受験生の皆様、こんにちは。医療科学類医療科学主専攻に在籍している髙木です。
本稿では医療科学類の魅力を、在校生の私から少しでも伝えられたらと思い執筆させて頂きます。
私は小学校四年生から高校入学までの5年間、アメリカの現地校に通っていた帰国子女です。そのため将来は国際的に活躍したいという思いが幼い頃からありました。また高校生の頃から生物(特に体内循環)に興味を持ち、大学受験期の私は「海外で働きたい」「医療を学びたい」という二つの漠然とした想いを抱いていました。
そんな私にとって、医療科学類は最適な環境を提供してくれる学部でした。医科学英語論文購読の基礎という授業は、英語論文の読み方(医科学分野で使われる専門用語の学習、論文構造の理解、また情報収集力など)を学べる非常に有意義な授業でした。また卒業研究は日本語のみならず、研究から発表までを英語で行うことも可能です。このように、本学類では英語に触れ合う機会が非常に多いという印象があります。
また臨床検査技師の国家資格を取得し病院就職するという進路もあれば、大学院まで進学し研究を行うなど幅広い進路の選択が可能な点は、まだ明確な進路先が見つけられなかった私にとって非常に魅力的でした。そして在学中の4年間は非常に恵まれた環境で過ごすことができます。講義は優秀な先生方による高度な内容になっており、専門的な知識を深められます。またクラス内では研究活動などに積極的に取り組んでいる向上心の高い学生などに囲まれるため、毎日刺激を受けることができます。
私は受験生の時「医学系の学類は毎日忙しそう…」という不安がありましたが、私自身も含めて、医療科学類には1年生の頃から部活動に所属している学生が多くおり、非常に充実した大学生活を送ることができます。
将来臨床検査技師として働きたい方、研究に没頭したい方、そして医学を学びたいという漠然な気持ちを抱いている方…医療科学類はそんな皆様にとって素晴らしい環境を提供してくれる学部です。
皆様のご入学を心よりお待ちしております。