医学群は医学に関係する学問分野の教育を担当する3つの学類（医学類・医療科学類・看護学類）で構成されます。いずれも病気の予防、診断・治療、看護を目指す医療者と医学研究者の育成を目的としています。医学類では6年間、医療科学類、看護学類では4年間、一般教育から専門分野まで幅広い学問分野にわたって、一貫教育を行います。
医学群
医学類
医学類は、将来優れた臨床医、医学研究者、医学教育者、あるいは保健・医療・福祉行政者として、それぞれの分野でグローバルな活躍をもって社会に奉仕し貢献する医師を養成する学類です。基本的な臨床能力と問題解決能力を備え、高い問題解決能力と良好なコミュニケーション力をもって、患者の立場を配慮した医療の行える人間性豊かな良医を育成しています。海外で教育を受けた学生にも門戸を開き、国際性豊かな人材の養成も行っています。さらに、1年生から希望する研究室での実験に参加することのできる制度を作るなど、医学研究を志す学生も育成しています。卒業すると、学士（医学）と医師国家試験の受験資格が得られ、国家試験に合格すると臨床研修を開始します。2年間の臨床研修後は、専門医を目指す、大学院に入って博士（医学）の取得を目指すなどの進路があります。医学類は、医師としての幅広いキャリアに対応したカリキュラムを備え、社会で広く活躍できる人材を養成しています。
看護学類
看護学類では、卒業後に看護職（看護師、保健師、養護教諭）を目指す、あるいは大学院を経て助産師を目指す、研究者・教育者を目指すなど、保健医療福祉や教育の分野で指導的役割を担い、世界で活躍できる人材を養成しています。
医療科学類
医学・医療の様々な分野で活躍するために必要な医科学の基礎的な知識、技能を修得し、医療人としての使命感と責任感を身に付け、将来、医療の向上と発展に貢献する医科学領域の研究・教育を推進する人材および診断や治療に必要な新たな技術の開発とその実践にかかわって高度専門医療を担う人材を養成します。
| 総合選抜入試で総合学域群に入学し、1年間過ごした後、2年次より医学類・看護学類・医療科学類に移行することも可能です。受け入れには科目履修や人数の制限があるので、詳しくは総合学域群のページをご覧ください。 |
