コーディネーター便り

20年度 19年度

20年度コーディネーター便り

タイトル 日時
フレッシュマンセミナー チーム討論「つくば生活サバイバル」 2008年6月4日(水)、2008年6月11日(水)
第1回日本インタープロフェッショナル教育機関ネットワーク会議 2008年6月29日(土)
第40回日本医学教育学会大会参加 2008年7月25日(金)~
2008年7月26日(土)
専門職連携教育ファシリテーターのためのワークショップ 2008年12月1日(月)

フレッシュマンセミナー チーム討論「つくば生活サバイバル」

日時:2008年6月4日(水)、2008年6月11日(水)

筑波大学では新入生の充実した大学生活のスタートを支援する目的で、クラス担任が担当するフレッシュマンセミナーが実施されています。20年度は、フレッシュマンセミナーで医学・看護・医療科学3学類学生混成の小グループ討論:チーム討論「つくば生活サバイバル」が実施されました。つくばでの生活に関連したテーマ(つくばのゴミ問題、自転車問題、食生活の充実、休日プラン)の中から一つを選択し、5-6名の3学類混成チームで話し合い、グループ発表を行いました。初対面とは思えないほどうちとけ、楽しそうに話し合う学生の姿が印象的でした。

フレッシュマンセミナー チーム討論「つくば生活サバイバル」
チーム討論
フレッシュマンセミナー チーム討論「つくば生活サバイバル」
チーム討論
フレッシュマンセミナー チーム討論「つくば生活サバイバル」
グループ発表
フレッシュマンセミナー チーム討論「つくば生活サバイバル」
グループ発表

第1回日本インタープロフェッショナル教育機関ネットワーク会議

日時:2008年6月29日(土)

「多専攻学生による模擬体験型チーム医療実習」が特色GPに採択されている群馬大学の声掛けにより、チーム医療教育・多職種連携教育において先進的取り組み実績を有する大学(札幌医科大学、筑波大学、埼玉県立大学、東京慈恵会医科大学、慶応大学、千葉大学、神戸大学、群馬大学、北里大学、新潟医療福祉大学)によりネットワークを構築することが提案されました。このネットワークはチーム医療教育・多職種連携教育の発展のための活動を行うもので、平成20年6月29日(土)に、第1回日本インタープロフェッショナル教育機関ネットワーク会議が群馬で開催されました。筑波大学からも医学・看護・医療科学3学類教員および医学教育企画評価室技術職員が出席しました。会議では、日本におけるインタープロフェッショナル教育充実のための意見交換が行われました。専門職連携教育・チーム医療教育の全国的な広がりの大きなパワーが感じられました。

第40回日本医学教育学会大会参加

2008年7月25日(金)~26日(土)

第40回日本医学教育学会大会で“多職種学生合同チーム医療教育プログラム「ケア・コロキウム」の教育効果-第2報-”として、2007年度のケア・コロキウムの報告をポスター発表にて行いました。ケア・コロキウム前後のアンケートで医療関係各職種の理解度やチーム医療の認識に関するスコアが上昇し、「ケア・コロキウムを通して得たもの」の自由記載項目では、他職種の理解、連携の重要性、コミュニケーションの重要性、専門職としての専門性の自覚、全人的ケアの重要性等が挙げられており、ケア・コロキウムを通して、多職種連携・チーム医療に関しての深い学びが得られたことを報告しました。他施設から多くの質問が寄せられ、チーム医療教育の重要性が高まっていることを実感しました。

専門職連携教育ファシリテーターのためのワークショップ 

2008年12月1日(月)

専門職連携教育、チーム医療教育においては、学生の学びを促進するファシリテーターの役割が大変重要です。本学の専門職連携教育の推進・プログラム改善のために、神戸大学より田村由美先生をお迎えし、専門職連携教育ファシリテーターのためのワークショップを実施しました。ワークショップでは、専門職連携教育、ファシリテーターの役割について理解を深めるとともに、医学・看護・医療科学の所属の異なる教員同士の小グループ討論の体験を通して、さまざまな視点があること、異なる意見をグループの意見として一つにまとめる難しさを教員自身が体験し、実践的に学ぶことができました。学生の小グループ討論のファシリテートにすぐに活かせるヒントが得られる大変実践的なセミナーとなりました。

専門職連携教育ファシリテーターのためのワークショップ
専門職連携教育ファシリテーターのためのワークショップ