています。また、担任の先生や学類の先生にも恵まれています。学業や将来の不安を担任の先生に相談すると親身に話を聞いてくださり、講義や実習では生徒一人一人の疑問に丁寧に向き合ってくださいます。「大学は学生と先生の距離が遠いのでは」と考える方も多いかと思いますが、学生にしっかりと向き合ってくれる先生方が多い印象です。1人で不安を抱えず、相談できる環境が整っているのも魅力の1つです。

さらに、医療科学類では様々な海外プログラムに参加することができます。私は2年生の2月に「さくらサイエンスプログラム」という、海外の学生と1週間研究をするプログラムに参加しました。計5ヵ国の学生とともに彼らが勉強していることや目指している将来について話し、私の将来の可能性も広げられた良い経験になりました。

臨床検査技師になりたい方、医学研究をしたい方、具体的な進路は決まっていないけれど医学分野に興味がある方…医療科学類は様々な進路の選択肢を提供してくれるはずです。

皆様のご入学を心よりお待ちしております。

保科 大樹さん

医療科学類医療科学主専攻4年生
長野県立伊那北高等学校 出身

みなさんこんにちは。医療科学類医療科学主専攻4年の保科大樹と申します。筑波大学や医療科学類の魅力、特徴についてお伝えしようと思います。

「医療科学類」と聞くと、多くの人がどんなことを勉強しているのか、将来どんな職業に就くことが出来るのかというような疑問を抱くと思います。私自身も入学前は詳しく分からず、今でも質問されるとすぐにはうまく答えられません。それくらい医療に関する知識(生物のことや病気のこと、医療機器のことまで様々)を広く学ぶことが出来ます。臨床検査技師として病院で働くための知識・技術を学ぶ授業が多いですが、その知識をもとに臨床検査技師以外の職業に就く人も多数います。研究を突き詰めて研究者になる人もいれば医薬品・医療機器メーカーなどで働く人もおり、数多くの選択肢から職業を選ぶことが出来ます。「将来医療にかかわる仕事がしたいけれど具体的に何がしたいのか分からない」という人でも様々な分野を学んでいく中で本当に興味がある分野が見つかるので、最適な進路選択が出来ると思います。また、医療科学類は1学年40人弱と人数が少ないので実習などを通して同期みんなと仲良くなれる点も魅力だと思います。試験前に情報を共有しあったり、難しいレポートについて相談しあったりすることも多くあります。

私が3年間筑波大学で過ごしてみて最も感じることは、本当に多様で好きなことに打ち込める環境が整っているということです。私の周りには、部活動で全国トップレベルの実績を持つ人やひたすら研究に打ち込んでいる人、驚くべき経歴を持っている人など本当に様々な人がいるので話していてもすごく楽しいです。自分とは異なる考え方をもった仲間とともに充実した日々を送れると思います。

最後になりますが、このメッセージが筑波大学に進学するきっかけや勉強のモチベーションになっていたら嬉しく思います。みなさんのご入学を心よりお待ちしております。

中本 千香さん

医療科学類国際医療科学主専攻4年生
私立浦和明の星女子高等学校 出身

皆さん、こんにちは。医療科学類国際医療科学主専攻4年の中本千香です。今回は、私が医療科学類を志望した理由や、大学生活の中で得られた貴重な経験についてご紹介したいと思います。

私は医学に興味があったこと、高校時代から実験が好きだったことから、医学研究を深く学びたいという思いで医療科学類への進学を決めました。さらに、日本以外の国にも関心を持っていたため、英語での授業や国際交流プログラムが充実している筑波大学に大きな魅力を感じました。高校生まで海外に行った経験はほとんどなく、英語を使うことにも苦手意識を持っていましたが、それをなくしたいという思いもありました。

3年次には、医療科学類の制度を活用し、春休みにベトナム国家ホーチミン市立University of Scienceで1か月間の短期留学プログラムに参加しました。異なる大学生活や研究環境、文化に触れることで、視野を大きく広げることができました。最初は英会話のみでの大学生活に緊張していましたが、現地の方々や学生との交流を通して、自然と英語を使うことへの抵抗がなくなりました。さらに、留学だけでなく、筑波大学で学ぶ留学生へのサポーター活動にも取り組み、さまざまな国の友人たちと文化を超えた交流を楽しんでいます。これらの経験を通して、勉学だけでなく、人として大切なことも多く学ぶことができました。

また、私は体育会の部活動にも所属し、勉学と部活動の両立にも力を注いできました。忙しい日々の中で、時間管理やチームワークの重要性を実感し、毎日を充実して過ごしています。

このように医療科学類では、医療・研究分野で専門性を深めながら、国際感覚を養い、多様な挑戦を通じて自分自身を成長させることができます。入学前に具体的な将来像が見えていなくても、充実したプログラムが用意されているため、ここでの学びや経験を通して、自分がやりたいことを見つけることができると思います。皆さんとこの素晴らしい環境でお会いできる日を、心より楽しみにしています。

リレーエッセイ