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筑波大学医学部麻酔科
  
麻酔科について
image筑波大学附属病院麻酔診療グループのホームページにようこそお越し下さいました。この場で皆さんに、麻酔科につい て紹介できることを心から誇りに思います。
筑波大学附属病院麻酔科は、患者様が安心して手術・麻酔を受けられますよう、また研修医が限られた時間の中で、麻酔や救急・集中治療に関する世界標準的な知識や技能を修得できるよう、さらには国際的レベルの研究成果を上げることで、麻酔科学の発展に寄与できるよう、日本全国から参集した優秀な麻酔科専門医から成り立っています。私たちはまた、茨城県内において多くの研修関連病院に麻酔専門医を派遣し、安全な麻酔や急性期医療を提供することを通じ、地域の医療に大きく貢献しています。
筑波大学附属病院では、麻酔診療グループのスタッフは現在13名を数え、それぞれの教官が心臓血管外科や小児先天性心奇形の麻酔、肝移植、小児・新生児外科(小児麻酔症例数は旧国立大学医学部附属病院の中で全国2位)等の麻酔を専門とし、レジデント(研修医)の到達度に合わせて高度で特殊な技能を丁寧に指導しています。全ての教官が日本麻酔科学会認定の専門医資格と医学博士号を有するのみならず、日本集中治療医学会専門医(3名)、日本救急医学会専門医(2名)、日本周術期経食道心エコー認定医(JBPOT、2名)、日本ペインクリニック学会認定医(5名)、アメリカ心臓学会公認ACLSインストラクター(2名)を擁し、高いレベルの診療と学問を両立させています。個々の教官が研修医教育に取り組む姿勢は極めて熱心で、充実したカンファランスやレクチャー(毎週月曜朝のgrand round、火曜~金曜毎朝の英文誌抄読会、毎週水曜夕方のレジデントレクチャー、毎週金曜夕方のcase management conference)を受けることにより、能率よく、系統的に知識を習得できるよう組織されています。
さらに、我々の研修医教育に対する先進的な取組が文部科学省より評価され、平成18年度から優れた麻酔科医育成のための教育・研究補助(地域医療等社会的ニーズに対応した医療人教育支援プログラム:医療人GP)を、平成19年度からは教員の国際化推進プログラム(海外先進教育実践支援:国際化GP)による財政援助受けることになりました。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/18/08/06080409/002.htm
http://www.tsukuba.ac.jp/campus/pdf/061013iryou.pdf
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/04/07040518/002.htm
こうした豊富な教育予算は、今後3年間に医学生や麻酔科研修医教育の質の向上に役立て、広く急性期医療を担い、地域で活躍できる人材育成に活用していきたいと考えています。
筑波大学附属病院における手術件数は、毎年右肩上がりに500件を超える増加を示しており、2012年にはInterventional Radiologyや術中MRI撮影が可能となる高機能手術室8室有する新病棟が完成し、また2019年は旧手術室を改装した6室から成る第2手術室が稼働し始めております。これから専門科を決められる将来性豊かな研修医の皆さん、麻酔科や救急医療に興味がある他科の医師の皆さん、我々は全ての人たちに門戸を開放しております。一人でも多くの方々が筑波大学附属病院麻酔科に興味を抱き、刺激的で生産性豊かな生活を共にすべく、我々の仲間に加わって下さることを期待しております。

筑波大学人間総合科学研究科 
機能制御医学専攻 麻酔・蘇生学 
田中 誠
mtanaka@md.tsukuba.ac.jp
http://tsukuba-accm.cocolog-nifty.com/blog/

Makoto Tanaka, MD
Professor and Chairman
Department of Anesthesiology/Critical Care Medicine
University of Tsukuba Hospital
Tsukuba-city, Ibaraki, JAPAN